寄付受付開始日:2022/06/17
更新日:2023/10/23
日本レスキュー協会は動物福祉向上のための活動を行っています。私たちがこれまでの活動で保護した犬たちの中には、迷子や野良犬の他、飼い主のやむを得ない事情で飼えなくなった犬、そして身勝手な飼い主により飼育放棄、遺棄された犬たちも多くいました。この背景には、ペットショップで子犬や子猫の生体販売が行われ、命を安易に購入できるという仕組みがあります。
動物を飼うには、健康管理やトレーニング、ケアの知識が必要ですし、将来、病気の治療や介護が必要になる可能性を考慮しておかなければなりません。このような知識や覚悟もなく安易に購入し、適切なトレーニングがされずに「ほえる・かむなどの問題行動を起こす」、病気になったり高齢になったりしたときに「介護や治療に費用が掛かる」といった理由で無責任に棄てられる命が後を絶ちません。
そのような行き場を失った犬や猫たちは、行政機関などに収容され、殺処分の対象となってしまいます。
日本レスキュー協会では、このような課題に対し、主に次のような活動を行っています。
1.行き場をなくした犬たちを保護し、適切なトレーニングやケアを行い、新しい家族を探す活動
2.棄てられる命や手放される命を減らすために、一般の方に適切な知識を持ってもらう啓発活動
1.行き場のない犬たちに、新しい出会いを
日本レスキュー協会では、さまざまな理由で行き場をなくした犬たちを保護し、適切な飼養管理を行い、新しい家族へ譲渡する活動を行っています。
これまでに保護した犬の中には、人を怖がる犬、過去の経験から人に対する攻撃性を持つ犬、高齢で持病のある犬、皮膚病で皮膚や毛の状態が悪い犬なども多くいました。
そのような犬たちに対し、動物病院での治療とともに、適切なケアやトレーニングを行い、新しい家族のもとへ譲渡しました。
今後も、行き場のない犬たちを保護し、新しい家族を探す活動を続けていきます。
約1,500円あれば、中型犬一頭のフィラリア、ノミ・ダニ予防薬を購入できます。
約7,000円あれば、中型犬一頭のフードをひと月分購入できます。
約20,000円あれば、保護した犬の初期医療費を賄うことができます。
2.飼い主をはじめとする一般の方へ適切な知識を
動物を飼うということは、飼い主としてその命に最期まで責任を持つということ。絶対に手放すことのないように覚悟をして飼わなければなりません。そのためには、適切に飼育するための十分な知識を飼い主が持つ必要があります。
また、動物を飼っていない多くの方にも、動物を取り巻く社会の課題を知ってもらい、それぞれができることを考えてもらいたいと思っています。
日本レスキュー協会では、次のような啓発活動を行っています。
●小学生や中学生を対象とした、命の大切さを学ぶ「命の授業」
●保護犬を家族に迎えるための、里親希望者に向けた「譲渡説明会」
●災害が起きてもペットとともに災害を乗りこえられるよう、日ごろの備えを学ぶ「ペット防災に関する発信」
各種イベントでも呼びかけや講演、セミナーなどを行うほか、チラシやパンフレット、SNSなどを通じてより多くの方へ届けられるように取り組んでいます。
棄てられた命を保護するとともに、不幸な命が生まれる前に、動物たちを取り巻く社会課題の解決に向けて進められるよう、私たちができることに取り組んでまいります。
皆様からのご寄付は、動物福祉向上を目指す活動のために、以下のように使用させていただきます。
・保護、管理、譲渡の活動に係る費用(フード代、医療費、ケア、訓練用具、人件費、交通費、設備費、通信費など)
・啓発活動に係る費用(各種イベントや譲渡会などの開催費用や講師料、印刷費、通信費、人件費、交通費など)
・PR活動に係る事業費(印刷代、広告宣伝費、グッズ製作費、人件費、交通費、通信費など)
・その他、動物福祉向上の活動にかかる費用
※皆様からご協力いただいたご寄付のうち15%を管理運営費として使用させていただきます。
#dogday
更新日:2023/10/23
日本レスキュー協会では設立当初から動物福祉活動に取り組んでいます。また、複数の行政動物収容所に団体登録し、地域での殺処分を減らす取り組みに貢献しています。これまでの活動で300頭を超える動物たちを「幸せわんこ」として新しい家族のもとへ送り出すことができました。残念ながら譲渡に至らなかった犬は、協会施設で終生大切にお世話しています。
里親になっていただく方向けの「譲渡説明会」を開催しています
また、里親希望者様に向けた譲渡説明会を随時実施しています。里親希望者様には複数回にわたり協会施設へお越しいただき、希望される保護犬との関係を構築するため、面会を重ねていただきます。その後、ご自宅訪問やトライアル期間を経て正式譲渡となります。
里親ご希望の方はこちら
保護犬からセラピードッグ・災害救助犬へ
保護した犬の中から、災害救助犬・セラピードッグの適性があると認められた場合は訓練を行います。2015年に高知県の保健所から殺処分寸前で緊急保護した「龍馬(りょうま)」と「希(のぞみ)」は現在、セラピードッグとして活躍しています。(龍馬は2022年に引退しました)
災害への備え
毎年のように日本列島を襲う自然災害。
災害が起きても、ペットと飼い主さんが安全に避難し、ともに支えあい災害を乗りこえ、生活を再建できるように。災害が原因で手放されるなどペットと飼い主さんが離ればなれになることのないように。災害が起きた時に適切な行動を選択するためには、普段からの備えがとても大切です。
日本レスキュー協会では、日ごろから取り組める備えに関して、講習会やパンフレットなどでの紹介を行っています。飼い主様向けのペット防災講座を定期的に開催し、災害時においても重要となる適正飼養についてお伝えしています。
また、行政機関とのペット防災に関する取り組みも増えてきております。
兵庫県本部周辺・佐賀県支部周辺の行政機関ともに、ペットとの避難に関して協議をすすめています。ペット避難所をつくりあげるにあたり、場所・決まり・訓練(普段のしつけ)の重要性をお伝えし、その上でどのような準備が必要か、何ができるか話し合いました。
環境省のガイドラインにのっとり、意見交換をおこなっています。今後の避難訓練に向けて連携したいというお声もいただきました。
このように、行政の方から依頼を受けることもあり、ペットとの避難について、さまざまな機関と連携しながら取り組んでいます。
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認定NPO法人日本レスキュー協会は、1995年に発災した阪神淡路大震災を契機に発足しました。震災によって行方不明になられた方を捜索する災害救助犬と心のケアを行うセラピードッグの育成と派遣、捨てられた犬や猫の保護をし、新しい家族を見つける動物福祉活動を行っています。こういった活動を通して、人と犬が真に共生できる社会を目指しています。
このプロジェクトでは領収書の発行をおこなっておりません。
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