寄付の受付は終了しました。
合計で853,193円のご支援をいただきました。多くのご支援、ありがとうございました。

宮城県石巻市で、被災者の孤独死を防ぎたい!

寄付受付開始日:2017/01/16

  • 領収書なし
[宮城県石巻市で、被災者の孤独死を防ぎたい!]の画像
仮設住宅の集会所で住民さんのお話を傾聴する当団体スタッフ

石巻復興支援ネットワーク

プロジェクト概要

更新日:2019/08/29

【Yahoo!ネット募金からのお知らせ】
本プロジェクトは、現在、活動状況の確認中のため、一時的に寄付の受付を停止しています。活動状況の確認が取れ次第、寄付受付の再開の有無を検討します。(2019年8月29日)


仮設住宅や復興公営住宅では、今こそコミュニティーづくりの支援が必要です!

東日本大震災後、石巻の被災者は、避難所から仮設住宅、復興公営住宅へと抽選結果をもとにした引っ越しを重ねており(平均2.69回)、そのたびに自分の属していたコミュニティーから離れることを余儀なくされています。

そのため、子育て世代の母親に悩みを共有する知人が居ないことや、仮設住宅や復興公営住宅に住む独居の住民の孤立が懸念されており、復興公営住宅では既に孤独死も起きています。引越し先の復興公営住宅でのコミュニティー形成が喫緊の課題となっています。

これらの課題に対して、私たちは石巻市内の仮設住宅団地および復興公営住宅の集会所にて、コミュニティー形成と住民の生きがい創出のために以下の活動を展開しています。

(1)仮設住宅および復興公営住宅でのサロン活動など(お茶会、セラピー、フラワーアレンジメント、書道、クラフトバンド教室など)の実施。
(2)仮設住宅および復興公営住宅での住民のサークル活動のサポート。
(3)復興公営住宅や仮設住宅での周辺住民を巻き込んだ交流会の実施。
(4)仮設住宅および復興公営住宅の住民を対象にしたイベント開催等を通して支援したいという外部からのニーズと、住民ニーズとをマッチングし、イベントの企画、運営、広報をコーディネートする。

仮設住宅集会所での「お茶っこ」の様子

これらの活動により、以下のような成果が得られることを期待しています。
●サロン活動の実施により、外出の機会をつくり、住民の体調不良や心の問題へのリスクが低減される。
●共通の趣味を分かち合える場を用意することで、人間関係をつくり、住民の孤立を防ぎ、孤独死の防止につなげられる。
●住民それぞれができることに合わせた出番を用意することにつながり、彼ら彼女らの生きがいづくりにつながる。

サロン活動では、クラフトバンド工作や絵手紙、お茶会、セラピー、フラワーアレンジメント、書道などを行っています。
やっぺす隊スタッフと、あけぼの北復興公営住宅の住民のみなさん

Yahoo!基金は、本募金のプロジェクトを支援しています。

本募金は、Yahoo!基金2016年度助成プログラムの一環※1で開始されました。
※1 Yahoo!基金2016年度助成プログラムのテーマは「知らせる、つなげる」。Yahoo!基金は、本募金を通じて「活動団体が取り組む社会課題を広くお伝えし、その活動の支援者を増やすこと」を応援しています。

寄付金の使いみち

皆様からの善意は、やっぺす隊の仮設住宅および復興公営住宅での持続的なコミュニティづくりの活動全般に、大切に活用させていただきます。

例)サロン活動に使用する備品消耗品。サロン活動の材料や講師謝金、交通費など。

●活動報告
http://yappesu.jp/news/

活動情報

更新日:2019/08/29

やっぺす隊のこれまでの活動

◆やっぺす隊がやってくる!
当団体は2011年8月、石巻に仮設住宅が建ち始めた頃より、仮設住宅、主に開成1~14団地、南境7団地の集会所にて、月に10-15回程度実施するサロン活動を通じて、コミュニティ形成の支援を行っています。
発災から5年の間に、多くの市外、県外から来た支援団体は支援を終了し、石巻を離れていきましたが、私たちはここが地元です。最後のひとりが仮設住宅から引っ越す日まで、住民のみなさんに寄り添い続けることを約束し、活動を続けています。
 これまでで、計716回のサロン活動を実施、のべ8,000名以上の仮設住宅およびその周辺地域の住民がサロン活動に参加しており、活動から5つのサークルが独立しています。
2016年からは復興公営住宅でも同様の活動をスタートしました。
http://yappesu.jp/activities/temporary/

仮設住宅集会所での絵手紙教室の様子

◆やっぺす文化祭&絵手紙展
年に一度、秋には「やっぺす文化祭」と称して、仮設住宅の住民のみなさんのサロン活動での作品を披露する発表会を行います。今年も2016年10月29日(土)、開成ささえあい拠点センターで開催し、60人以上の方の来場がありました。
仮設住宅に住む住民さんをはじめ、自宅を再建した方や復興公営住宅に転居された皆さんも集まり、話に花が咲き、さながら同窓会のようで懐かしくもあり、うれしくもあり、ステキな1日でした。私たちの活動がみなさんのつながりを作ることに貢献できているのがわかりました。
http://yappesu.jp/news/2016/11/15083/

やっぺす文化祭での「クラフトバンド作品」の展示

◆やっぺす市民農園での収穫祭
仮設住宅で孤独死する確率が高いのは女性より男性です。私たちは、男性たちが参加しやすい活動として、2012年から仮設住宅近くに土地を借り、市民農園を運営しています。
農園の指導は近くの農家さんにお願いし、地域の方にも協力いただき、住民主体で運営してもらっています。毎年10月頃には収穫祭を行っており、今年も10月23日(日)、石巻開成仮設住宅団地の近くの公園「わんぱーく」で開催しました。仮設住宅周辺に住む子どもたちも含め、70名以上の方が参加してくれました。
http://yappesu.jp/news/2016/11/15085/

仮設住宅周辺に住むご家族や子どもたちも参加してくれました。

◆仮設住宅と復興公営住宅の住民さんと一緒にバスツアー
先日は、仮設住宅にお住まいの方や復興公営住宅などへ転居された方たちと一緒に泉ヶ岳にある“スパ泉ヶ岳”に日帰り旅行に行ってきました。寒くなり、日頃なかなか外へ出る機会がない仮設の住民さんたちにとって、久しぶりに心も身体も温まる機会をお届けすることができました。また、仮設住宅から引っ越された久しぶりのお友達とも会えたようで、みなさん再会を喜び、旧交を温めていらっしゃいました。
http://yappesu.jp/news/2016/12/15332/

日帰り温泉バスツアーで、仮設の住民さんたちも日頃の疲れを癒しました。

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寄付総額
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プロジェクトオーナー

石巻復興支援ネットワーク
当団体は、石巻市で地元PTAの母親たちが中心となり、子どもの環境教育、子育て相談会などを運営していた「環境と子どもを考える会」が母体です。東日本大震災ではほとんどのスタッフが被災しましたが、「被災者をNPOとつないで支える合同プロジェクト(つなプロ)」の避難所ニーズ調査に現地案内役として協力したことがきっかけとなり、2011年5月に「つなプロ」と合同で団体を設立しました。愛称の「やっぺす」とは石巻の方言で「一緒にやりましょう」の意味です。支援する側/される側の分け隔てなく、ともに歩んでいこうという思いからそう名乗っています。仮設住宅での支援開始(2011年8月、石巻市に仮設住宅が建てられた当初)から「やっぺす隊」と名乗り、仮設住宅を回って活動してきました。被災した地元の私たちだからこそ分かる気持ち、できることがあると信じ、今も活動を続けています。
この団体に関連するプロジェクトはこちら

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