行政に収容された犬や猫に必要な医療を受けさせ里親を見つけたい

寄付受付開始日:2016/12/02

  • 領収書なし
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行政に収容された動物への支援にご協力をお願いします

認定NPO法人日本レスキュー協会

プロジェクト概要

更新日:2024/10/04

詳しくはこちら

行政に収容された動物への医療費支援にご協力をお願いします

令和4年度に全国で殺処分された犬猫は11,906頭でした。
十数年前と比較すると、殺処分数は大幅に減少しましたが、いまだ、多くの命が殺処分されています。

収容された犬
収容された犬たち

近年では、行政機関の譲渡の取り組みが増えたこと、そして各地で活動する動物愛護団体やボランティアによる、収容動物を一般家庭へ譲渡する活動により、一般家庭に譲渡される件数が増加し、助かる命が増えました。

このプロジェクトでは、行政収容動物を一般家庭に譲渡できるように取り組んでいる団体やボランティアに医療費やケア費用を支援することで、収容動物の譲渡につなげる「間接的な支援」を行っています。

収容所から引き取った犬

一般家庭に家族として迎えられるためには、健康体であること・清潔であることが大変重要です。
自治体の行政動物収容所には獣医師が常駐していますが、一部の収容所では設備、人員、予算などの関係上、けがや病気の治療などの医療行為や、血液検査、トリミングなどのケアが行われないことがあります。

病気やけがを持った状態で収容された犬や猫に適切な治療を受けさせることができれば、殺処分対象から外れる可能性があります。また、不妊手術やトリミングの実施ができれば、一般家庭に家族として迎えられるチャンスは格段に増えます。

乳腺腫瘍を持ち遺棄された雌犬

血液検査や病気の治療には1回で数千円~1万円以上となる場合があります。去勢手術や避妊手術は、1頭につき数万円の費用がかかります。
また、犬種によっては健康維持のため、トリミングなどのケアも大切です。

これら多額の費用は、行政動物収容所に登録した団体やボランティアが負担し、一般の動物病院などに連れていき、処置を行っている場合がほどんどです。
この基金は、そのような団体やボランティアが負担している医療費やケア費用を支援する目的で設立しました。

収容された犬や猫たちに必要な医療を受けさせ、温かい家族を作るための活動に、皆様のご支援をよろしくお願いいたします。

寄付金の使いみち

お預かりしたご寄付は、以下のように活用いたします。
行政収容動物にかかる費用
・医療費(治療、血液検査、ワクチン接種、去勢避妊手術など)
・トリミング、グルーミングの費用
・消耗品(フードなど)
・事務経費(里親募集にかかるもの)
・交通費 

その他、動物福祉活動にかかる費用に使用させていただきます。

#動物殺処分防止
#dogday

活動情報

更新日:2024/10/04

活動に関するご報告

【支援対象となった犬たち・猫たち】
皆さまからのご寄付によって医療費などの支援を受けた犬・猫たちを紹介します。

医療費支援を受け、譲渡された犬

眼球破裂し、摘出手術が必要でした。里親様は、片眼のその子を伊達政宗の幼名「梵天丸」と命名。天真らんまんな梵天丸の毎日は、幸せいっぱいのようです。

医療費支援を受け、譲渡された犬

高齢犬で腰が曲がっており、気管虚脱からのせきが苦しそうでしたが、治療を受けることができ、今では新しいおうちで毎日幸せに過ごしています。大好きなお散歩も楽しそうです。

【これまでの活動実績】
■令和5年度 支援対象動物全16頭 使用金額:1,593,441円
支援した動物のうち、犬7頭、猫8頭が一般譲渡に至る
■令和4年度 支援対象動物全25頭 使用金額:1,712,644円
支援した動物のうち、犬10頭、猫5頭が一般譲渡に至る
■令和3年度 支援対象動物全37頭 使用金額:2,015,003円
支援した動物のうち、犬17頭、猫7頭が一般譲渡に至る
■令和2年度 支援対象動物全44頭 使用金額:1,658,941円
支援した動物のうち、犬11頭、猫13頭が一般譲渡に至る
■令和元年度 支援対象動物全36頭 使用金額:1,518,325円
支援した動物のうち、犬10頭、猫13頭が一般譲渡に至る
■平成30年度 支援対象動物全73頭 使用金額:2,188,646円
支援した動物のうち、犬19頭、猫35頭が一般譲渡に至る
■平成29年度 支援対象動物全86頭 使用金額:2,243,841円
支援した動物のうち、犬20頭、猫32頭が一般譲渡に至る
■平成28年度 支援対象動物全20頭 使用金額:707,453円
支援した動物のうち、犬9頭、猫5頭が一般譲渡に至る

※使用金額には、医療費やフードなどの消耗品費のほか、里親募集にかかる事務経費や交通費などが含まれます。

【活動報告】
■令和5年度
令和5年9月1日から令和6年8月31日までのプロジェクトの活動状況をご報告いたします。
※協会年度は9月1日~翌年8月31日です

「活動報告(犬)」(令和5年9月1日~令和6年8月31日)

この期間に行政動物収容所に収容された医療を必要とする犬12頭に対し、不妊手術や血液検査、病気予防、継続的な治療を行いました。この期間に、7頭を一般譲渡につなげることができました(昨年度に支援を継続していた犬を含む)。

「活動報告(猫)」(令和5年9月1日~令和6年8月31日)

この期間に行政動物収容所に収容された医療を必要とする猫4頭に対し、不妊手術や血液検査、病気予防、継続的な治療を行いました。この期間に、8頭を一般譲渡につなげることができました(昨年度に支援を継続していた猫を含む)。

今後とも、一頭でも多くの犬や猫たちが適切な医療を受け、新しい家族と出会えますようにご支援をよろしくお願いいたします。

遺棄され警察署に収容されたダックス。すぐに動物病院で治療を行うことができました
動物愛護センターに収容された子犬たち
動物病院の前に遺棄され、動物愛護センターに収容された負傷猫
譲渡事業を行う上で、譲渡前に血液検査を行い飼い主希望者様にお伝えすることは大変重要です

【日本レスキュー協会の活動内容】
日本レスキュー協会は、複数の行政動物収容所に団体登録をしています。
この団体登録により、行政動物収容所に収容されている犬を譲り受け、適切な飼い主を探す活動を行っています。

団体登録

日本レスキュー協会では、飼育放棄や虐待など、人間の都合により居場所を失った犬を年間で十数頭保護し、適性を見極めセラピードッグや災害救助犬に育成する事業、そして新しい飼い主を探す事業を行っています。
飼育放棄や虐待などを経験した犬たちの中には、人を恐れ閉じこもったり、自分を守るために攻撃的になったりするなど、人間社会で生きていく上で大きな問題を抱えている事は少なくありません。

日本レスキュー協会では、セラピードッグや災害救助犬の訓練ノウハウを生かし、日常から愛情をかけたケアやリハビリを通して1頭1頭に人間とともに生活する事を教えています。
全ての犬に温かい家庭で穏やかな犬生を歩んでほしいという願いをもって活動しています。

日本レスキュー協会のその他の活動については協会ホームページをご覧ください。

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プロジェクトオーナー

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認定NPO法人日本レスキュー協会

認定NPO法人日本レスキュー協会は、1995年に発災した阪神淡路大震災を契機に発足しました。震災によって行方不明になられた方を捜索する災害救助犬と心のケアを行うセラピードッグの育成と派遣、捨てられた犬や猫の保護をし、新しい家族を見つける動物福祉活動を行っています。こういった活動を通して、人と犬が真に共生できる社会を目指しています。

この団体に関連するプロジェクトはこちら

領収書発行について

このプロジェクトでは領収書の発行をおこなっておりません。

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