寄付受付開始日:2024/09/22
更新日:2024/10/15
2024年9月21日に発生した能登半島豪雨災害で河川の氾濫や土砂崩れなどの被害が発生しました。日本レスキュー協会は、災害救助犬の派遣が必要との連絡を受け、本日(2024年9月22日)、災害救助犬4頭と隊員6名が能登半島へ出動しました。災害救助犬たちは行方不明者の捜索活動を実施していきます。また被災された方々へのペット支援活動も並行して情報収集を開始しております。
被災地での活動になにとぞ、ご支援をよろしくお願いいたします。
本プロジェクトで集まった資金は、今回の災害で被害を受けた地域での支援活動に使用させていただきますことをあらかじめご了承ください。
また、ご寄付の余剰分につきましては、次の災害への備えに使用させていただくとともに、当協会の定常プロジェクトへ活用させていただきますこと、あらかじめご了承ください。
●災害救助犬出動派遣費用(輸送費、滞在費、消耗品費、人件費等)
●支援物資の提供にかかる費用(水、ペットフード、衛生用品、ケージ類、その他ペット用品、冷却グッズ等)
●現地の情報収集やネットワーク構築・活用にかかる費用(通信費、交通費、人件費等)
●ペット支援にかかる費用(物資輸送費、滞在費、保護等にかかる費用、医療費、消耗品費、人件費等)
●被災した犬たちの一時預かりにかかる費用(預かり等にかかる費用、医療費、消耗品等)や被災地で活動する動物関連関係先への物資支援費用
●災害後のセラピードッグ慰問活動派遣費用(輸送費、滞在費、消耗品費、人件費等)
●派遣する人員の感染症対策に係る費用(PCR検査代、検査キット、マスク、消毒液など感染対策グッズ)
※ご協力いただいたご寄付のうち15%を管理運営費として使用させていただきます。ように活用させていただきます。
更新日:2024/10/15
日本レスキュー協会ペット支援チームは、奥能登地域で大雨の被害にあわれたペット飼養世帯の支援を継続しています。
輪島市内ではペットと一緒に屋内で避難できる避難所が開設されており、継続的に巡回しています。
飼い主さんに話を聞くと、避難したばかりのころは、ペットたちも落ち着かないことが多かったそうですが、今は少し環境に慣れたのか、リラックスしているとのことでした。お話を聞く際は、ペットのことだけではなく、飼い主さん自身のお話もお聞きすることがあります。以前の災害では、ペット情報のヒアリングから、実は飼い主さん自身が別のことで困っていることが分かり、地元ボランティアセンターへつないだ事例があります。
また、輪島市珠洲市で大雨被害を受けた仮設団地を巡回。
ペット飼養世帯の避難状況の調査や、物資の提供を行いました。
ご自身の住まれている家や仮設が無事な方も、被害を受けたご近所の状況に、とても心を痛めておられました。道路状況は改善されているものの、周辺には土砂が堆積している箇所が多く、復旧は見通せません。
ペット支援を通して、地元の力になれるよう活動を続けてまいります。
引き続きご支援のほどよろしくお願いいたします。
ペット支援チームでは、奥能登地域で大雨の被害にあわれたペット世帯の方の支援を継続しています。
2024年9月27日、28日、つい先日まで孤立地域だった輪島市門前町七浦地区と珠洲市大谷町の調査に行きました。いずれの地区も、至るまでの道路状況は悪く、道路のすぐ横が崖になっている箇所があり、車でギリギリ通ることができるような場所もあります。
移動手段がなく買い物にいけないという住民さんの情報を他団体さんから受け、同行しペット物資をお届けしました。
飼い主さんは「平成19年、令和5年、6年の3回地震を経験して今回の雨。ほんとうに大変」とおっしゃりながらも常に笑顔で対応してくださいました。
お会いした皆さんが、「こんなところまでよく来てくれた」と喜んでくださいます。
情報をくださったシャンティ国際ボランティア会の方は、2024年1月から七浦地区のある門前町に拠点を置き、さまざまな支援を継続されています。埋もれがちなペット支援ニーズも、このように他の団体さんと情報共有することで拾い上げることができます。今後も一人でも多くの方にペット支援を届けられるよう、活動を続けてまいります。
引き続きご支援のほどよろしくお願いいたします。
ペット支援チームでは、奥能登地域で大雨の被害にあわれたペット世帯の方の支援を継続しています。
2024年9月26日、輪島市門前町の孤立地域から避難されてきた方々を避難所でお迎えしました。
この避難所では、行政の判断により、一室をペット世帯専用の避難スペースとして確保されています。
集団避難実施にあたり、行政の方から「避難所の一室をペット同伴部屋にするので知恵を貸してほしい」とお声掛け頂き、当日の開設と受入れのサポートを実施しました。
私たちは地震の後からこの地域でペット支援を継続しており、行政の方に対して避難所のペットの状況などについて情報共有を密にしてきました。
今回、ペット同伴避難スペースの確保がとてもスムーズで、事前準備ができたことは素晴らしい取り組みだと感じています。
市の担当の方からは、「ペットがいるから避難しない、という事態は避けなければならない」とお聞きました。
到着したペットたちは、一般の避難者さんと別の入り口からお部屋へ入りますが、その入り口前には地震でできた大きな段差が……。
市の職員さんも含めたみんなで、あり物のブロックや土のうで階段を作り、ワンちゃんが上手に登れた時には、自然と笑顔と拍手が起こりました。
避難されてきた飼い主さんは、「仮設に入ったばかりなのに、またこんなことになるなんて……」ととてもお疲れのご様子。
電気もなく、水もなく、電話も通じない数日間はとても心細かったとおっしゃっていました。
ただ、「この子たちを預けることも考えるけど、やっぱりこの子たちがいたから、今まで頑張ってこられた」と愛しそうにワンちゃん、ネコちゃんを見ておられました。
しばらくすると、ネコが大好きという別のお部屋の学生さんとの交流も生まれ、和やかな雰囲気となっていました。
地震災害から立ち直ろうとしたところに起こった今回の豪雨災害。
現地の人の心労はとても計り知れませんが、私たちにできるサポートをしっかりと継続して参ります。
輪島市、珠洲市、能登町で大雨の被害にあわれたペット世帯の方のサポート支援を実施しています。
・2024年9月23日、24日
地元団体のまほろば村プロジェクトのメンバーと、輪島市のペット世帯の避難状況の確認を行いました。
町野町や南志見地区は広範囲の土砂崩れや浸水による被害がすさまじく、町中に至るまでの道のりは土砂と流木の山。
これまで訪問してきたペット世帯のご家族を訪問して無事を確認しました。
雨の当日は、ペットを抱え、流されそうになりながらなんとか消防の人たちのロープを手繰って避難したという方も。
皆さん口々に「よくこんなところまで」「よく来てくれた」と、笑顔の再開に私たちも安心しました。
ただ、「地震の時よりひどい」「なんにもなくなってしまった」と住民の皆さんのショックは大きい様子でした。
・2024年9月25日
輪島市中心部の避難所では、床上浸水の被害があった仮設住宅から多くの方が避難されています。
ここではペットと飼い主さんが一緒のスペースで過ごせるようになっています。連携団体の方から連絡をもらい、避難スペースのレイアウトや飼い主さんに案内するルールなどについて共有しました。
飼い主さんたちに会いに行くと、「地震の後からずっと助けてもらって心強い」と言ってくださる方も。
2024年1月の地震からようやく、これから頑張っていこうとしていた矢先の追い打ちのような災害。
「もう心が折れてしまった」という落胆の声が聞かれます。
少しでも飼い主さんとペットたちのお手伝いができるように、今後も皆さんに寄り添い続けたいと思います。
能登半島豪雨にて被害に遭われた方々に心よりお見舞い申し上げます。
・2024年9月25日
7時より、滋賀県隊と連携し、塚田川の右岸と左岸を捜索。(太陽、陸、たの)
14時からは、自衛隊と連携し、土砂倒壊建物付近を捜索。(太陽、カミーノ、たの)
2024年9月25日、高齢女性の行方不明者が発見されました。その場所は、昨日太陽とたのが検索し、反応を示していたため、活動にあたられていた自衛官に慎重に掘ってほしい旨をお伝えしていた場所でした。連携した自衛官から直接詳細と場所を教えていただくことが出来、重機で掘り進めたところ、約1メートルの土砂下にいらっしゃったそうです。
当協会は、現場から明日の捜索要請はなしと大隊からご連絡があったこと、また犬たちやハンドラーの体調を考慮し、2024年9月26日、兵庫へ帰ります。
今回の災害対応では、多くの救助機関に救助犬を理解頂き、協力してもらいながら、活動することができました。
犬たちの危険を回避するために、川ではロープを張って頂いたり、現場までの移動経路が険しい場所では消防車両に、流れのある川を渡る際には、バギーに乗せていただくこともありました。連携していただいた、多くの消防、警察、自衛隊の皆様に心より感謝申し上げます。そして足場が悪い中、懸命に捜索活動に取り組んでくれた犬たちに敬意を持ち、感謝したいと思います。
兵庫に帰り、一度休息をとった後は、再要請が入った場合にも出動できるように、態勢を整えていきたいと思います。まだ見つかっていない方が、一刻も早く発見されることをお祈り申し上げます。
石川県の豪雨災害で被害に遭われた飼い主さんとペットの支援活動を行っています。
2024年1月の震災以降、被災地域のペットたちと飼い主さんのために共に活動してきた仲間でもある、珠洲市上戸のペットサロン「Berry(ベリー)」さんが、近くの川の氾濫により被災してしまいました。
お店の中に泥水が入り込み、30cmほどの浸水被害を受けました。
お店の裏手にあるドッグランや、お店の前の側溝にも大量の土砂が流れ込んでしまっています。
地震の後、地元珠洲市のペットのプロフェッショナルとして、飼い主さんとペットたちに寄り添い、たくさんのサポートをしてこられました。
私たちが実施しているペット支援拠点でのサポートや、出張でのワンちゃんの爪切りなどもしていただき、たくさんの飼い主さんが喜ばれていました。
お店を再開し、トリミングやお預かりなどで忙しくされていた矢先の被災。
ボランティアさんの派遣は住宅が優先となるため、ご家族や知人の皆さんの協力で、お店の再開に向けて、連日片付けの作業を続けておられます。
「しばらくお店はお休みとなりますが、再開した時には、また変わらずご利用ください」とコメントをいただきました。
私たちもできる限りのサポートを続けていきます。
※許可を得て写真を掲載しています。
こんな時だから、みんなで協力し、助け合って乗り越えていきたい。
どうか抱え込まずに、ペットのことでお困りの事を教えてください。
豪雨災害にて被害に遭われた方々に心よりお見舞い申し上げます。
・2024年9月24日7時1分
塚田川沿いにて金沢市消防局と連携し、太陽、楽による捜索を開始。
・2024年9月24日8時23分
塚田川下流にて東近江市消防、名古屋市消防と連携し、太陽、たのによる捜索活動。
・2024年9月24日10時16分
塚田川下流にて大津市消防と連携し、カミーノと陸による捜索活動。
・2024年9月24日15時14分
塚田川上流にて第14普通科連隊(金沢)と連携し、太陽、楽による捜索活動。
土砂や流木が多く、捜索は難航しましたが、その中でも小さな反応をお伝えできた現場もありました。
明日(2024年9月25日)早朝は、岐阜県隊、滋賀県隊からの要請があり活動予定です。
石川県能登地方で豪雨災害が発生しました。
地震の支援活動のため現地滞在中だった職員が、本日(2024年9月23日)より現地の状況確認を開始しました。
珠洲市では各地で川の氾濫による甚大な浸水被害が起こっています。
つながりのある飼い主さんに連絡を取って安否確認とペットたちの様子もお聞きし、断水している地域の方にお水などもお届けしました。
地震で開設したペット世帯専用避難所は現在も継続中で、ペットを連れて自主的に避難されていた方もおられました。
現地で活動中の連携団体や関係機関と情報を共有しながら能登半島の各地で支援活動を行います。
2024年1月に発生した地震の復旧半ばで起きた、今回の豪雨災害。
少しでも現地の飼い主さんとペットたちに寄り添ったサポートができるよう、活動を実施していきます。
※当募金ページに記載の内容については、プロジェクトオーナーが責任を負っており、LINEヤフー株式会社が責任を負うものではありません。詳しくは免責事項をご覧ください。
※本ページの「プロジェクト概要」「活動情報」「寄付金の使いみち」に掲載のリンクは、外部サイトに移動します。
※寄付をするには Yahoo! JAPAN IDの取得(無料)が必要です。
認定NPO法人日本レスキュー協会は、1995年に発災した阪神淡路大震災を契機に発足しました。震災によって行方不明になられた方を捜索する災害救助犬と心のケアを行うセラピードッグの育成と派遣、捨てられた犬達の保護をし、新しい家族を見つける動物福祉活動を行っています。こういった活動を通して、人と犬が真に共生できる社会を目指しています。
このプロジェクトでは領収書の発行をおこなっておりません。
Facebookコメントで寄付先への応援をお願いします
記入された応援のコメントは、寄付先団体およびYahoo!ネット募金の広報・宣伝活動(記者会見やプレスリリースでのご紹介等を含む)に 使用させていただく場合がございます。
ご了承の上、コメントを記載いただきますようお願いいたします。(2020年9月23日追記)
※本コメント機能はMeta Platforms Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対してLINEヤフー株式会社は一切の責任を負いません。