寄付受付開始日:2021/08/23
更新日:2021/10/06
令和3年8月13日ごろから降り続く大雨の影響により、福岡県、佐賀県、長崎県、広島県で大雨特別警報が発令され、各地で河川の氾濫、浸水などの大きな被害が出ています。
警戒レベルは最高の5に引き上げられ、気象庁は命の危険が迫っているため直ちに身の安全を確保するよう求めています。(8月14日時点)
報道などによると、14日現在、佐賀県武雄市を流れる六角川で氾濫が発生し、令和元年8月の豪雨災害時と同じ地区が再び被災する事態となっています。
現地の情報によると、一昨年より明らかに広範囲での被害がすでに確認されています。
今回の佐賀県内の被害発生を受け、情報収集にあたるとともに、佐賀県内の団体災害救助犬の出動準備を整え、また、ペットを飼っている方の避難にかかわる支援やニーズ調査などを行うため、ペット用品などの物資を積み込み、早期に態勢を整えました。
8月15日、現地での支援活動にあたるため、スタッフ4名と、行方不明者捜索要請がある場合に備え、災害救助犬「太陽(たいよう)」が佐賀に向けて出発しました。
佐賀県内で活動する団体と連携し、あらゆるニーズを支援につなげられるよう活動を行います。
日本レスキュー協会(本部:兵庫県伊丹市)は、佐賀県に支部があり、一昨年の令和元年8月豪雨災害の経験を踏まえ、九州圏域で幅広く長期的な支援活動を実施できるような連携体制を構築しています。
加えて、日本レスキュー協会は佐賀県内の災害支援に携わる有志で作る「佐賀災害支援プラットフォーム(SPF)」の事務局として、行政含め各団体や個人がネットワークを生かした活動が円滑に行えるよう連携体制を作っています。
活動に先駆けて、8月14日に連携団体とオンライン会議を行い、現地の状況と今後の支援体制を含めた情報共有を行いました。
今後も全国的に降雨が続くと予想されており、東日本などでも記録的な大雨への厳重な警戒が呼びかけられています。
どこでどのような被害が起きてもおかしくはありません。
引き続き大雨への警戒を発信するとともに、今回の大雨によって被害を受けた地域、今後の雨で被害が起こりうる地域、全国各地へ必要な支援が届けられるように活動に尽力します。
また、全国的にコロナウイルスの感染拡大が続いています。
日本レスキュー協会としても、十分な感染対策を講じた上で被災地での活動にあたります。
被災地での活動にご支援をよろしくお願いいたします。
お預かりしたご寄付は、令和3年8月に発生した豪雨災害による被害を受けた方のために、以下のように活用させていただきます。
・災害救助犬派遣費用(輸送費、滞在費、消耗品費、人件費など)
・支援物資の提供にかかる費用(水、ペットフード、衛生用品、ケージ類、その他ペット用品、冷却グッズなど)
・現地の情報収集やネットワーク構築・活用にかかる費用(通信費、交通費、人件費など)
・ペット支援にかかる費用(物資輸送費、滞在費、保護などにかかる費用、医療費、消耗品費、人件費など)
・被災した犬猫たちの一時預かりにかかる費用(預かりなどにかかる費用、医療費、消耗品など)や被災地で活動する動物関連関係先への物資支援費用
・災害後のセラピードッグ慰問活動派遣費用(輸送費、滞在費、消耗品費など)
・派遣するスタッフの感染症対策に係る費用(PCR検査代、検査キット、マスク、消毒液など感染対策グッズ)
今後も全国的に引き続き降り続く大雨により、全国各地で被害が起きることが懸念されています。
今回の大雨で被害を受けた広範囲の地域での支援活動に使用させていただくこと、あらかじめご了承ください。
※皆様からご協力いただいたご寄付のうち15%を管理運営費として使用させていただきます。
#令和3年8月豪雨災害
更新日:2021/10/06
ペット用物資支援
物資支援として、ペットフードやケージ、ペットシーツなど、必要としている方に無料提供をさせていただいております。これまでにたくさんのペット世帯の方へ必要なペット用物資をお届けすることができました。
浸水によりフードが流されてしまった、ケージが汚れて使えなくなった、など、たくさんのお困りごとがある中、一つ一つ丁寧に聞き取りを行い、必要な物資をお届けしています。
また、地域の支援交流拠点にもペット用物資を設置させていただいています。周辺地域の住民さんが物資を受け取りに来たり、お困りごとをお話ししに来たりされています。
物資を受け取りに来られた住民さんからは、「ペットの物ももらえると?」「ウチにも犬がおるよ」とお話しいただくことがあります。こういった会話の中から丁寧に聞き取りを行い、支援につなげて行きたいと考えています。
ペット連れ避難のサポート
これまで2度にわたり、日本レスキュー協会所有のマイクロバスをペットと過ごせる一時避難所として大町町の避難所に設置しました。
1度目は1組(人1、犬1)にご利用いただきました。飼い主さんには、横になって休息をとっていただけるように、簡易ベッドを設置し、ペット用物資(ウェットフード、ケージ、ペットシーツ、水など)もご用意しました。
2度目は台風の予報ということもあり、極力建物に近い場所で設置させていただくことができました。幸いにも台風による目立った被害はなく、避難所としてのご利用もありませんでしたが、今後も必要に応じて調整、運用を行います。
ケア、散歩サポート
おうちの片付けが忙しくなかなか愛犬のお世話に時間が取れない、というお困りごとも寄せられます。
被災によって、ペットも大きなストレスを感じますが、飼い主さんにとってペットを構ってあげられないこと、お世話に時間をとってあげられないことは大きなプレッシャーになってしまいます。結果としてペットと飼い主さん双方が、気持ちが落ち込んでしまう、ということが起こってしまいます。
このようなお困りごとには、飼い主さんへ丁寧に聞き取りを行い、お話をしながらサポートできることを考えます。
お散歩のサポートをしたり、ブラッシングなどのケアをお手伝いしたり、ときには飼い主さんとお話ししながらペットと一緒に遊んだり。ペットが喜ぶ姿を見て、飼い主さんも笑顔になります。ペットが元気で一緒にいられることが、生活再建へのモチベーションとなりうることを実感しています。
セラピードッグのご要望
今災害は2年で2回目の被災であること、一昨年より被害が大きかったこともあり、住民さんだけでなく、行政や社協、支援者側にもとても大きなダメージとなっています。
各地で「セラピードッグに来てほしい」という声が上がっており、現在セラピードッグたちの訪問場所の調整を進めています。
疲労を感じている住民さんをはじめ、支援活動にあたるボランティアさんや支援団体の皆さんにも、セラピードッグとの交流を通じて穏やかな時間を過ごしてもらえるよう、準備しています。
引き続きのご支援をお願いいたします
現在では報道に取り上げられることもほとんどなく、世間の関心も薄れてきていると感じます。被災地では、生活再建に向けてまだまだ多くの時間がかかります。支援金や義援金、支援物資など、多くの支援がこの先も必要です。
引き続き被災地への支援を継続できるよう、支援活動へのご支援、ご協力をお願いいたします。
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NPO法人日本レスキュー協会は、1995年に発災した阪神淡路大震災を契機に発足しました。震災によって行方不明になられた方を捜索する災害救助犬と心のケアを行うセラピードッグの育成と派遣、捨てられた犬や猫の保護をし、新しい家族を見つける動物福祉活動を行っています。こういった活動を通して、人と犬が真に共生出来る社会を目指しています。
このプロジェクトでは領収書の発行をおこなっておりません。
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