寄付受付開始日:2014/11/21
更新日:2024/11/21
チャリティーサンタでは、2008年から述べ1万人以上の子どもに活動を届けてきた中で、「クリスマスの思い出がない」という家庭があることに気がつきました。
さらに独自調査により、経済的に厳しいひとり親家庭や、時間的・精神的に余裕のない家庭にそういう子どもが多いことがわかってきたことから、それらのご家庭に、暗い夜道を真っ赤なお鼻で照らしてサンタを送り届け、たくさんの思いやりの気持ちを子どもたちの元へ届けてくれることを願い、童話「赤い鼻のトナカイ」の名前“ルドルフ”から名前をもらって「ルドルフ基金」を設立しました。
「ルドルフ基金プロジェクト」は、厳しい環境の中にある子どもたち(生活困窮家庭、病気を抱える家庭、被災家庭の子どもたち)へさまざまな体験や思い出を届ける取り組みです。
2015年度より本格的にスタートし、全国で活動を行い、さまざまな環境にいる子どもたちへ思い出を届けることができました。
クリスマスにサンタクロースを
インターホンがなって、画面を見たときの娘の驚く顔が忘れられません。娘は、とてもシャイで、当日は自分からサンタさんにお話ができず、問いかけられてもうまく話せませんでしたが、母親の私からみると、内心とても喜んでいました。あとから話を聞いたところ、恥ずかしくて緊張していたそうです。
サンタさんは、反応のない娘に困ったと思うのですが、たくさん笑顔で話しかけてくれて、嬉しかったです。表現下手ですが、家族だけになったら、「サンタさんすごかったねー‼」「なんでスイミングのこと知っとるんやろ」と多弁に話し、(プレゼントとしてもらった)絵本を抱きしめていました。
翌日も、会った友達に、いただいた絵本の話をして、とてもいいお話でいい絵本をくれたと伝えていました。また、サンタさんに応援してもらったスイミングのテストも、翌日一発合格できました! サンタさん効果、抜群です。
子ども支援団体との連携
また、支部のないエリアや遠隔地でカバーできない場所には、その地域で活動している子ども支援団体と連携することで、より多くのご家庭へプレゼントとサンタさんとの思い出をプレゼントできるようになりました。
当日は、お寺で開催した博物館ワークショップに合わせて本をプレゼントしました。
「まつぼっくりってなんだろう」というテーマで、松の生態などを説明し、観察したあと、まつぼっくりツリーを工作し、乾燥させている間に本のコーナーへ。
お寺にサンタさんがきて置いて行ってくれた、ということにして、自分で本を選べるようにしました。選んでくれた本はその場で簡単にラッピングし、特別感を出しました。胸に抱えてうれしそうに帰っていく様子を見て、私たちも本当にこのプロジェクトに参加してよかったと思いました。
どんな環境におかれていても、一人でも多くの子どもたちにサンタクロースとの「特別な思い出」を届けたい。
そして「サンタさんが見てくれているから、頑張ろう!」と思う子どもを増やしたい。
子どもたちにとって一年で一番特別な日であるクリスマスイブの夜に、その子の心の支えになれるような「特別な思い出」を届けるため、ぜひご協力をお願いいたします。
本ページで集まった募金は、プレゼント費用およびプロジェクト実施費用として使用させていただきます。
あなたの募金で、サンタクロースを届けてみませんか?
更新日:2024/11/21
活動報告(PDF)
ルドルフ基金では、例年のクリスマスの支援に加えて子どもたちの特別な1日である「お誕生日」の支援や、長期休みなどで体験格差が出やすい時期に「体験の支援」を行っています。
クリスマスを起点としながら、年間を通じて、子ども時代のかけがえのない「必要な思い出」を今後も支援していきます。
<届けたご家庭の声>
■クリスマス支援から
今貯金がなく、クリスマス、お正月、子供の誕生日が続くのにあまり何もしてあげられないと思い、応募しました。やりたいことを話してくれても、また今度、今日はだめだよと答えることが最近多くなりました。
自分がもっと仕事ができたり、お金を稼ごうと気力があれば、もっと頑張れるのに、疲れてしまって元気がでません。早く元気が戻ってくるように、1日1日を少しでも楽しく過ごしていきたいと思います。
■誕生日支援から
仕事を掛け持ちして働いてはいるものの、毎月の支払いや借金の返済でとても貯金まで回らない現状です。今までもギリギリの生活だったのですが、物価高や光熱費が上がっていることもあり、毎日食べていくだけでもいっぱいいっぱいで、お誕生日のお祝いを準備することが難しい状況です。
食パンでサンドイッチを作る予定にはしているのですが、ケーキは価格が高く、スーパーの小さなケーキしか買えそうにありません。
息子にはいつも我慢させてばかりなのに、お手伝いなどとてもよく頑張ってくれています。憧れのお誕生日ホールケーキでお祝いすることができたら、息子がとても喜ぶと思い今回応募させていただきました。
■夏休み支援から
私の両親は早くに他界しており、子どもたちには祖父母がいません。私はフルタイムで仕事をしていて、経済的な理由もあり車を持ってないため、長期休みも毎日学童に行かせるしかなく、いろいろなイベントやキャンプなど他の家族がされている経験をさせられないでいます。
父親とも交流が全くなく、寂しい思いもさせています。保育園の頃から我慢ばかりさせてきましたが、文句も言わずいつも手伝ってくれている長男に、楽しい思い出を作ってやりたいと思い応募しました。
活動報告
世界中から寄付が集まった、2022年度のルドルフ基金
2022年度はルドルフ基金の一環である「ブックサンタ」に、株式会社ピクシブ様よりご賛同を頂き、「pixiv小説子どもチャリティー企画~ブックサンタ2022~」を実施頂きました。
クリスマスにまつわる小説やエッセイ作品を執筆し、参加タグ「ブックサンタ2022」を付けてpixivに投稿すると、投稿された1作品あたり500円がピクシブ様より寄付されるという企画で、日本だけでなく海外からもたくさんの参加がありました。
1カ月間の開催で、最終的に1,162作品が集まり、581,000円がブックサンタに寄付されました。
※pixivとは……ユーザーがイラストやマンガ、小説など投稿して交流できるSNSです。
<届けたご家庭からの声>
今日は来ていただき本当にありがとうございました!
当日は緊張して固まってしまった子どもたちでしたが帰った後に「固まってしまった。けど、来てくれて嬉しかった。」、「僕たちにもサンタさんって来てくれるんだね」ととても喜んでいました。
ひとり親でわたしの言うことはなかなか聞いてくれませんが、サンタさんのおかげで苦手な魚も頑張って食べること、兄弟で仲良くすることもすると言ってくれました。
二人とも障がいがあり本を読むのは苦手なのですが、いただいた本を持って「読めるようになりたい」と初めて言ってくれました。
クリスマスにどこもつれて行ってあげられなかったので本当に感謝しています。
本を寄付してくださった方、持ってきてくださったサンタさん
すてきなクリスマスプレゼントを本当にありがとうございました!
※感想の文章と、写真は、異なる方からご提供頂いております。
これまでの活動
2021年度ルドルフ基金実施報告書(PDF)
2020年度ルドルフ基金実施報告書(PDF)
<届けたご家庭からの声>
シャイな子なのであまり大はしゃぎするタイプではないですがサンタさんから伝えられる頑張っていること、これから頑張ってほしいことをうなずきながら笑顔になりながらきいておりました。サンタさんが帰った後に実感が湧いたのか、私が感動して泣いてしまったこともあり娘も「嬉しすぎて涙が出る」と号泣しておりました。
その後はいただいた本を早速読み、寝る間際には「学校の子はいないって言ってたけど、サンタさんって本当にいるんだね」と真顔でいっていました。皆さまのご厚意で、絶対に忘れることのない思い出が作れました。本当にありがとうございます。
私にはこのような素晴らしいサプライズをしてあげることができないので本当に皆様の優しさに感謝します。娘にもいつか本当のことを話す日がきたら皆様の優しさを伝え、同じように人に優しくする様に伝えたいとおもいます。
優しさのバトンです。本当にありがとうございました。
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2008年に「世界中の子どもたちを笑顔にしたい」という想いで始まり、現在は「サンタのような人を育てること」を目指す団体です。
2014年、NPO法人化を果たし、既存の活動の充実に加えて、サンタから体験付の「手紙が届くサービス」、経済的な理由でサンタが来ない子どもたちにサンタを届けるための取り組み「ルドルフ基金」、日本初のサンタクロースに関して実態調査をした「サンタ白書の発行」、大手企業とのコラボや企業研修などを実施しました。
全国30以上の地域で活動し、届けた子どもの数は2万人を突破しました。
このプロジェクトでは領収書の発行をおこなっておりません。
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