• バングラデシュ・ダッカの「子どもの家」(ボトムリーホーム)で育った子どもたち。10年生になるとホームを出て自立しなければなりません。

  • 概要
  • 活動情報 2019年6月26日 更新

2018年度の事業運営に必要な募金額は、皆さまのご支援のおかげで達成することができましたが、今後も継続的に上級生支援を行うため、年間20万円程度が必要となります。
引き続き皆さまのご支援をお願いいたします。

彼女たちの将来に選択肢を持たせてあげてください。
ESAが支援するダッカにあるボトムリーホームは、身寄りのない子どもたち150人が生活する養護施設です。

イスラム教が国民の大半を占めるバングラデシュで、少数派のカトリックの家庭に生まれ、孤児となってしまった子どもたちは、何十キロも離れた村から庇護を求め、この施設に引き取られ、中学卒業(10年生)まで共同生活を送っています。

学校教育を受けながら、ホームで補習授業を受け、手芸や園芸、歌や舞踏なども習っています。家族と共に生活しているように豊かに愛情を注がれ、子どもたちは次第に自信を持ち、明るく成長していきます。

心に傷を負った子どもも多いが、子どもたちの満面の笑顔はそれを感じさせないぐらい明るい。

しかし、10年生を終えるとホームを出て自力で生活をしていかなければなりません。子どもたちが自らの足で立ち、教師や看護師などの職を目指すには、高校の卒業資格が必須となりますが、彼女たち自身で高校の学費を捻出するのは大変なことです。

「働くためにもっと学びたい」という彼女たちの想いがここで止まることなく、一人の大人として社会生活が送れるように、身寄りのない彼女たちが2年間高校で学び、卒業できるように、どうか多くの方のご支援をお願いいたします。

毎日5時間の補習授業。少数民族出身者が多く、国の言葉であるベンガル語が外国語であったりするため、語学の学習には苦労している。
施設でたくさんのことを学び習得している子どもたちの未来が切り開かれることを切に願っている。

このホームを巣立ち、高校教育を受けている女の子をご紹介します。

「私はサルナモティです。ボトムリーホームで育ちました。今はシスターになるために修道会の寮で生活しています。そしてモヒラカレッジで高校卒業資格を取るために勉強をしています。
時々自分の子どもの頃のことを思い出します。母は私が幼い頃に亡くなり、父は私を残し家を出て新しい家族を作ってしまいました。他に頼れる親族もなく病気の祖父の面倒を見るのが私の毎日で、不安な生活でした。
でも神様は私にたくさんのお恵みをくださり、日本の皆さんが私にしてくださったように、貧しい人々に奉仕できるようシスターとなる道を選びました。毎週金曜日に私はボトムリーホームに行き、後輩たちに道徳を教えていますが、熱心に話を聞いてくれる子どもたちといると、自分が孤児であることを忘れて幸せな気持ちで満たされます。
勉強を続けられるようご支援くださっている日本の皆さんの優しさは、私にとって大きな愛の贈り物です」

ボトムリーホームを卒業し、シスターになるために高校卒業を目指しているサルナモティ。
週一でボトムリーホームに通い、子どもたちに道徳について教えているサルナモティ。この時間が自分が孤児だったことを忘れさせてくれる。

サルモナティのように高校卒業までの上級生支援を受けた子どもたちは、育ったホームでチューター(講師)のボランティアをします。
自分たちと同じ境遇の子どもたちに勉強を教える事で、これまで自分たちが受けた支援に恩返ししたい、と自ら後輩の指導にあたっています。

上級生支援を受けた子どもたちは育ったホームで自発的に後輩たちの補習指導をし、支援の恩返しをしています。

現在支援をお願いしているプロジェクト

ダッカにある養護施設・ボトムリーホームで育ち10年生までの勉強を終え巣立った子どもたちが、夢を断念することなく、自由に将来の道を選択することができる手助けとして、12年生までの教育を受けられるようご支援をお願いいたします。

【2019年度上級生支援を希望している10年生4人を紹介】
成績優秀ですが貧しさのため上級教育を受けることが難しい子どもたちです。彼女たちが高校を卒業し、仕事を持てるようになれば家族を支えることができます。

・サンギタ・エリザベス・コスタ
将来の夢は看護師。彼女は5人兄弟で、父親は亡くなり、母親が家事手伝いをして働いていますが、精神的な病にかかってしまいました。

・ロティ・マリア・パリフィケーション
将来の夢は看護師。4人兄弟で、父は死去、母は高齢で病を抱えています。

・モホナ・ダルバト
将来の夢は海軍に入ること。父親は死去、母親が家事手伝いをしながらほそぼそと暮らしています。

・プロッガ・シシリア・クルーズ
将来の夢は英語の先生。父親が働き、わずかな収入を得ていますが非常に貧しいです。2人姉妹でお姉さんもホームで育ち、現在上級生支援を受け12年生で勉強しています。

前回のプロジェクト

多くの方のご協力により2018年の一年間で目標額30万円を上回るご寄付をいただき、上級生支援とボトムリーホームの教育支援に充てさせていただきました。
改めて、心からお礼申し上げます。

寄付金の使いみち

皆さまからのご支援は、私たちの支援先であるバングラデシュ・ダッカのボトムリーホームを卒業した子どもたちの上級教育支援のために活用いたします。

<内容>
イスラム教が国民の大半を占めるバングラデシュで唯一のカトリックの家庭に生まれ、孤児となってしまった子どもたちが、何十キロも離れた村から養護施設であるボトムリーホームに庇護を求め、そこで中学卒業まで生活します。
その後は施設を出て自立の道を歩まなければなりません。教師や看護師などの自立への道を目指すには、高校の卒業資格が必要ですが、彼女たち自身で学費を捻出することは非常に難しい状況です。

身寄りのない彼女たちの高校進学を応援してください。