太平洋の最後の聖地、インドネシアのオサガメを絶滅から救う!

寄付受付開始日:2022/09/13

  • 領収書あり
[太平洋の最後の聖地、インドネシアのオサガメを絶滅から救う!]の画像
一億年以上前からいるオサガメ。その現生種は、背中に7本のキールが走り、硬い甲羅ではなく厚い皮膚におおわれているのも特徴的です。

特定非営利活動法人エバーラスティング・ネイチャー

プロジェクト概要

更新日:2026/06/09

巨大ウミガメが消える?オサガメ保全の最前線!

◆絶滅寸前の危機にある太平洋のオサガメ
オサガメは、体長が2メートル近くにもなる世界最大のウミガメです。
かつては太平洋・大西洋・インド洋に広く生息していましたが、現在、その個体数は世界的に著しく減少しています。特に太平洋のオサガメは深刻な状況にあり、「このままでは近い将来、絶滅する可能性が高い」とも言われています。

私たちは、インドネシアにある太平洋最大級の産卵地で、オサガメを守るための保全活動を続けています。この場所は、太平洋に残された“最後の重要な産卵地”とも呼ばれる場所です。

ここを守れるかどうかが、太平洋のオサガメの未来を左右します。

オサガメを撮影した貴重な写真

◆最も重要な産卵地での保全活動
私たちの使命は、オサガメが安心して産卵できる“自然本来の海岸環境”を守ることです。人の影響をできる限り減らすことで、次世代を担う多くの子ガメたちを自然のまま海へ帰すことを目指しています。

・オサガメの産卵を阻害する行動は極力減らし、オサガメが自然産卵できるような環境を保ちます。

・他の組織が、卵を別の場所に移植していますが、私たちは母ガメが産んだ場所で自然にふ化させています。ウミガメは生態が未解明な部分が多く、人間が安易に手を加えるべきではないのと、卵を別の場所に移植させることによる効果が出ていないからです。

オサガメの赤ちゃんは手のひらサイズでとてもかわいらしい

◆ELNA保全へのこだわり
私たちの保全活動を一言で表すと「“海ほんらいの力”をサポートする活動」です。

直接手を加えるのではなく、生物に影響を与えている人為的要因を取り除くことが重要と考えます。また、活動を継続的に行うためにも地域の人々や住民とともに調査保全活動を展開しています。

オサガメを絶滅させないため、私たちの活動をご支援ください!

海へ旅立つ赤ちゃんガメ

寄付金の使いみち

現在、インドネシア西パプア州のワルマメディ海岸とジェン・シュアップ海岸でオサガメの調査・保全活動を行っています。

●海岸環境の保全とモニタリング調査
・海岸独占契約費用(悪影響のある人間活動を排除するため)
・常駐スタッフの雇用費(産卵モニタリング、海岸の監視)2つの海岸で3名
・活動管理人の雇用費(常駐スタッフとの連絡調整および指導)1名
・傭(よう)船料(現地視察・指導・交渉のため)年3回程度

●多くの子ガメを海に
・調査や保全運営のための渡航費や人件費、資材費
・政府や村との調整費や許可申請などにかかる費用
・必要な事務手続きや会合などにかかる人件費(従事時間分のみ)

"#Donationdeduction"

活動報告

更新日:2026/06/09

オサガメの命を守るための保全実績

保護巣数
ワルマメディ海岸(2000年~)
2000年 約720巣
2005年 約660巣
2010年 約940巣
2015年 約270巣
2021年 約320巣

ジェン・シュアップ海岸(2005年~)
2005年 約1,500巣
2010年 約1,200巣
2015年 約800巣
2020年 約1,600巣
2024年 約1,450巣
2025年 約1,230巣

オサガメの産卵

※巣=オサガメの産卵巣(砂浜で産卵が行われた巣)

その他の活動
・ジャムルスバメディ地区で、野生化した家畜野ブタによる卵の食害が深刻化していた(食害率60~80%)。対策として、電気柵を設置し、全海岸平均で食害率を11%まで削減することができました(2001年~2002年)

・近隣のオサガメ産卵地で保全活動および実態調査(2006年~2012年)@ムブラニ地区

現地でELNAが管理している卵

【ELNAが抱える問題】
オサガメを守る活動は、一朝一夕で成果が生まれるものではありません。地域住民との信頼関係を築き、卵の保護や調査活動を続けながら、少しずつ「オサガメを守る文化」を育んできました。

ふ化数の調査

しかし2023年、それまで活動を支えていた国からの補助金が打ち切られ、保護活動の継続は大きな危機に直面しました。

現在は
・オサガメの産卵および上陸状況のモニタリング(数日おき、通年)
・現地情報の収集、状況の解析
を、現地住民の方の協力を得て継続している状況です。産卵地の状況を把握しながら、資金を作って実質的な活動を再開できるようにカウンターパートとともに奮闘しています。

資金不足という厳しい状況の中でも、現地住民と協力しながら活動を継続してきましたが、近年は他国の介入もあり、これまでのような十分な活動を行うことが難しくなっています。ウミガメの保全活動にはさまざまな意見がありますが、ELNAは野生本来の生態を尊重し、できる限り自然な状態でふ化・成長できる環境を守ることを目的としています。

他国との方針の違いから、保全活動における連携が難しい場面もあり、特にオサガメの保護については十分な取り組みを進めることが困難な状況となっています。このまま状況が改善されなければ、長年にわたり築き上げてきた成果や、地域に少しずつ根付き始めた自然保全への意識が失われてしまうおそれがあります。

それでも、海岸に戻ってくるオサガメたちは待ってくれません。

今この瞬間も、彼らが安心して産卵できる環境を守るための活動が必要です。皆さまからのご寄付は、単に活動資金となるだけではなく、現地で奮闘する人々を支え、オサガメと人がともに生きられる未来を守る力になります。

あなたの支援が、次の世代へオサガメをつなぎます。

どうか皆様のあたたかい支援をよろしくお願いいたします。

海に帰っていくオサガメ

引き続き支援を求めています

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寄付総額
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寄付人数
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プロジェクトオーナー

特定非営利活動法人エバーラスティング・ネイチャー

エバーラスティング・ネイチャーは、アジア地域の海洋生物およびそれらを取り巻く海洋環境を保全していくことを目的に1999年に設立された認定NPO法人です。現在はウミガメ保全を中心に、関東・小笠原・インドネシアを主な拠点として活動しています。種を絶滅させないことを絶対条件に、生物だけでなく生物と関わりのある人間の営みをも持続できる世界を目指しています。

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