• 東日本大震災の直後、被災地の福島からやってきたのが、ラブラドールレトリバーのアリスでした。犬を家族として迎え入れる際に「保護犬」という選択肢が当たり前になる社会を目指して! Photo by Kazumi Kurigami

  • 概要
  • 活動情報 2018年3月22日 更新

より多くの人に保護犬・保護猫の存在、フォスターの必要性を知ってほしい!

こんにちは。クリステル・ヴィ・アンサンブル代表理事滝川クリステルです。私の転機といえる出来事は2005年に起こりました。
当時、私がキャスターを務めていた報道センターでのこと。
山積みの資料のなか、ふと、一冊の雑誌の表紙が目に飛び込んできたのです。
6匹ほどの犬たちを散歩させている、満面の笑みの女性。
胸騒ぎのようなものを覚えたのを今でも覚えています。
手にとり記事を読むと、どの犬も保健所からレスキューされて命がつながった子たちでした。
その女性は小さなシェルターのオーナー。
「シェルターって?」「なぜレスキューされたの?」
その時の私の頭の中は、「?」でいっぱいでした。
でも、女性の笑顔や犬たちの幸せそうな姿の裏側にある現状を知りたい、そして伝えたい。
その一心で、ニュースで取り上げられないだろうかと試行錯誤することに。
そこから私の活動のすべてが始まったのです――。

「ペットの殺処分」。そのあまりの多さに驚きました。
1年間に全国で128,241頭、1日あたり約351頭(2014年度:環境省)。
調べを進めるうちに、たくさんの問題が浮き彫りに。
私にできることは、ただひとつ。

「多くの人が目に見えていなかったことを、誰もが目にするニュースで伝えよう」

そこから取材を重ね、番組スタッフを説得し、私が番組を卒業する直前に3夜連続でその痛ましい現状を報道するに至ったのでした。
殺処分の映像を流したのは、テレビでは初のこと。
志をともにする番組スタッフが、意を決してくれたおかげです。
私たちが心に据えていたのは、今までタブーとされていた現実を伝えることの意義。
殺処分する際に犬たちが入れられる箱を「ドリームボックス」と呼びます。
ですが、その名に反して、犬たちは夢なんて見ることはありません。
二酸化炭素によりおよそ10分もの間、もがき苦しんで死んでいくのです。
毎日、物のようにどんどんと販売され、その半数が毎日、目に見えないところで処分されているというこの現状。

批判は覚悟の上でした。
とはいえ、いったい視聴者の皆さんは何を感じてくれるのか不安でもありました。
その直後、想像を超える多くの方からメールが殺到したのです。
「知らなかった現実を見せてくれてありがとう。感謝しています」
8割の方が賛成、2割の方が反対の声という結果。
それは予想とは真逆の反応でした。

テレビに出ることの力強さをあらためて思い知りました。
その瞬間から、私が表舞台に立つ意味を感じ、自分というフィルターを通して「伝えていきたい」テーマが見つかったのです。
そして、私の本格的なライフワークがスタートしました。

2014年に財団を設立し、2020年までにアニマル・ウェルフェアに則った犬猫殺処分ゼロと生物多様性保全を目指し活動しています。

私たちは、今不足している一時預かりボランティア“フォスター”の育成・連携支援をする「フォスターアカデミー」、より多くの方に“保護犬・保護猫”を引き取るという選択肢を知ってもらうための、「WELCOME PET CAMPAIGN(ウエルカム・ペット・キャンペーン)」などの「啓発活動」を行っています。
皆様のご支援をよろしくお願い致します。

■アニマル・ウェルフェアとは

アニマル・ウェルフェアとは、人間の管理下にある動物が、基本的なニーズを満たして生きる環境を整えること。
その基準として国際的に認められているのが、イギリスで提唱された「5つの自由(Five freedoms)」です。
1. 飢え・渇きからの自由
2. 不快からの自由
3. 痛み・負傷・病気からの自由
4. 本来の行動がとれる自由
5. 恐怖・抑圧からの自由

殺処分をなくすために活動しているボランティアの中で、絶対的に不足しているのがフォスター(Foster)です。フォスターとは保護された犬や猫を一時的に預かるボランティアのこと。犬たちが新しい家族に出会うまでの大切な時間を一緒に過ごすパートナーで、命をつなぐ、大切な役割を担います。私たちは動物保護団体と連携し、フォスターを増やすための学びの場Foster Academy(フォスター・アカデミー)セミナー&説明会を開催しています。
また、Foster Academy~Basic講座~では、フォスターになれるレベルの知識が習得でき、動物に関わる他のボランティアを行うことや、愛 犬・愛猫と暮らしていくことのレベルアップにもつながります。今後は既にフォスターをされている方向けのAdvance講座も開設予定です。
また、このプロジェクトがフォスターを増やすことで、団体間の垣根を越えて動物保護活動を展開する事が可能になっていくのです。

少額からでも毎月の継続的なご寄付を頂けますと大きな支えになります。
毎月100円をご支援
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メールマガジン配信をご希望の方

当財団のメールマガジン配信をご希望の方は、下記アドレスに件名・本文は入力せずにそのままメールを送信してください。
空メールを送信されますと、後日登録完了ご案内メールを返信いたします。
info@christelfoundation.org

2020年までにアニマル・ウェルフェアに則った犬猫殺処分ゼロを目指します

日本全国での犬猫の殺処分数は、2013年度では1年間で約12万8千頭でしたが、2016年度には約5万6千頭と減少傾向にあります。しかし依然として、一日当たり約153頭もの犬と猫が殺処分されています。(環境省調べ)
殺処分されている犬猫のうち、猫はその8割以上と多数になっていますが、そのうち6割以上の29,654頭がまだ離乳していない幼齢猫になっています。

自力で体温調節や排せつができない子猫を母猫の代わりになって育てるには、数時間おきにミルクを与え、体調の変化を見守るなど付きっきりで世話をしなければなりません。

私たちは猫が置かれた環境を改善することが必要であると考え、獣医師としての知見を日頃からくださる公益社団法人 日本動物病院協会(JAHA)様にご協力いただき、各地の地方自治体や保護団体の皆さんと連携しながら不幸な子猫を幸せな成猫にする「猫との幸せな共生プロジェクト」に取り組んでいます。

昨年度は、飼い主のいない子猫を生後3カ月齢まで動物病院が、生後6カ月齢まではキトンシッターボランティアさんが愛情をこめて育てた後、その猫の一生を大切にしていただける新しい飼い主様へと命をつなぐ「子猫リレー事業」の助成として、この活動を行う公益社団法人大阪市獣医師会様へ、100万円を寄付しました。

その他にも、2020年までにアニマル・ウェルフェアに則った犬猫殺処分ゼロを目指し、今不足している一時預かりボランティア“フォスター”の育成・連携支援をする「フォスターアカデミー」、より多くの方に“保護犬・保護猫”を引き取る選択肢を知ってもらうための、「WELCOME PET CAMPAIGN(ウエルカム・ペット・キャンペーン)」などの「啓発活動」を行っています。

無事成猫になり新しい家族へと譲渡された猫たち

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寄付金の使いみち

皆様からのご寄付は、2020年までにアニマル・ウェルフェアに則った殺処分ゼロを目標に「活動団体支援」「フォスターの育成・連携支援」「啓発活動」に使わせていただきます。
活動の詳細は、随時ホームページにてご報告させていただきます。
http://www.christelfoundation.org/