寄付の受付は終了しました。
合計で873,549円のご支援をいただきました。多くのご支援、ありがとうございました。

新型コロナウイルス感染拡大によるバングラデシュ緊急食糧支援!(ESAアジア教育支援の会)

寄付受付開始日:2020/05/15

  • 領収書あり
[ 新型コロナウイルス感染拡大によるバングラデシュ緊急食糧支援!(ESAアジア教育支援の会)]の画像
バングラデシュのゴワバリ村にて

特定非営利活動法人ESAアジア教育支援の会

プロジェクト概要

更新日:2021/05/18

バングラデシュの特に食糧支援が届かない少数民族の村、都市部から離れた過疎地域の人々に、生きるのに最低限必要な食糧品を配布します。

ESAアジア教育支援の会は、5月1日より支援先の中でも特に困窮を極めているバングラデシュのシレット郊外とチッタゴン郊外の村に緊急食糧支援を開始します。最低限の食糧品(米、豆、小麦粉、オイル)を生徒たちの家庭に配布するための資金が必要です。
日本も大変な状況の中で、このようなお願いをするのは心苦しいのですが、ほんの少しだけ、飢えに苦しむ子どもたちにお気持ちを分けていただければ幸いです。

貧困ラインの1日1.9ドル以下の生活を強いられている人々に、ロックダウンはさらなる貧困をもたらしている。
日雇い労働者の家庭は収入がなくなり、途方に暮れている。(チャーラキア村)

新型コロナウイルスの感染はバングラデシュ国内でも拡大しており、その状況は日に日に悪化しています。バングラデシュ国内のコロナ感染者は12,425人(5月8日現在 WHOの発表)と報道されていますが、実際はもっと深刻との見方が大半です。もともと医療インフラが整っておらず、入院病床も極めて限られた数しかなく、医療従事者を感染から守るマスクや手袋、防護服なども確保されていないことから、治療をボイコットする医療従事者も出てきています。

新型コロナウイルスが社会経済基盤の脆弱(ぜいじゃく)な国に与えるインパクトは想像以上です。もともとバングラデシュの主要産業は衣料産業で、縫製工場では何万人もの雇用を創出していました。しかし世界全体で物流がストップしてしまっている今、これらの経済の支えがなくなってしまい、大変厳しい状況です。

チッタゴン郊外の村ではジョナキ小学校に関わるユースボランティアが主力となって食糧支援を始めている。

3月中旬から始まった都市封鎖の影響を最初に受けたのはリキシャやCNGの運転手、工事現場などの日雇い労働者です。ロックダウンで職を失い、その日の食事すら手に入れられない状況です。

しかし次第に安定した職に就いていた中間層も事前通知なしに解雇、さらに休業手当もなく、影響が及んできています。ESAチッタゴンユニットコーディネーターによると4月4週目には、農家以外の人が失業したとの情報もあり、その数は国民全体の80%に及び、低所得者層のみならず中間層ですら苦しい生活状況となっているとのことです。

食糧支援を5月より開始し、8月まで行う予定。
家には机も電気もないが、子どもたちは勉強離れしないよう学校が休校中に課題をこなしている。

ジョナキ小学校周辺の村人も失業し困窮しています。農家がわずかな野菜を周辺の人々に配って、何とか食いつないでいます。現地の学生ボランティアグループJonaki’r Aloのメンバーは真っ先に自分たちで寄付を募り、生活苦にある人々への食糧配布を開始しました。しかしロックダウン3週目辺りから、寄付者自体の生活も危うくなり、現状国内での募金活動は不可能、ジョナキ小学校の生徒たちに食糧を配布する前に資金が尽きてしまいました。

ゴワバリ村の風景

もう一つの支援先、シレット郊外のゴワバリ村はお父さんが出稼ぎに行けなくなり小さな村には食糧が底をつき始めています。学校給食が子どもたちの栄養源でしたが、休校中のため子どもたちもおなかをすかせたまま、どうすることもできずにいます。

一日も早く収束し、子どもたちの明るい笑顔が戻ってくることを願っている。

ESAでは食糧支援を継続し、学校再開後には栄養改善のための給食支援に力を注ぎます。そして同時に、いまだめどが立たない学校の再開に向けての準備に力を注ぐことで、1年近く失われてしまった教育の場である学校を安全に再スタートさせたいと考えています。

長いブランクで使われていなかった教室の整備、徹底的な消毒、そして子どもたちの健康を守るための保健室設備の充実やマスク着用や手洗いの設備を整えます。こどもたちには、精製教育を徹底し、絶対学校で感染者を出さないための対策を講じます。

公式ブログ

■領収書の発行について
・2020年5月25日(月)17時半以降の新規ご寄付分より、領収書の発行が可能です。
・1回3,000円以上のクレジットカードによるご寄付で、領収書の発行を希望して寄付された方に、領収書を発行いたします。
・手続き完了後の発行や再発行はできません。
・領収書の日付は、お客様の寄付手続き日ではなく、ヤフー株式会社から当団体への入金が完了した日(原則として寄付手続き日の翌月末日頃)です。

詳しくはヘルプページをご参照ください。

領収書に関するお問い合わせは、下記までご連絡ください。

<お問い合わせ先>
特定非営利活動法人ESAアジア教育支援の会・Yahoo!ネット募金係
電話:03-5497-2261(月、水、金曜日:10:00~17:00)
E-mail: info@esajapan.org

募金受付期間延長のお知らせ
支援先からは今後食糧支援だけではなく、学校再開後の消毒やマスクなどの衛生用品類の購入費や栄養不足になっている子どもたちへの給食の内容改善や回数を増やすなどの要望が届いているため、募金受付期間を延長いたします。(11月5日更新)

寄付金の使いみち

皆さまからのご寄付は、私たちの支援先であるバングラデシュとインドの生活の手立てを失った村の人々への食糧支援、給食支援とともに学校の再開に向けた学校の消毒衛生設備の充実に活用いたします。

<内容>
バングラデシュとインドでも新型コロナウイルスの感染が急速に広まっています。しかし、彼らにとって怖いのは医療崩壊よりもロックダウンによる失業、貧困、飢餓……。特に誰も手を差し伸べてくれない少数民族の村、都市部から離れた過疎地域は日を追うごとに状況が悪化しています。

ESAアジア教育支援の会は支援地の中でも特に困窮を極めているバングラデシュの2つの村で5月から開始した緊急食糧支援を継続するとともに学校の再開に向けての準備を始めます。最低限の食糧品(米、豆、小麦粉、オイル)を生徒たちの家庭に配布するための資金および、学校での感染予防のための教室の殺菌消毒機器、マスクや手指の消毒液、石鹸(せっけん)、体温計などの提供のための資金が必要です。

日本も大変な状況の中で、このようなお願いをするのは心苦しいのですが、ほんの少しだけ、子どもたちが安全に学校に戻り、勉強を続けることができるようにお力をお貸しください。

1,200円あれば、1家族半月~1カ月の食糧品を提供できます。
500円あれば子ども2人に布マスク2枚と石鹸(せっけん)2個を提供できます。

#新型コロナウイルス緊急支援
#新型コロナウイルス支援_子ども
#新型コロナウイルス支援_海外

活動情報

更新日:2021/05/18

<ご協力への御礼>
「国の支援も届かない私たちを見捨てずに食べ物を届けてくれて、本当にありがとうございました。」支援先の村人からは深い感謝が伝えられました。

日本も非常事態の中ですが多くの方が募金にご協力くださったおかげで、バングラデシュやインドの村人への食糧支援や衛生支援を行うことができました。引き続きいただきましたご寄付は食糧支援の他、衛生支援や学校再開後の子どもたちの栄養補助のための給食支援に活用させていただきます。ご協力くださった皆様、誠にありがとうございました。

<活動報告>
昨年3月から5月までバングラデシュやインドではロックダウンにより全ての経済活動が停止してしまったことから、社会の中で最も弱い立場にある日雇い労働者たちが働く場を失いました。

支援地の中で唯一、紅茶農園だけは稼働し続けたため、茶農園で働く母親は収入を得られましたが、父親は失業し家庭の収入が半減しました。子どもたちの家族は生活に困窮し、コロナにかかる方が飢え死にするよりもまだ良いと考えるほどでした。皆様のご協力により2020年には下記のような支援を実施いたしました。

<緊急食糧支援内容>
・バングラデシュ
チッタゴン:300世帯×2回、米18キロ 、ジャガイモ7キロ
シレット :202世帯×3回、米10キロ、ジャガイモ7キロ、その他、豆、タマネギ、サラダ油、塩
インド:トリッチー300世帯×1回 米10キロ

<除菌、消毒用品の提供>
・バングラデシュ  
チッタゴン:マスク、消毒用品、消毒剤、非接触型体温計など
シレット:マスク、石けん(全生徒に配布)
ダッカ:マスク、消毒用品、消毒剤、非接触型体温計、血圧計など
・インド
ダージリン:保健室のベッドなどの設備、薬、消毒用品、消毒剤
トリッチー:消毒用品、消毒剤

困窮した村人への食糧配布(南インド)
食糧支援(バングラデシュ)

支援先のバングラデシュやインドでは、昨年3月よりすべての教育機関は休校状態に入り、非常事態宣言解除後も感染拡大を懸念した政府はすべての授業をオンラインに切り替えるよう、すべての教育機関に通達を出しました。しかし、支援先の子どもたちはインターネットやスマートフォンなどを利用できる環境にありません。

インドの村ではオンライン環境のある生徒や先生の家に集まって授業を受けていますが、それにも限界があります。皆に平等に与えられるべき教育ですが、オンライン授業によって教育格差がさらに広がってしまいました。

新型コロナウイルスの支援先の子どもたちへの影響はさまざまな形で現れています。教科の学習だけでなく、規則正しい生活習慣やモラルを習得する場所である学校が休校となり、オンライン授業が続いた結果、さまざまな弊害が報告されています。親が仕事で不在の間、スマホで自由に検索し娯楽や有害サイトにはまってしまったり、学習意欲を失い怠惰な生活に陥ってしまった生徒もいるそうです。

教師や年長者への敬意を失い、自暴自棄になったり、反抗的な態度も見受けられます。学校再開後はこういった課題への対処から取りかからなければなりません。

また一方で、学校の果たす大切な役割にも気づかされました。小さな村に政府の支援が届かない状況で、人々の物心両面の救済の中心的役割を果たしたのもESAの学校です。感染拡大初期にはコロナの恐ろしさを伝え、感染予防対策を教えた保護者会、孤立する子どもたちを励ました教材配布や家庭訪問。食糧難に陥った人々への食糧配布。

先の見えない不安でくじけそうになっている人々に寄り添う役割も学校が担ったのです。子どもたちが知識を得る場所であると同時にコミュニティーの中心として、学校は村人に手を差し伸べる頼りがいのある存在でした。コロナ禍で学校の果たす役割がどれほど大きかったかに改めて気づかされました。

子どもたちへの衛生指導(バングラデシュ)
コロナ禍でのさまざまな課題について保護者会を開いて説明(インド)
ロックダウン中、ネット環境がないため先生の自宅でオンライン授業を受ける生徒(インド)

※当募金ページに記載の内容については、プロジェクトオーナーが責任を負っており、LINEヤフー株式会社が責任を負うものではありません。詳しくは免責事項をご覧ください。
※本ページの「プロジェクト概要」「活動情報」「寄付金の使いみち」に掲載のリンクは、外部サイトに移動します。

寄付総額
873,549
目標金額
1,500,000
達成率58%
寄付人数
867

※寄付をするには Yahoo! JAPAN IDの取得(無料)が必要です。

  • Vポイント
    Vポイントを使って1ポイントから寄付できます。
Yahoo!ウォレット
クレジットカードで100円から寄付できます。

プロジェクトオーナー

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特定非営利活動法人ESAアジア教育支援の会

「教育こそが子どもの未来への道」
ESAはバングラデシュとインドで教育支援を行っている認定NPO法人です。教育を受ける機会に恵まれない社会の底辺に生きる子どもが1人でも多く学校に通えるよう支援しています。

この団体に関連するプロジェクトはこちら

領収書発行について

このプロジェクトでは1回3,000円以上の寄付から領収書の発行が可能です。
※クレジットカードでの寄付に限ります。詳しくはヘルプページをご参照ください。

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