概要

沖縄における遺骨収集での集合写真

先の大戦において国内外の激戦地等で亡くなられた方々は240万人にものぼります。戦後70年を迎える本年までで、およそ127万人分の遺骨が日本へと帰還していますが、約半数の遺骨が今も尚、現地に取り残されています。これまで戦友の方やご遺族をはじめ、我々の活動にご理解をいただけた方々に支えられ活動を続けて参りましたが、戦後70年を経たいま支援者は大きく減り、活動継続が危ぶまれています。残された遺骨を収集するためには、皆さまのご支援が不可欠です。
我々「JYMA日本青年遺骨収集団」は、昭和42年に前身となる「学生慰霊団」が発足し、昭和46年には遺骨収集にも取り組むべく「日本青年遺骨収集団」と改称し、現在に至るまで学生主体による慰霊・遺骨収集に取り組んでおります。
政府・厚生労働省の主催の遺骨収集派遣に人員を派遣しているほか、当法人独自の自主調査派遣も行っており、これまでに388次に渡ってのべ1,855人の青年有志を送りだし、162,223人分の遺骨帰還に携わって参りました。(※)慰霊のもう一つの柱である慰霊碑巡拝・保全活動も結団当初から行っております。近年では戦友・遺族の高齢化により維持が困難になりつつある慰霊碑の補修費用確保のため、戦史に関する知識を検定し、検定料収入を慰霊碑の補修管理費に充てる「戦史検定」事業が学生より発案され、平成22年度から実施しています。

また、慰霊事業を行うには地元住民の理解と協力が不可欠であるとの認識の下、団体設立当初から国際親善・交流に力を注いでおり、マリアナ諸島における高校生ホームステイプログラム、フィリピン共和国ルソン島、ミンダナオ島の就学困難者への奨学金支給プログラムをはじめ交流事業・民生支援事業等にも力を注いでいます。近年では国内外での災害被災者支援にも手を広げ、平成23年の東北津波被災地での炊き出し、復興支援活動、26年の広島土砂崩れ被災地における救援活動を行った他、平成25年10月の台風30号で多大な被害を蒙ったフィリピン・レイテ島における植林・交流事業等、幅広く活動しております。

上述のように遺骨収集をメインとした幅広い活動を展開しておりますが、我々の活動を支援して下さっている方々は年々減り続けております。戦後70年を迎える本年、政府主体による遺骨収集の本格化が見込まれてますが、我々も学生主体のいち民間団体として、可能な限りの遺骨収集を継続しなければなりません。当法人の活動に御賛同いただけれる方は、是非ともご支援のほど、伏してお願い申し上げます。
※平成26年度分まで

寄付金の使いみち

収容活動中の様子
収容活動中の様子

皆様からのご篤志は以下の通りに活用させていただきます。

○海外に未だ放置されたままの遺骨の収容諸経費
○遺骨情報を収集するための渡航費・諸経費
○国際協力・現地友好親善活動に係る諸経費
○日本における広報活動費