森林再生と地域復興の同時実現をめざして
~Present Tree~

寄付受付開始日:2018/05/10

  • 領収書あり
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美しい森と環境を未来へ引き継ぐために

環境リレーションズ研究所

プロジェクト概要

更新日:2026/08/05

大切な人へ、大切な地球へ

日本人は、はるか昔から、森ととても親しく生活してきました。ところが、生活ががらりと変わり、人々が森から離れて行ってしまったことで、多くの森が荒れてしまいました。だから私共は、たくさんの人たちの興味と足が森に戻る、集まる仕組みを考えました。それがプレゼントツリーです。

プレゼントツリーの「プレゼント」には、大切な人へのプレゼント、と言う意味と、その地域の森へのプレゼント、ひいては地球へのプレゼント、という意味が込められています。

「贈り物に樹を植えよう!」と呼びかけて、都市部の人たちが、全国に広がる放置された森や、災害に遭った森など、樹を植える必要のある場所に、自分や大切な人のために樹を植えて、地元とともにその後10年間育てていくというプロジェクトです。自分の樹がその地に存在することによって、その地域に足を運ぶようになり、足を運べば交流が生まれます。この交流によって、森だけでなく、地域も元気にしていきます。

これまでに、国内外60カ所に約45万本を植樹し(2026年7月現在)、多くの方々にご支援いただくまでになりました。

本年、弊団体の森づくりを通した地域振興が評価され、農林水産省・環境省・消費者庁が主催する「サステナアワード2025」 にて脱炭素賞を受賞いたしました。

【サステナアワード2025 脱炭素賞受賞】「Present Tree」~森林再生と地域振興の同時実現を目指して20年~

自然災害にも強い森 
森林には、さまざまな役割があります。気候変動で着目される二酸化炭素の固定、降った雨を受け止めて土壌に染み込ませる水源涵養(かんよう)、生物多様性の保全…最近ではクマの出没が話題になり、里山林が人と野生とのバッファーゾーンとして、改めて注目されています。

そして、度重なる巨大台風や豪雨にも、プレゼントツリーの森、すなわち「天然林に近い形」はとても強いことが証明されつつあり、各被災地からお誘いを戴いている昨今です。

私たちは今、プレゼントツリーの森づくりを通して、人と人とのつながり、人と自然や生態系との距離感、人間活動と地球とのバランスについて、改めて見つめ直す機会を得ています。これらの森を護り、次世代に引き継ぐことの意義は、ますます高まるばかりです。

2007年植樹前
2022年植樹後
森の中(PT球磨村2022年2月撮影)

2007年に植樹した熊本県球磨村のプレゼントツリーの森は、毎年、地震や豪雨、巨大台風など、たくさんの災害に見舞われましたが、周辺の人工林が崩れる中、立派な森に育っています。

2020年7月の豪雨により球磨川流域では甚大な災害が発生、人々の生活に大きな爪痕を残しました(2022年2月撮影)

森づくりで被災地ににぎわいを取り戻していきます!
このプレゼントツリーの仕組みが最も生かされているのが、被災地支援のための森づくりです。防災緑地の整備や天然生林への転換などを行い、その後長期にわたる被災地と寄付者との交流を通じた復興を目指しています。

東日本大震災の被災地では、岩手県宮古市をはじめ、現在は、福島県双葉郡広野町、宮城県大崎市、そして熊本地震と豪雨の被災地である熊本県山都町においても、にぎわいを取り戻すための森づくり活動を実施中です。

引き続き「息長い復興支援活動」をめざし、被災各地のにぎわいづくりを積極的に推し進めますので、多くの方々のご支援、ご協力をお願い申し上げます。

【石川県輪島市町野町金蔵】

震災で水が引けなくなり、すっかりセイタカアワダチソウに覆われてしまった棚田

日本で初めて世界農業遺産に認定された奥能登・輪島市の北部、町野町にある金蔵地区。
周囲を山々に囲まれた小さな盆地で、美しい棚田と里山に代表される日本の原風景が継承されてきました。

歴史は古く、7世紀中頃に建立された金蔵寺を中心に栄えた寺領荘園で、室町時代(1527年)には能登守護・畠山氏によって全村焼き討ちの憂き目に遭ったものの、寺とその門徒を誘致し再興しています。檀家(だんか)のつながりにより、外部に交流人口を育んできた歴史が長く、関係人口や交流人口を増やす施策に対して地域全体の理解が深いことが、当地の強みになっており、過疎高齢化が進む近年も「金蔵万燈会」をはじめさまざまなイベントや取り組みを行ってきました。

そして2024年元旦、能登半島を襲った大地震。
金蔵地区も大きな被害を受け、もともと50世帯の小さな集落が、震災を受けてさらに半数の25世帯になり、過疎化が深刻化しています。

2025年5月、高齢化と震災でその景観が失われつつあるこの地に、新たな交流を育むための森をつくろうと「Present Tree in 能登金蔵」がスタートしました。美しい棚田と里山に代表される日本の原風景を維持し、そこに棲む生き物たちを守り続けるために、放置された採草地跡に地元植生の広葉樹を植えて、自然の森に戻していきます。

都市部の人たちがその樹の里親となり、以後10年間、地元の人たちと交流しながらともに育てることで、金蔵地区に新しい交流人口を創り、地域ににぎわいを取り戻し、奥能登の復興を進めていきます。

2025年10月にはプレゼントツリー支援企業様と一緒に現地を訪れ、被災地の視察と植樹体験を行いました。植樹体験では、牧草地跡の放置された土地に、地域の在来種であるクヌギ・コナラ100本を植えました。金蔵では地域の皆様に温かく迎えていただき、地域の現状を見ていただくだけでなく、金蔵の地域の話やこの地に棲む生物についての説明、お寺の境内で意見交換を行うなど、交流の場を持つことができました。2026年も秋に交流植樹イベントの開催を予定しております。

2025年10月、モニターツアーを実施。14名で牧草地跡に植樹を行いました
地元の方に、歩きながら金蔵の現状について案内していただきました
地域のお寺のお堂を借りて、地元の方々との交流会を行いました
復興支援の森づくり「PT能登金蔵」でモニターツアー開催!

イベント参加者の方の声
・地域の現状を知れたことは一番のポイントになります。距離的に離れているので難しい事も多いが何かしら手伝える事はないか考えたいと思う。
・現地の皆さまのお話を聞いて、復興というのはもちろん、どのように過疎と立ち向かい、人をこの地域に呼び戻していくのかということに挑戦されてる姿が心に残りました。能登の現状を踏まえた上で、どのようなストーリーが、弊社を利用してくれるお客さまに対して響くのかといったことを深化させていきたいと思います。
・なかなか復旧が進まない現状と、それでも現地の方々がポジティブであったことに感銘を受けました。

イベントの様子は、ブログからもご覧いただけます。

【熊本県上益城郡山都町】

山都町の農業を支える国宝「通潤橋」

日本の有機農業の発祥の地といわれる熊本県山都町は、九州の真ん中に位置することから「九州のへそ」とも呼ばれています。
有機農業を核とした、地球と人と命との有機的なつながりと、美しい景観とを次世代へ継承し、将来にわたって豊かな自然を守ろうとする持続可能な町の取組は、国から【自治体SDGsモデル事業】に選定されています。

一方、町の総面積の約7割を占める森林は、所有者の高齢化が進み、継続的な管理が困難になっています。自然災害が多発する山都町で、荒廃林や伐採跡地が増えることは大変危険であり、「緑の砂防ダム」の整備が急がれるとともに、有機の里を支え続けてきた豊かな生態系の源である森林の維持・回復は必須です。

そこで、「Present Tree in くまもと山都」では、スギの皆伐跡地に、地元植生の広葉樹を植えることで、人々を災害から守り、生き物たちが再び戻ってこられる生態系豊かな森となるよう育てていきます。

山都町が脈々と受け継いできた美しい環境が、100年後まで存続し続けるため、苗木の里親と町民との交流イベントを継続的に開催することより、植樹や育樹の作業を通して、町民と都市部市民との交流人口の増大と山都町の振興にも寄与していきたいと願っています。

環境省より自然共生サイトに認定されている「Present Tree in くまもと山都」。2026年4月に生き物調査を行いました
2026年4月の植樹ツアーはあいにくの雨でしたが、総勢80名が参加し、地元植生の広葉樹29種500本を植えました
植樹の後は、地元の方々と交流しながら、地元の物産のお買い物も楽しんでいただきました
こちらは2023年開催「Present Tree in くまもと山都」植樹ツアーの様子

イベント参加者の方の声
・すばらしい取り組みに感動しています。自然を守ることはとても地道であり、そういうアクションをおこしてくださってくれる方がいるからこそ、守られていると感じました!! すばらしいツアーを本当に本当にありがとうございました!!
​・​今回は、とても貴重な体験をさせて頂きありがとうございます。今後も、自分にできることや環境、日本の問題など幅広く興味をもち、勉強させていただきます。
・阿蘇の自然は本当に広大ですばらしくて感動しました。一方、若者の人口が減って、この自然を守っていけるのか? と考えると行動をおこさなければと思った。
・SDGsを学ぶなかで、木が大量に伐採されているという話をきいてはいたのですが、ここまで目に見えてハゲ山が多いことにおどろきました。また農林業に関わる人が減少しているという話も印象に残りました。今あるキレイな森をまもるために、この現状を自分たちの活動を通して発信したり、今回のようなイベントに積極的に参加しようと思いました。
・日本の森林の状況を知ることができた。口では再生や復興といっていても実際の作業や管理も簡単ではなく、時間もかかることなのだと、実体験をもって現地の方の話をきくことで、深く知ることができた。

過去のイベントの様子は、ブログからもご覧いただけます。

【宮城県大崎市】

禿岳のふもと、栗駒国定公園内にある「Present Tree in みやぎ大崎」

2014年、大震災からの復興を目指してスタートした「Present Tree in みやぎ大崎」は、12年間で第4協定エリアにまで拡大し、森林再生活動を行っています。
新しい植栽地は、鬼首カルデラ外輪山の最高峰「禿岳(かむろだけ)」の麓、栗駒国定公園内に位置しています。この地には、戦後の拡大造林時代に植えられたスギの人工林が広がっており、伐期を迎えています。

「Present Tree inみやぎ大崎」は江合川上流(荒雄川)に広がるこの伐採跡地を再生するため、「鳴子こけし」の材料となるミズキをはじめ、地元植生の落葉樹を植えて、美しい紅黄葉が楽しめる針広混交林を育てていきます。

この水源の森づくりは、上流域のみならず、その豊かな水で米づくりをする下流域の人々に恩恵をもたらします。

2022年7月の豪雨で、大崎市内の各地で道路などの冠水被害が相次ぎました。大崎市からは、「プレゼントツリーの森にたくさんの方を連れて来ていただくのが一番の応援です!」とのお言葉をいただき、今後も大崎市と定期的に開催する植樹イベントを通して周辺地域を元気にしていきます。

2023年10月に開催した植樹ツアーの様子。近年はクマの出没が多く、植樹ツアーを開催できない状況が続いています
地元の方々に指導いただき、竹炭づくりを体験
植樹の後は、近くの畑で有機栽培の鬼首高原大根の収穫体験
2023年開催「Present Tree in みやぎ大崎」植樹ツアーの様子

過去のイベントの様子は、ブログからもご覧いただけます。

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寄付金の使いみち

皆様からお預かりした寄付金は「認定NPO法人」である環境リレーションズ研究所で適正に管理し、森づくりを通した地域振興や、台風などの災害による被災林の再生のために使わせていただきます。

今後も、募金の使途はネット募金ページ活動報告欄にてご報告いたします。
※環境リレーションズ研究所は東京都より認定を受けた「認定NPO法人」です。当団体へご寄付いただいた場合、個人・法人を問わず税の優遇措置が受けられます。
詳しくは「寄付金の税控除について」をご覧ください。

認定NPO法人環境リレーションズ研究所 事業報告

※「つながる募金(ソフトバンク)」で寄付をいただいた場合、上記の記載にかかわらず、当団体の活動全般への寄付となります。

"#Donationdeduction"

活動報告

更新日:2026/08/05

植樹地:国内外62カ所 植樹本数:約45万本

国内:60カ所
北海道 雨竜郡、天塩郡、愛別市、中川町(2カ所)
岩手県 宮古市
新潟県 佐渡島(3カ所)
宮城県 大崎市(4カ所)
福島県 双葉郡広野町
千葉県 山武市
神奈川県 横須賀市(2カ所)
東京都 檜原村
山梨県 笛吹市(11カ所)、甲府市(2カ所)、甲斐市(2カ所)、北杜市
静岡県 熱海市
石川県 輪島市
岐阜県 高山市(2カ所)、下呂市
熊本県 球磨郡球磨村、上益城郡山都町(5カ所)
宮崎県 川南町、高原町(2カ所)

国外:2カ所
インドネシア 東カリマンタン州
アフリカ ブルキナファソン

【森づくりをする理由】
植栽が放棄されたところ、自然災害で森林が消失したところ、里山として保全していくべきところなど、さまざまな理由で森づくりが必要とされています。私たちは、各地域の植生にあった樹種を選んで混植し、10年かけて天然林に近い森林を再生していきます。

台風の被害にあった森を天然林に戻すため(北海道 雨竜)

野生のトキが営巣できる森をつくるため(新潟県佐渡島)

松くい虫被害林を地元植生の広葉樹林に戻すため(山梨県甲府市、笛吹市)

人工林の皆伐跡地を地元植生の広葉樹林に戻すため(熊本県球磨村、宮崎県 高原町、岐阜県飛騨高山)

廃業した放牧地を水源かん養林にするため(岩手県宮古市、宮城県大崎市)

津波被災跡の防災緑地の一画に里山林をつくり、コミュニティー再生に向け人々が集う拠点にするため(福島県広野町)

【10年経過したプレゼントツリーの森】
植栽放棄地の森林再生(熊本県球磨村)
上:植栽前(2007年)の様子、下:現在(2018年)の同一エリアの様子

植栽放棄地の森林再生(山梨県甲府市)
上:植栽前(2009年)と下:現在(2019年)の同一エリアの様子

マツクイムシ被害林の森林再生(山梨県甲府市)
上:植栽直前(2010年)の様子、下:現在(2020年)の山の様子

皆さまからのご寄付の活用事例
・森づくりを通した地域振興
被災地にあるプレゼントツリーを通じて、宮城県大崎市、福島県双葉郡広野町、熊本県山都町にて活用いたしました。

・被災林の再生
2019年の台風15号、台風19号、令和2年7月豪雨の被災林にて活用いたしました。

引き続き支援を求めています

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寄付総額
3,013,277 円
寄付人数
10,862 人
継続寄付

7 人が支援しています

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  • PayPay
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    クレジットカードで100円から寄付できます。
  • Vポイント
    Vポイントを使って1ポイントから寄付できます。

  • つながる募金
    携帯電話利用料金のお支払いと一緒に寄付できます。

プロジェクトオーナー

環境リレーションズ研究所

認定NPO法人環境リレーションズ研究所が運営する「Present Tree」は、2005年1月にスタートした森林再生と地域振興をつなげるためのプロジェクトです。

少子高齢化の進む全国各地の開発跡地や皆伐放置林、被災林などに樹を植えて、首都圏の人たちがその樹の里親となり、自身の大切な記念樹を10年間、地元の人たちと交流しながらともに育てていくことで、森だけでなく地域も元気にしていきます。

公式リンク(外部サイト)

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領収書発行について

このプロジェクトでは1回3,000円以上の寄付から領収書の発行が可能です。
※クレジットカードでの寄付に限ります。詳しくはヘルプページをご参照ください。

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