• 概要
  • 活動情報 2016年3月04日 更新

公益財団法人東日本大震災復興支援財団では、東日本大震災発生を受け、2011年11月に高校生対象給付型奨学金「まなべる基金」を創設いたしました。まなべる基金は、東日本大震災の影響による経済的な理由で、就学・進学が困難となった高校生のための、返還不要の給付型奨学金です。震災後、被災した学生向けにたくさんの奨学金制度が立ち上がりましたが、その多くは遺児・孤児が対象のものでした。
また、被災や失業による経済的な理由で進学・就学の継続が危ぶまれる学生がたくさんいることも分かりました。 当財団ではそうした状況を伺い、返還不要の奨学金を、月20,000円ずつ、最長4年間(※1)給付することにいたしました。

今年で震災から5年になりますが、こうした状況は未だ続いており、経済的理由で希望の高校への進学や就学の継続をあきらめざるをえない高校生が多数います。
そのような生徒がひとりでも減るように、皆様のご支援をよろしくお願いいたします。

これまでまなべる基金では、第1期(2012年4月給付開始)では1,192人、第2期(2013年4月給付開始)では815人、第3期(2014年4月給付開始)では472人、第4期(2015年4月給付開始)では87人を対象に(※2)支援を行っており、2016年4月からは第5期生77人への支援が開始される予定です。

私たちと一緒に高校生を応援していただける方を募集しています

また、2015年3月には、第1~3期の奨学生のうち、842人が無事卒業し、それぞれの新しい道を進むことになりました。「まなべる基金」を受給していた卒業生から、寄付いただいた皆様へメッセージをいただきました。ぜひご覧ください。

卒業後は、自分の夢に向かって勉強に打ち込むそうです

<まなべる基金 2014年度卒業生からのメッセージ>

■いつかは経験を伝えていきたい。
私たちの高校生活を支え、応援してくださりありがとうございます。震災が起きてから三年がたちましたが、私にとってはあっという間に過ぎていきました。あの地震のことは忘れられることはなく、避難先へ転居してからも、毎日福島での生活を振り返るばかりでした。それでも、時は過ぎていき前に進まなければいけないという気持ちを影で支え、背中を押してくれたのは、まなべる基金の寄付者の方々でした。
このお金は国家資格の受験料や参考書の購入費などに使わせていただきました。
福島で起きた震災のことを忘れることなく、いつかは地震や津波のおそろしさを伝えていけるようになれたらいいなと思っています。

部活動ではキャプテンとして活躍。並行して資格の勉強に励みました。

※1まなべる基金(第4期)からは3年制高校は年16万円、4年制高校は年12万円を給付しております。
※2支援決定後の辞退などがあったため、発表時の人数と支援人数とは若干異なります。

「まなべる基金」2014年度 奨学生OBより報告

支援実績(2016年度 支援確定分を含む) 

■学べる幸せをみんなに「まなべる基金」
支援総額:14.82億円 支援者数:2648人

■子どもたちの成長を支える団体の活動をバックアップ「子どもサポート基金」
支援総額:5.71億円  支援団体数:313団体

子育てフェスタの催しに参加し、リラックスした様子の子どもたち「子どもサポート基金」

■話す・つながるをサポート「18歳まで携帯料金サポート」
支援総額:970万円  支援者数:42人

■スポーツを通じて夢を応援「みやぎ「夢・復興」ジュニアスポーツパワーアップ事業」
支援総額:2.89億円  支援者数:314人

夢に向かってトレーニング!「みやぎ「夢・復興」ジュニアスポーツパワーアップ事業」

■“こども”の力で未来を支える「福島こども力プロジェクト」
支援総額:2.96億円  支援者数:約58,800人

■地域と向き合う若者の活動を支援し、東北に活気と変化を創造する「ユースアクション東北」
支援総額:157万円  支援団体数:9団体

地元地域の良さを発信するため、自分たちでイベントを開催し、伝統芸能を披露!「ユースアクション東北」

当選者発表

SoftBankオリジナル折りたたみ自転車20インチ(白) SoftBankオリジナル折りたたみ自転車20インチ(白)5名様

  • kei***** 様
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  • t1a***** 様

寄付金の使いみち

皆さまからの善意は、東北の高校生を対象とした給付型の奨学金「まなべる基金」に100%活用させていただきます。

義務教育を終えて迎える高校生活は、いわば社会への第一歩。長い人生の中で、もっともさまざまな知識を得られるときであり、長い人生を共にする、かけがえのない仲間に出会えるときでもあります。一歩一歩を踏みしめて歩めば、その先にはきっと夢みた未来が広がっています。

だから今、“学べる”という時間の尊さを感じて、あきらめないでほしい。そんな思いを込めて、「まなべる基金」を設立し、支援を継続しています。