寄付受付開始日:2021/07/04
更新日:2021/08/02
2021年7月6日時点において、皆様のご協力により早々に目標金額を達成いたしました。
皆様の温かいご支援をもとに現地での支援活動に注力してまいります。
今後、二次災害の発生や被害の長期化に伴って支援規模を拡大する場合がございます。その際は、引き続きのご協力をお願いできれば幸いです。
令和3年7月3日、静岡県熱海市で大規模な土砂崩れが発生。
神奈川県をはじめ、関東地方各地で大雨警戒レベルが最高段階に引き上げられるなど、気象庁が注意を呼びかけています。
日本レスキュー協会は3日の土砂災害発生の報道を受け、直ちに出動準備を開始しました。
情報収集にあたるとともに、災害救助犬と隊員の派遣に関する調整を行い、熱海市消防本部の要請を受けて3日18時頃、災害救助犬1頭「太陽(たいよう)」と隊員4名が熱海市に向けて出動しました。
関係各所と連絡をとりながら、まずは熱海市に向け移動します。
救助、捜索、支援活動で必要な情報収集のほか、現地でのネットワークを構築し、支援活動が実施できる態勢を整えます。
また、被災したペットと飼い主への支援のため、別働の被災ペット支援チームも出動準備態勢をとっています。
被災地での活動にご支援をよろしくお願いいたします。
お預かりしたご寄付は、令和3年7月3日に発生した関東地方における豪雨災害対応にかかる費用として、以下のように活用させていただきます。
・災害救助犬派遣費用(輸送費、滞在費、消耗品費等)
・支援物資の提供にかかる費用(水、ペットフード、衛生用品、ケージ類、その他ペット用品、冷却グッズ等)
・被災ペット支援にかかる費用(物資輸送費、滞在費、保護等にかかる費用、医療費、消耗品費等)
・被災した犬猫たちの一時預かり費用(預かり等にかかる費用、医療費、消耗品等)や被災地で活動する動物ボランティア団体への物資支援費用
・災害後のセラピードッグ慰問活動派遣費用(輸送費、滞在費、消耗品費等)
更新日:2021/08/02
<7月24日活動報告>
日本レスキュー協会(1名)、連携3団体(10名6頭)が捜索活動に従事しました。
合同チームが静岡県隊の捜索要請に基づき、現場本部に5時30分に集合し、6時より捜索活動を行いました。
同時刻に茨城県隊からの要請が入ったため、後発チームとして別働の合同チームが対応しました。
連日の厳しい環境下でも、多くの救助犬たち、各救助犬団体が力を合わせ協力しあい、捜索活動を遂行する事が出来た事は皆様の熱い御支援のたまものと職員一同心に留めております。
現場では日ごとに状況が変化し各機関の体制が変わりつつあります。
また、連日厳しい現場で活動されている各機関の救助隊の方々から、『犬たちから癒やしをうける』と嬉しい言葉も数多く頂きました。
いまだ現地には行方不明者がいらっしゃいます。
救助犬の態勢を立て直しながら、要請があれば即応出来るように今後に備えます。
<7月23日活動報告>
日本レスキュー協会(1名)、連携2団体(7名4頭)が捜索活動にあたりました。
早朝6時から消防からの依頼で活動を行い、その後すぐに別の救助隊から要請が有ったため、別の団体が現場本部に向かいました。
救助犬はハンドラーとともに広い場所でも一生懸命に捜索活動を進めています。
救助隊の方々も救助犬の動きを見守り、ともに行方不明者を心配して活動を行っています。
<7月22日活動報告>
日本レスキュー協会(1名)、連携2団体(4名2頭)が早朝6時より各消防県隊、県警、陸上自衛隊からの捜索要請に備えて待機しました。
お昼を少し過ぎた頃に、静岡消防県隊からの要請。
現場本部で消防隊員と打ち合わせし、現場に向かいました。
今回の捜索現場は建物がなく、土石流で家屋が流されてしまった場所でした。
ホームページに活動報告詳細を掲載しております。
<7月19日活動報告>
日本レスキュー協会(2名1頭)、連携2団体(6名5頭)が連携。
早朝6時より群馬県隊、長野県隊、静岡県隊、自衛隊から要請があり、活動しています。
犬たちの反応が強く示す場所はかなり少なく、捜索も難航していますが、わずかな反応を頼りに活動を継続します。
<7月17日活動報告>
日本レスキュー協会を含む2団体(隊員7名救助犬6頭)が連携し、捜索活動を行いました。
早朝6時より、長野県隊の指揮下にて活動。その後すぐさま神奈川県警から要請が入り、現場を転身。さらに山梨県隊からも捜索要請があり、活動しました。
このように、多くの隊から救助犬の要請があり、犬たちの反応を理解・信頼してくれるようになりました。
被災地では、まだまだ多くの行方不明者がいらっしゃいます。
「一刻も早く見つけてあげたい」その思いは、公的機関も民間も同じです。
これまで涼しかった熱海も昨日から気温が上がり、犬たちの体調を考え日中の活動は厳しいため早朝や夕刻での活動に限られてしまいますが、救助隊の理解も得られ、要請があれば迅速に対応していきます。
<7月16日活動報告>
日本レスキュー協会を含む2団体(隊員4名救助犬3頭)が連携し、朝6時から長野県隊の指揮下で捜索活動を実施しています。
現地では雨が降り続いていますが、たくさんの救助隊の方が懸命に作業されています。救助犬に対しても、少しでも運用しやすいように協議の場もいただいています。
犬たちとともに被災地の方々のために精一杯活動していきます。
<7月14日活動報告>
発災から11日目。
被災地では、現在も行方不明者の捜索活動が消防・自衛隊・警察などさまざまな関係機関の協働作業により全力で進められています。
救助犬団体は、本日は日本レスキュー協会を含めて5団体が連携。
朝6時に要請があり、2部隊が活動しました。
日本レスキュー協会は、発災直後すぐに救助犬と隊員を派遣し捜索活動にあたるとともに、全国各地から駆け付けた救助犬団体のとりまとめ業務を担い、行政との調整役として連日対応しています。
これは、救助犬団体が各々に対策本部に詰め寄ることで現場の混乱を招かないようにするためです。
これまではなかなか統制が取れず、苦い思いをしてきましたが、今回多くの救助犬団体の理解と協力を得られ活動することができています。
熱海では、雨が降り続き、時折強く降っています。
十分に気を引き締めて、消防の指揮下で引き続き要請に備えます。
7月9日(金)、静岡消防の要請を受け、対応しています。
日本レスキュー協会は、これまでの被災地での苦い経験から、民間の救助犬団体が行政にスムーズに受け入れてもらうためには、情報の一本化が何より重要だと考えています。
全国各地で活動する救助犬団体が各々に対策本部に詰め寄るのではなく、窓口を定め、情報を共有しチームを編成する。
本災害の現段階では、当協会が救助犬団体の窓口を担い、各団体を取りまとめる調整員を派遣しています。
今回、2回目の要請では活動が長期化されることや全国各地から救助犬が集まり始めていることを受け、昨晩(8日)、当協会職員1名が佐賀から新たに駆けつけました。
全国の救助犬関係者の協力も得られ、9日は、日本レスキュー協会(4名1頭)と5団体8名8頭がチームとなり静岡県隊、東京消防庁、神奈川県隊の指揮下にて、活動しました。
犬たちの捜索を阻んでいる最大の要因は「泥」です。においが出づらく、また動く際もかなりの体力を消耗してしまいます。
悪条件ですが、条件が良い現場は被災地にはありません。
これまでの訓練を信じ、精一杯活動していきます。
※今後、窓口を他の団体様と協議のうえ交代していくことも視野に入れています。いずれにしても要請のある限り公的機関と円滑な連携ができるよう対応する予定です。
7月10日(土)、前日に引き続き静岡消防の要請に備え、待機しています。
日本レスキュー協会(4名1頭)と4団体8名5頭がチームとなり活動予定です。
7月11日(日)、全国各地から救助犬団体の協力が得られていることを受け、隊員と救助犬の休息をとるため、現場を離脱することといたしました。
行政との調整員は引き続き熱海に残り、救助犬団体の窓口として活動しています。
隊員と救助犬にけがはありません。
要請に迅速な対応が出来るように、引き続き出動態勢を整え、被災地支援活動を継続してまいります。
7月7日18時18分、静岡消防から再要請がありました。
すでに隊員1名は現場調整要員として派遣していたため、すぐさま関係各所と調整し、隊員2名と救助犬1頭(太陽)も21時30分には伊丹市本部を出発し、熱海へ向かいました。
現地でもう1名の隊員と合流し、隊員4名と救助犬1頭が活動にあたります。
今回の出動も、全国から集まった救助犬団体4団体6名6頭と連携し活動します。
翌8日午前3時、熱海市役所へ到着。
連携する救助犬団体とミーティングを実施したのち、静岡消防の指示のもと、午前6時に現場に向けて出発しました。
現場では、「救助犬を投入してほしい」との要望があるエリアが散在し、計6カ所にて捜索活動を実施。
捜索では、犬たちがわずかな反応を示す箇所もあり、救助隊へ報告いたしました。
被災地では未だ雨が降り続けているため、活動が中止となる局面も多く、もどかしい気持ちもありますが、現場の指揮に従い出来ることを精一杯活動していきます。
本日7月9日も、活動要請があります。
現在、前日の反応ポイントを中心に救助隊が土砂やがれきの撤去作業を実施中のため、指示があればいつでも出動できるように整えています。
引き続き、応援よろしくお願いいたします。
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NPO法人日本レスキュー協会は、1995年に発災した阪神淡路大震災を契機に発足しました。震災によって行方不明になられた方を捜索する災害救助犬と心のケアを行うセラピードッグの育成と派遣、捨てられた犬や猫の保護をし、新しい家族を見つける動物福祉活動を行っています。こういった活動を通して、人と犬が真に共生出来る社会を目指しています。
このプロジェクトでは領収書の発行をおこなっておりません。
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