• 子供たちの笑顔をいつまでも繋いでいくために

  • 概要
  • 活動情報 2019年6月03日 更新

災害から「いのちを守る森」づくりに、ご協力お願いします。

鎮守の森のプロジェクトは、東日本大震災を契機に設立されました。大津波後の被害調査では、長い間その地域を支えてきた「鎮守の森」の常緑広葉樹が大津波にも倒れずに残り、津波の威力を和らげ、背後のものを守っていたことがわかりました。

この教訓を生かした災害からいのちを守る森づくりは、未曽有の大震災を経験した私たちが、次世代を担う子どもたちを守るために、残し伝えなくてはならない大切な知恵だと考えています。

私たちは、植物生態学者 宮脇昭(横浜国立大学名誉教授)が指導する、わずか20年ほどで立派な森へと育つ植樹方法で、これまでに東北の沿岸部を中心に48万本の木を、約5万5千人のボランティアと共に植樹してきました。

東日本大震災から8年が経過した現在は、この教訓を生かし、東北の沿岸部だけでなく、南海トラフ地震や東南海地震などに備えた防災の森づくりも始まっています。
多くの皆さまに、あの日のことを思い返していただくことが、次世代を守る森づくりの発展的展開につながるものと思っております。

皆さまのご支援をお待ちしています。

私たちの植樹は、プロによるものではなく一般ボランティアの皆さまと共に植える手法です。独自の方法により、森の成長は通常よりも早く、これまでの苗木活着率(根付き)は、90%を誇っています。

樹高30cmのポット苗を植樹してから5年経過した東北の植樹地は高いもので4mに成長しました。「防災の森」は、その地域に適した十数種類の常緑広葉樹(シイ・タブ・カシなど)を中心とした森です。

三重県明和町では、南海トラフ地震など津波を伴う大規模地震発生で、最大10mの浸水が予測されています。未来のいのちを守る森づくりは、町民の皆さまの意志で始まりました。天然更新する森は、次世代にやさしい管理コストです。

鎮守の森が持つ、4つの利点

1.津波の威力を弱め、漂流物を食い止める

下草・低木・亜高木・高木などからなる多層構造の森が緑の壁となり、津波の威力を弱めます。また、地中に真っすぐ深く張った根は津波に倒れることなく漂流する家や車を受け止め、沖に流されるのを食い止めます。

震災直後の宮城県多賀城市のイオンモール駐車場につくった広葉樹の壁

2.メンテナンス不要

最初の3年間は草抜きなどのメンテナンスが必要ですが、その後は自然の力で循環し、およそ20年で森になります。この方法は、成木を植えて毎年除草や枝打ちなどの管理を必要とする森より低コストででき、かつ災害にも強いのです。

財団副理事長で生態学者の宮脇昭が横浜国立大学で行った森づくり

3. 火災時の延焼を防ぐ

阪神大震災や関東大震災で、敷地の周りを常緑広葉樹の木で囲まれた建物や避難所は、周辺の大火から延焼を免れました。水分を多く含むタブノキをはじめとする常緑広葉樹は、このように火災の延焼を防ぐ役割を担います。

阪神淡路大震災直後に撮影。常緑広葉樹が大火から集合住宅を守りました。

4. 台風や豪雨でも倒れにくい

十数種類の常緑広葉樹を植える森は、杉や松などの単植林に比べ、「根が真っすぐ深く張る」「緑の表面積が多い」などの特長があります。これにより、台風や豪雨でも倒されにくく、自然の土留め効果のある森となり、災害時に二次・三次の被害を防ぎます。

これまで木を植えて森をつくることなどは、多くの人にとっては人ごとで、林業家か庭園をつくる人だけの仕事と思われてきました。森を単に木材生産や美化だけの対象として考える時代は終わりました。今こそ、明日を生きる人、あなたの愛する人のために、あなたが木を植えていのちを守る森をつくってください。森づくりはあなたが主役です。

あなたも、防災の森づくりに参加しませんか

防災の森づくりはあなたが主役です。たくさんの皆さまをお待ちしています。ボランティアメールに登録すると、優先的に活動情報をご案内します。
■ボランティアメール登録フォーム(公式サイト)

これまでの活動

【植樹本数:約48万本 参加人数:約5万5千人】

2013年5月 宮城県仙台市若林区荒浜:植樹本数3,500本
2013年~  宮城県岩沼市「千年希望の丘」:280,000本植樹
2013年~ 福島県南相馬市:88,000本植樹
2015年~  福島県相馬市:10,000本植樹
2016年10月 高知県南国市立大湊小学校・保育所:320本
2017年6月 宮城県女川町・白山神社
2018年7月 三重県明和町:1,720本
2018年8月 岩手県山田町:3,000本
2015年岩手県大船渡市:500本の苗木を寄付
2014年~企業(団体・学校)CSR、学習体験として:28,556本
ほか、2012年から苗木にするためのどんぐりを、被災地沿岸部を中心に808,011粒採種。

【年間の活動サイクル】

「鎮守の森のプロジェクト」の活動には年間を通して次のような流れがあります。種子となるどんぐりを拾うこと(採種)、どんぐりから発芽させて苗木にするまで育てること(育苗)、育った苗木を植えること(植樹)、植えた苗木が森として育つまで草抜きなどの手入れをすること(育樹)。このサイクルを繰り返しながら、「災害からいのちを守る」森を一カ所でも多く増やせるよう活動しています。

種子となるどんぐりは、植樹する場所の近くで拾います。その土地の気候風土に適した苗木を育てるためです。
植樹にはたくさんのボランティアの力を必要とします。
小さな子どもからお年寄りまで、いろんな人が参加しています。
植えた苗木が森として育つまで最初の3年間は草抜きなどのメンテナンスが必要です。

寄付金の使いみち

いただいたご寄付は、防災の森づくりのために充てられます。苗木代、土壌改良費、植樹資材費など含め、大体1本の苗木を植えるのに1,000円がかかります。
毎年、年次報告書で収支を報告しております

■年次報告書(2013年~)
■活動実績

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