寄付受付開始日:2024/07/27
更新日:2024/10/15
山形県で発生した大雨による災害を受け、日本レスキュー協会動物福祉事業の被災ペット支援チームが現地での活動開始を決定しました。ペットを飼われている方のサポート支援の為、避難の状況調査を開始します。県内の行政機関からの情報によると一部の避難所でペットと一緒に避難されている方がおられるとのことです。避難所で必要となる物資の提供や避難所の環境設定サポート、また在宅避難の方へのサポートなど必要に応じペット飼養世帯への支援活動の実施を視野に入れております。
本プロジェクトで集まったご寄付は、今回の令和6年7月集中豪雨災害で被害を受けた地域での支援活動に使用させていただきます。
●支援物資の提供にかかる費用(水、ペットフード、衛生用品、ケージ類、その他ペット用品、冷却グッズ等)
●現地の情報収集やネットワーク構築・活用にかかる費用(通信費、交通費、人件費等)
●ペット支援にかかる費用(物資輸送費、滞在費、保護等にかかる費用、医療費、消耗品費、人件費等)
●被災した犬たちの一時預かりにかかる費用(預かり等にかかる費用、医療費、消耗品等)や被災地で活動する動物関連関係先への物資支援費用
●災害後のセラピードッグ慰問活動派遣費用(輸送費、滞在費、消耗品費、人件費等)
●その他現地ニーズに応じた活動にかかる費用
また、ご寄付の余剰分につきましては、次の災害への備えに使用させていただくとともに、当協会の定常プロジェクトへ活用させていただきますこと、あらかじめご了承ください。
※ご協力いただいたご寄付のうち15%を管理運営費として使用させていただきます。
更新日:2024/10/15
2024年7月25日からの大雨により大きな被害があった山形県で活動を行いました。
山形県戸沢村と鮭川村では応急仮設住宅が完成し、入居が始まっています。いずれの仮設住宅もペットと一緒に入居できます。住み慣れた家ではなく、新しい場所での生活となるため、ペットたちも落ち着かない可能性があります。
災害以降、2匹いる猫たちの仲が悪くなってしまった、という飼い主さんからご相談が。仮設住宅の屋内の仕切りはカーテンで、壁や扉がないため猫たちの居場所を分けられず困っている、ということで、別々に過ごせるように猫用のケージをお渡ししました。「ずっと悩んでいたので安心しました」とホッとされていました。避難中、自宅で過ごすペットのもとへ毎日通ってお世話をされていた飼い主さんにお話を伺いました。
「夕方、避難先に戻る自分たちを寂しそうに見送るのがかわいそうだった。仮設住宅で一緒に過ごすことができるようになってよかった」とおっしゃっていました。飼い主さんと過ごせる安心感からか、ワンちゃんもリラックスして過ごしていました。仮設住宅への入居が始まって間もないため、今後の生活の中でさまざまなお困りごとが出てくる可能性があります。
「ペットのことも相談できる」ということを飼い主さんにお伝えし、継続的にサポートを続けられるよう、地元行政機関や連携団体と情報を共有しながら活動を継続してまいります。
引き続き、活動へのご支援を受け付けています。
応援をよろしくお願いいたします。
2024年7月25日からの大雨により大きな被害があった山形県にて活動を継続しております。2024年8月8~10日の期間は、各地域の避難所などの状況確認とともに、行政機関の方との情報交換を行いました。
現在、山形県内の一部の自治体では、応急仮設住宅の建設に向けて準備が進められています。「ペットと一緒に仮設住宅に入れるのか?」という不安は、すべての飼い主さんが持っています。これまでの災害では、建設型の仮設住宅ではペット飼育ができるケースがほとんどです。しかし同時に、鳴き声やマナーに関するトラブルも報告されています。
仮設住宅でのペット飼養について、山形県最上保健所の職員の方と情報交換を行いました。最上保健所は土砂災害や浸水被害が大きかった鮭川村や戸沢村を管轄しており、発災直後からご連絡を取り合い、情報交換を続けてきました。職員の皆さんも現地のペットたちの状況調査に動かれており、私たちの活動にも深くご理解をいただいています。
保健所の方からのご要望を受け、各自治体の行政機関や災害ボランティアセンターにも訪問し、過去の被災地での仮設住宅での実例や活動についてお伝えしました。マナーや鳴き声によるトラブルが発生することを考慮に入れ、仮設住宅でのペット飼養のルールの周知や環境設定などが必要であること、また、私たちにもお手伝いできる準備があることをお伝えしました。
私たちもまさに今、能登半島で仮設住宅でのペットのしつけや飼い方サポートなどを継続しています。ペットの避難や防災については、まだまだスタンダードとは言えません。災害に学び、伝え、そして次につなげることで、ペットと飼い主さんが災害時でも安全に安心して過ごすことができるようになります。全国的に地震や大雨の警戒は続いていますが、今できる活動を継続していきたいと考えています。
引き続き応援をよろしくお願いいたします。
2024年7月25日からの大雨により大きな被害があった山形県にて、ペットを飼われている世帯への支援活動を実施しています。2024年7月29日、30日は戸沢村で活動を行いました。
戸沢村では集落一帯が数メートル浸水した地域があり、ヘリで救助された方もおられたと聞きました。村の避難所でペットを飼われている方の避難状況の聞き取り調査を行ったところ、車で過ごしているペットを確認しました。
そのほかにも、おうちの2階に猫がいて日に何度かお世話をしに戻っている方や、親族に一時的に預けている方などがおられ、持参した物資をお渡ししました。
災害対策本部から、日中、日陰で犬たちが休憩できるスペースを作って欲しいという要望があり、村の設備を使用してスペース作りのお手伝いをしました。ペットの存在が避難所での癒しになることも多くあります。ペットと飼い主さんはもちろん、避難されている方々の憩いの場になればと思っています。
また、山形県庁に訪問し、関係各課と状況の報告と今後の対応についてお話しました。行政としても現地の状況把握が必要と判断され、管轄の保健所の職員さんによってペット世帯の状況確認が進められています。
今後、行政機関とも連携をしながら、ペットと飼い主さんのサポートを継続してまいります。
活動へのご支援をよろしくお願いいたします。
2024年7月25日からの大雨により、山形県や秋田県で浸水や土砂崩れなどが発生しています。日本レスキュー協会動物福祉事業は、2024年7月27日から山形県酒田市で活動を開始しました。
2024年7月27日に調査した中の1件の避難所で、ペットと一緒に車中泊をされている世帯を確認しました。飼い主さんの体調の懸念があり、災害対策本部や避難所の意向などの確認を進め、避難所の室内でのペットとの滞在について打診を行いました。市の意向として「避難されている方が健康を害することがないように対応したい」との回答があり、私たちとしても、ケージの提供や床の養生など、できる限りのお手伝いができることをお伝えしました。
この地域では、一夜明けて浸水していた水が引いたため、日中、多くの方が家の片づけに戻られていました。前日にお会いした飼い主さんにお話を聞くと、ワンちゃんは自宅に戻れて安心したのか、二階でぐっすり寝ることができたとのことでした。周辺にもペットを飼われている方が複数おられ、ニーズの聞き取りと必要な物資の提供を行いました。
酒田市災害ボランティアセンターにて活動の報告をするとともに、情報共有を受けた残る1件の避難所を訪問し、支援情報の提供を行いました。
現地で必要とされる活動を継続してまいります。
活動へのご支援をよろしくお願いいたします。
2024年7月25日からの大雨により、山形県や秋田県で浸水や土砂崩れなどが発生しています。日本レスキュー協会動物福祉事業は、2024年7月27日から山形県酒田市で活動を開始しました。
酒田市災害対策本部との調整後、避難所情報をもとにペット世帯の避難状況の調査を実施。ペットがいるために避難しなかったという方がおられたという情報もありました。調査した1件の避難所で、ペットと一緒に車中泊をされている世帯を確認しました。暑さが続く中で飼い主さんの疲労が顕著であったこともあり、行政機関に状況を報告し意向を確認しながら、私たちにできるサポートを最大限実施するように進めてまいります。
この地域は広範囲で浸水が発生し、2024年7月27日現在、まだ水が引いていません。
自宅に戻れる見通しが立たない状況の中、避難生活をされている方が多くおられます。
私たちにできることを模索しながら、引き続き現地での活動を実施します。
活動への応援をよろしくお願いいたします。
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認定NPO法人日本レスキュー協会は、1995年に発災した阪神淡路大震災を契機に発足しました。震災によって行方不明になられた方を捜索する災害救助犬と心のケアを行うセラピードッグの育成と派遣、捨てられた犬達の保護をし、新しい家族を見つける動物福祉活動を行っています。こういった活動を通して、人と犬が真に共生できる社会を目指しています。
このプロジェクトでは領収書の発行をおこなっておりません。
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