【緊急救援】令和2年7月豪雨
医療支援と物資支援の包括的サポート
(ジャパンハート)
寄付受付開始日:2020/07/28
寄付の受付は終了しました。
合計で522,819円のご支援をいただきました。多くのご支援、ありがとうございました。
寄付受付開始日:2020/07/28
更新日:2020/08/31
本緊急救援に至るまでの経緯
ジャパンハートでは、7月4日に発生した令和2年月豪雨の報道を受け、九州地方の関係者およびiERネットワークを通して被害情報の収集を始め、同時に、被害状況が深刻な九州地方に先遣隊を派遣しました。
集まった情報をもとに7月8日、熊本県南部エリアの避難所での物資・医療支援を決定しました。現地では、被災した医療施設・福祉施設を訪問しながら聞き込み調査実施、避難所での医療支援および物資支援の要請を受けました。こちらは仮設住宅の設置が完了するまで、約2カ月にわたる支援を決定しております。
避難所での支援
ジャパンハートが支援に入った避難所には、近隣住民約260人が身を寄せており、多くの不安を訴える声が寄せられています。今後長期化するとみられる避難生活に備え、医療者による日々の健康サポートや避難所で必要とされる物資の支援を進めてまいります。
引き続き、行政および地域医療関係者と連携のうえ、ジャパンハートが強みとする現場のニーズに寄り添った息の長い支援を実施していく予定です。
7月28日に当ページを開設していただき、8月31日までの間、多くの方に募金のご協力をいただき誠にありがとうございました。
令和2年7月豪雨が発生したという報道を受け、弊団体の国際緊急救援チームは7月7日、福岡に降り立ちました。東京本部が収集した情報に加え、現地で聞き込みをしながらできたご縁でたどり着いたのが、被害状況の深刻だった熊本県八代市の避難所でした。
7月9日から八代市の避難所で保健医療活動を開始し、その後同市内でもう1カ所の避難所を受け持ち、さらに熊本県人吉市の避難所へも看護師を派遣することで活動範囲を広げ、8月31日に支援を終了いたしました。
避難所の皆さんは、自宅の片付けが終わったり仮設住宅ができたりすることで、少しずつ退所していかれました。まだ避難所にとどまっている方もいらっしゃいますが、今後は再び自治体の方たちで避難所を運営していかれます。
ジャパンハートは、約2カ月間で30名ほどのボランティアやスタッフが現地に入り活動にあたりました。
私たちは「支援者の支援」というスタンスを取り、現地の保健師さんをサポートするカタチでの支援を行っていました。地元の文化・風習をよくご存じの保健師さんがメインとなり、そのサポートを行うことで私たちが去った後も避難所運営、コミュニケーションがスムーズに取れることを目指しました
ニュース番組ではひと時、大きく取り上げられた被災地のことも、徐々に他のニュースにシフトしていきます。しかし、現実には避難所で生活が1カ月、2カ月と長引き、自宅に帰ることを待ち望んでいる方がいらっしゃいます。
ジャパンハートは、そのような現場に入り、現場の求めるニーズに合わせた息の長い支援を行うことを目指しており、今回のように約2カ月にわたり支援に入れたのは、皆さまの温かいご支援があったからです。
今後も、皆さまのご期待に添えるよう精進してまいります。
誠にありがとうございました。
ジャパンハート スタッフ一同
※今回の緊急救援の様子は、ジャパンハートの公式HP内「活動レポート」でご覧いただけます。
いただいたご寄付は、本災害救援にかかる費用に充てさせていただきます。
※本活動に必要な資金を上回る寄付をいただいた場合、今後の緊急救援活動やその準備など、ジャパンハートのその他の活動に充てさせていただくことをご了承ください。
#令和2年7月大雨災害
更新日:2020/08/31
7月から始めた令和2年7月豪雨の緊急救援は、熊本県八代市内の避難所1カ所からスタートしましたが、協力要請を受け、八代市内のもう1カ所の避難所にも保健医療支援に入ることとなりました。
避難所はそれぞれ、生活する避難者のために、生活スペースにカーテンが設置されたり、子ども用のスペースができたり、運動不足解消のために運動の時間が設けられたりしています。家の片付けに向かう人や、避難所から学校や仕事に向かう人も見られ始めました。
しかし、仮設住宅ができるまでにはまだもう少し時間がかかりそうです。
そして8月に入り、ジャパンハートは熊本県人吉市で最も多くの住民が避難する避難所での医療支援も開始しました。看護協会災害支援ナースの派遣終了に伴い、ジャパンハートが引き継ぎの要請を受けたのです。避難所には、近隣住民約340人が身を寄せています。多くの避難者から不安や不調を訴える声が寄せられていますが、新型コロナウイルス感染拡大が止まない現状においては、各医療機関による県外からの人員派遣が難しく、また県内からの医療従事者の受入も簡単には進まない状況です。
ジャパンハートは、こうした中、複数機関と連携しながら現地ニーズに即した医療支援を行うことを決定しました。具体的には、今後長期化するとみられる避難生活に備え、医療従事者による日々の健康サポートや応急処置の対応、さらに被災者の自宅の片付け作業に伴うけがの処置や健康問題を抱えるケースへの対応、避難所で必要とされる物資の提供支援などを実施していきます。
ニュースではほとんど話題にならなくなりましたが、被災地は復興までにまだまだ時間がかかり、支援の必要な状況が続いています。
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2004年、国際医療ボランティア団体として設立された、日本発祥の国際医療NGOです。
「医療の届かないところに医療を届ける」を理念に活動しており、日本およびミャンマー・カンボジア・ラオスなどアジア諸国において無償で子どもの診療・手術を実施しその数は年間約34,000件に上ります。
東日本大震災では450人を超える医療従事者を現地に派遣しました。
また、新型コロナウイルス感染症拡大による医療崩壊を抑制するため、「#マスクを医療従事者に」プロジェクトを行い、クラウドファンディングで1万5千人の方から1億5千万円以上のご支援をいただき、200万枚以上のマスクを約700の医療機関に配布いたしました。
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