• 概要
  • 活動情報 2018年6月01日 更新

クーポンを使った教育支援で、被災地の長期的復興支援を

東日本大震災は、東北の沿岸部に大きな被害をもたらし、その結果、経済的に困窮する家庭の数も増えました。公益社団法人チャンス・フォー・チルドレン(以下CFC)は、そんな経済的な困難を抱える子どもたちに対して、塾や習い事、体験活動などに利用できる学校外教育クーポンを提供しています。
CFC東日本では、東日本大震災で被災した子どもたちを対象にクーポンを提供しています。未来を担う子どもたちの教育の機会を保障して成長を見守ることこそが、長期的な復興支援につながると考えているのです。

CFC仙台事務局の吉岡新さんは「直接の学習支援ではなく、あくまで間接的な支援ですが、子どもたちは学習塾に通ったり、ピアノを習ったり、スポーツに励んだり、民間の教育施設のサービスをクーポンによって受けることができ、幅広い学びを得られるのです」と話します。

ブラザー・シスターによる心のサポートで、モチベーションが向上

CFCが立ち上がったのは、2009年。関西の大学生を中心に、阪神・淡路大震災で被災した子どもたちの支援を契機に立ち上がったNPO法人ブレーンヒューマニティーの中のひとつのプロジェクトとしてでした。
2011年に東日本大震災が起こると、継続的支援のためにプロジェクトは法人化され、被災地の子どもたちのための活動が開始されました。
CFCのサポートがユニークなのは、クーポンの仕組みだけではありません。「ブラザー・シスター」と呼ばれる、大学生ボランティアによる心のサポートがあることも大きな特徴。子どもたちが有効にクーポンを活用できるよう、そして進路や学習の相談に乗るのです。

吉岡さんは「現在は、80名程度の大学生ボランティアがブラザー・シスターを務めてくれています。事前にお子さんの夢や好きなもの、好きなことなどをアンケートで聞いているので、学習・進路のアドバイスができそうで、気が合いそうな大学生と面談ができるようにしています」と。
興味や夢を同じくするブラザー・シスターの存在は、子どもたちの学習意欲を高めるだけでなく、彼らの存在自体が人生の手本となります。そして、ブラザー・シスターのアドバイスは、子どもたちにとっての大きな喜びとなっているのです。

支援を受けられない子どもは延べ6,000人。あなたの支援を待っています

CFC東日本で、支援の対象となるのは、東日本大震災で被災した小学生から高校生。小学生は15万円、中学校1・2年生と高校1・2年生は20万円、中学校3年生と高校3年生には30万円分のクーポンが支給され、2016年度は434名がクーポンを利用し、学習塾や習い事に励みました。吉岡さんは言います。「多くの子どもたちに利用してもらっていますが、落選してしまう子もたくさんいて、まだまだ十分な支援をできているとはいえません」
CFCの活動が知られるようになると、クーポンの申込者も増えました。しかしながら、クーポンの発行は、企業や一般のみなさんからの寄付で成り立っているため、これまで7年間の活動の中で、資金不足によって支援を受けられない子どもの数も延べ6,000人以上に上っています。

ひとりでも多くの子どもが、必要な支援を受けられるよう、みなさまのご協力をお願いします。寄付金は、85%以上が事業費(65%以上がクーポン費、20%がブラザー・シスターの活動費など)、そして残り15%未満が法人の運営費として活用されます。

<インタビュー>CFCのおかげで夢への一歩を踏み出せました!

岩手県釜石市在住でCFCのクーポンで家庭教師と学習塾に通うことができ、この春に岩手医科大学への進学が決まった川畑樹音さん。シスターである永沼美智さんとの月1回の電話面談を心待ちにしていたと話します。「進路の相談以外にも学校の話をしたり、友達には言えないようなことでも、なんでも話せていました。今日、この取材で初めて会ったけど、全然初めてな感じがしないです!」と、少し興奮気味。

永沼さんも「私自身も(宮城県)石巻市で被災して、自分の街が壊れていくのを見てきました。思い出すと怖くて、でも親とか近い大人には言えなくて…。いつしかそういう体験がきっかけで、“誰かの心の居場所になりたい”と思うようになったんです。大学進学で仙台に出てきてCFCにであい、“これこそ、私がやりたかったことだ!”って思って。樹音ちゃんとは、看護師になるっていう将来の夢も一緒だし、毎月の電話で私が元気をいっぱいもらっていました。最近、地元石巻のために働きたいという思いが育ってきたのですが、これも“いつかは地元の釜石に戻って活躍したい”という樹音ちゃんに刺激されたからです」と話してくれました。

「大学入学直前の最後の面談では、永沼さんに直接会って、大学で使っている教科書や、レポートを見せてもらう予定なんです。私はCFCを卒業するけれど、これからも永沼さんとは付き合っていきたい。CFCがあって、本当によかった!」
そう言って笑顔を交わす川畑さんと永沼さんの姿は、とても輝いて見えました。

「子どもの貧困」を知る講演会 毎月東京都内で実施中

毎月、東京都内で子どもの貧困、教育格差やチャンス・フォー・チルドレンの活動内容についての講演会を実施しています。子どもの貧困、教育格差、被災地支援などにご興味のある方は、お気軽にご参加ください。 http://cfc.or.jp/archives/category/event

20代後半~40代のビジネスパーソンから好評をいただいています。

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寄付金の使いみち

【子ども一人当たりのクーポン提供額(年)】
・小学生:15万円
・中学1・2年生、高校1・2年生:20万円
・中学3年生・高校3年生:30万円
※文部科学省「子どもの学習費調査」などを参考に設定しています。

【寄付金使途】
(1)寄付金の85%以上を子どもへの直接的な支援費として使用します。
※65%以上を教育クーポン費(子どもの塾や習い事等の費用)、残り20%未満を大学生ボランティアの研修・面談費、調査研究費など、個別的な支援を行うための費用に使用します。
(2)寄付金の15%未満を管理費として使用します。
※管理を行う職員の人件費や活動を伝えていくための広報費など、子どもたちを間接的に支えるための費用です。

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