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合計で5,701,013円のご支援をいただきました。多くのご支援、ありがとうございました。

【令和元年台風19号被災地支援】被災された方々と犬猫達のために(日本レスキュー協会)

寄付受付開始日:2019/10/14

  • 領収書なし
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認定NPO法人日本レスキュー協会

プロジェクト概要

更新日:2019/10/23

令和元年台風19号被災支援募金
被災地で迅速な支援を実施するために

令和元年10月13日に発生した台風19号の被害状況の報道を受け、同日14時より出動準備をし出動。14日早朝に現地へ到着し、被災地で物資支援と聞き取り調査を実施します。

まずは、被害が大きいとみられる長野県、宮城県、福島県へ赴き、できる限りの支援物資の配布だけでなく、今後の支援活動で必要な情報収集、支援ネットワークを構築し、中長期的に支援活動が実施できる態勢を整えます。

ご支援・ご協力のほど、なにとぞよろしくお願い申し上げます。

活動は、追って「活動情報」欄でご報告いたします。

10月13日、被災地への支援物資の準備
10月13日、被災地へ出動
「犬と共に社会に貢献する」日本レスキュー協会

#令和元年台風19号

寄付金の使いみち

皆様からいただいたご寄付は、台風19号で被災した方の支援に必要な、以下のような緊急支援活動に活用させていただきます。

・災害救助犬出動派遣費用(輸送費、滞在費、消耗品費等)
・支援物資輸送費用(水、犬猫のフード、おやつ、ペットシーツ、ティッシュ等)
・セラピードッグ派遣費用(輸送費、滞在費、消耗品費等)
・被災した犬猫たちの一時預かり費用(ドッグフード、獣医療、消耗品等)や被災地で活動する愛護団体への物資支援費用
・動物福祉活動費用(保護にかかる費用・医療費・ドックフード等)

・活動報告
https://www.japan-rescue.com/

活動情報

更新日:2019/10/23

15-20日の活動状況(10月23日追記)

10月15日、長野県で被災したペットと飼い主さんへの支援活動を継続して行いました。
水が引き、避難されていた方が自宅に戻る動きの中で、各地で閉鎖された避難所が多くありました。この日に訪問した避難所では、一般避難者とは別の一室で、ペットと飼い主さんが一緒に過ごすことができていました。

ペットと同伴避難で一安心

避難時には、この「同伴避難」ができるということが一番理想的だと考えています。
もちろん、アレルギーなどの問題がありますので、一般の避難者の方との住み分けがされることも大切です。同伴避難が認められない場合、ペットと離れたくないからと「避難しない」という選択をされる飼い主さんがおられることも事実です。

長野県庁の方とお話しする時間をいただいた際に、県としても上記のような考えのもと、関係各所と連携しながら、支援などの対応にあたられるとの回答をいただきました。

また、この日は長野県動物愛護会の方とお話しすることができました。
発災直後から避難所での支援を開始されており、私たちがこれまで調査した避難所の情報や、今後必要と想定される対応について共有させていただきました。
地元で活動されている方におつなぎすることができ、一安心です。

今後、ペット同伴可の避難所や、ペット可の仮設住宅および仮住まいといったニーズは継続して上がってくると考えられます。そしてこれらは、これから起こるかもしれない災害においても、必要とされることです。また、飼い主さんが日ごろから災害に備えておくということも、とても大切です。
平時からの備えとして、私たちにできることを継続していきます。

16日、前日に引き続き福島県内にて被災ペットのニーズ調査を実施しました。
郡山市役所の聞き取りでは、19カ所の全ての避難所において、現時点ではペットの受け入れは行っていないとのことでしたが、細かな避難所の情報は把握できていない様子だったため、1カ所ずつ聞き取り調査を行いました。

聞き取り調査で支援を広げる

その中で、安積総合学習センターの避難所において、1組の方がいらっしゃることが分かり、物資や環境改善の要望がないか、確認いたしました。幸い、十分に準備をされていて、ケージに入れて、ロビーで過ごされていました。

今回のこの調査では、「ペットと共に避難しに来られた方はいたけれど、受け入れを断ったら帰られました」と、現代社会を象徴する課題にも直面いたしました。断られ帰られた方とペットの心情を察すると、その後どうされたのか、今、どのような暮らしをされているのかを思うと、残念でなりません。

避難所の事情もあると思いますが、災害時はペットと同行避難することが環境省からも推奨されています。また行政と獣医師会が連携していることも多く、もし、困った時は勇気を持って声をあげていただきたいと思います。そういう隠れたニーズを拾うことができれば、私たちにできることも広がっていきます。

また、行方不明者はまだ各地でいらっしゃいますが、現場で活動されている救助隊の判断では災害救助犬の要請はなく、福島で待機していた隊員2名災害救助犬2頭は、本部へ帰郷することを決めました。
長野県内では、本日も引き続き被災ペットの支援活動を継続しています。

18-19日、台風19号による災害から1週間。私たちが活動を開始した18日時点で、避難数1,700人、4万戸で断水が起きています。
日本レスキュー協会動物福祉事業は福島県いわき市で被災ペットへの物資提供、ニーズ調査を行いました。

被災地では復旧と支援活動が続く

調査の中で、他の県同様、ほとんどの避難所がペットとの立ち入りを不可としている事により、車中泊や、危険の残る自宅で過ごしている被災者が多くいることがわかりました。

市内のとある避難所では、「猫がいるから車に居ます」と自ら車中泊を申し出られる方も居たとのお話を耳にしました。連日の自宅復旧作業後の車中での宿泊は避難者にとって大きな負担となるでしょう。
そこで、ペットと同行避難をする事でペットと飼い主の健康や命を守る事ができる、そしてペットと飼い主が一緒に生活する事で双方の心のケアになる。このような事から避難所にペット可の一室の準備や、受け入れなどの呼びかけを行いました。

ある避難所の職員さんからは、「確かにペットも家族。避難所職員で協議し、使える部屋などを具体的に検討してみます」との回答をいただきました。
「ペット連れは避難所へは入れない」というイメージは残念ながら被災者のみならず飼い主に広く浸透しているのではないかと感じます。
しかし、過去の災害では、一般の避難者と部屋や動線をきちんと分けることで、ペットの同伴避難が実現した例がいくつもあります。

支援物資を提供
避難所での支援活動

今、ペットと共に過ごせる避難所を必要としている方のため、また、今後災害が起きたときにペットと飼い主が安心して避難できるようにするために、私たちができることを精一杯取り組んでまいります。

引き続きご支援・ご協力をよろしくお願いします。

実際に活動してきたスタッフに被災地の状況を聞いてみました。

14日の活動状況(10月15日追記)

【被災ペット支援】
長野県では千曲川の堤防が決壊し、長野市をはじめ極めて広域にわたって浸水被害が起きています。13日昼時点で長野市内に開設された避難所数(自主避難を含む)は54カ所で、避難者数は6,000人強にのぼったと発表されました。

台風被害の爪痕がのこる千曲川

これを受け日本レスキュー協会動物福祉部は、被災したペットと飼い主さんへの支援のため、14日早朝に長野県に入り、被災地の調査を開始しました。
市によると、長野市内の避難所では基本的にはペットの室内受入れはしていないが、飼い主さんの要望や気温低下への配慮など、状況によって各避難所単位で柔軟に対応しているとの事でした。

この日は、長野市内の避難所3カ所を訪問し、ペット用の物資を提供しました。
避難が開始されて間もなくということもあり、避難者の皆さんは体育館内の床でブルーシートの上に数枚の毛布を敷いた状態で過ごされていました。
2件の避難所では、室内が混雑しておらずペットは屋内で飼い主さんと一緒に過ごす事が出来ていましたが、1件の避難所ではペットは車中泊を余儀なくされていました。

飼い主さんへの聞き取りでは、「腰までつかった状態で、ドッグフードだけを何とか持ち出せた。ペット用品をもらえて助かった」「本当は、一室だけでもペットと一緒に入れる場所があればいいんだけど……」との声がありました。

支援物資を配布

夜には、支援関係機関が集まる情報共有会議に参加し、行政や他団体や地元の方と情報共有を行いました。

情報共有会議の模様

今後、飼い主さんからは、ペットと一緒に避難できる場所や、ペットの一時預かり先などの要望が継続して上がってくると考えられます。
行政や他団体と連携を取りながら、支援活動を行っていきます。

【災害救助犬】
災害救助犬事業スタッフは、宮城県と福島県の行方不明者捜索要請時に速やかに対応できるように、福島県で現在も待機中です。

この待機の合間に、白河市および阿武隈川決壊の被害を受けた須賀川市の被災ペットの調査を実施しました。
白河市は既に避難所が解消していたため調査できませんでしたが、須賀川市では市が管理している避難所5カ所にて調査を実施した結果、ほとんどペットとの同行避難は見られず、避難所運営担当者に今後支援の要請があれば連絡してもらえるように伝達しました。
このうち1カ所で同行避難を確認したため物資を提供しました。

支援活動とともに調査を実施
支援物資の提供

災害救助犬事業として待機しつつ、可能な限りペットに関するニーズを拾います。

引き続きご支援をよろしくお願いいたします。

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寄付総額
5,701,013
目標金額
5,000,000
達成率114%
寄付人数
8,023
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プロジェクトオーナー

認定NPO法人日本レスキュー協会

NPO法人日本レスキュー協会は、1995年に発災した阪神淡路大震災を契機に発足しました。震災によって行方不明になられた方を捜索する災害救助犬と心のケアを行うセラピードッグの育成と派遣、捨てられた犬や猫の保護をし、新しい家族を見つける動物福祉活動を行っています。こういった活動を通して、人と犬が真に共生できる社会を目指しています。

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