これから進学を迎える生徒たちに、途切れない学習支援を
(カタリバ)

寄付受付開始日:2012/03/26

  • 領収書あり
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すべての10代が意欲と創造性を育める社会をつくるために

認定特定非営利活動法人カタリバ

JCNEに認証された団体です。

プロジェクト概要

更新日:2023/12/27

復興後の東北を担う中高生が自分の未来を自分で切り拓くための学び支援

「意欲と創造性をすべての10代へ」の理念の下、教育NPOカタリバは東日本大震災の被災地の岩手県大槌町と福島県双葉郡で、放課後学校「コラボ・スクール」(以下、コラボ)を運営しています。

設立目的は、震災直後に避難所生活などを余儀なくされ、落ち着いて過ごす場所がない子どもたちに安心できる場を用意し、学習支援と心のケアを行うことでした。

福島県立ふたば未来学園内にある「コラボ・スクール双葉みらいラボ」

それらと同時に、子どもたちに多様な大人との出会いを通じてさまざまな進路や生き方があることを知る機会を提供し、子どもが自身を見つめて未来を模索することにも伴走してきました。

■10年間で卒業生は1,000人

これまでの10年間で約1,000人が卒業していきました。

なかには、コラボ・スクールに通ったことで大学進学を志し、その後、故郷の教育のために帰ってきた生徒もいます。

岩手県大槌町の桜子さんです。

桜子さんは、中高生時代をコラボ・スクールで過ごし、都内の大学に進学したのち、2021年4月からコラボ・スクールで働き始めました。

コラボ・スクールの元生徒の桜子さん(中央)

桜子さんは「私はコラボ・スクールで、いろいろな人との出会いを通じて、視野が広がる経験をしました。そんな経験を、今度は自分が伝える側で関わりたいと思い、働くことにしました」と言います。
▼詳しくはこちらのブログをご覧ください

こうしたカタリバが今までに届けた「学びの場」をこれからも途切れることなく紡いでいき、生徒の進学や夢を支援していくこと。そして、いずれは地域の力で子どもたちを応援する自走システムが整ってこそ、復興を実現したと言えると考えます。

■子どもたちが自ら未来を切り拓く力を、地域の担い手と育む

震災や津波、原発事故という、誰も経験したことのない災害に見舞われた東北の子どもたち。
被災から12年が経過し、現在はその悲しい経験を前向きな力に変え、未来をいきいきと生き抜く子どもたちを育んでいく取り組みを行っています。

「大槌臨学舎」と「双葉みらいラボ」では、学校の中と放課後がつながることで、生徒たちの心の安定とチャレンジの機会を日常的に支え、子どもたちが自ら未来を切り拓く力を育める環境づくりに寄与しています。

教科の勉強も目標を持って取り組むことを応援しています

「今の自分に向き合う」こと、「学びに向き合う」こと、そして「震災に向き合う」存在となってほしい。そんな開設当時のカタリバの想いは今も続き、学校や地域の方々を巻き込みながら、ジブンゴト化を楽しめる子ども・若者にあふれる将来を目指して活動を行っています。

そんな子どもたちを地域の力で支えていくことを目指し、2022年4月には、2011年からカタリバが運営をしていた宮城県女川町の「コラボ・スクール女川向学館」は運営主体を町の団体に移すことになりました。

大槌や双葉のコラボ・スクールも、地域の自走システムを整えていくことを目指しながら、カタリバはこれからも子どもたちの支援を続けていきます。

被災当時はまだ幼かった子どもたちが、未来を描き実現のために進学していくその日まで、途切れることなく学びの場を提供していきます。

NPOカタリバ団体紹介movie_2019

※本プロジェクトの「コラボ・スクール」は、2021年度(2022年3月末日まで)は3拠点(大槌臨学舎、双葉みらいラボ、女川向学館)にて運営されていました。2022年4月1日からは、女川向学館については運営が一般社団法人まちとこに移りました。

※本プロジェクトは、2021年2月に以下のプロジェクトタイトルより変更しています。
修正前:東北の子どもたちに安心する居場所を「コラボ・スクール」
なお、継続寄付を選択いただいている寄付者の皆さまには、2021年3月より異なるタイトルにて寄付の決済がなされますのでご了承ください。

■領収書の発行について
・2021年2月15日(月)17時以降の新規ご寄付分より、領収書の発行が可能です。
・1回3,000円以上のクレジットカードによるご寄付で、領収書の発行を希望して寄付された方に、領収書を発行いたします。
・手続き完了後の発行や再発行はできません。
・領収書の日付は、お客様の寄付手続き日ではなく、当団体への入金が完了した日(原則として寄付手続き日の翌月末日頃)です。
詳しくはヘルプページをご参照ください。
領収書に関するお問い合わせは、下記までご連絡ください。

<お問い合わせ先>
認定特定非営利活動法人カタリバ・Yahoo!ネット募金担当
電話:0120-130-227
メールアドレス:kaiin@katariba.net

寄付金の使いみち

皆様からのご寄付は、コラボ・スクール事業の運営費全般として活用されます。

"#2023.311"
 "#311企画これからもできること"
”#311いまわたしができること子どもたちを応援”
#311寄付はチカラになる

※「つながる募金(ソフトバンク)」で寄付をいただいた場合、上記の記載にかかわらず、当団体の活動全般への寄付となります。

活動情報

更新日:2023/12/27

被災地の子どもに学びを届ける放課後学校コラボ・スクールを運営

コラボ・スクールに通う小中高生に多様な学びの機会を届ける費用として使わせていただきました。(1)スタッフが子どもの悩みなどに耳を傾け安心できる場を作ること、(2)日々の勉強における目標や将来の夢などを言語化し、子どもたちが自律的に学ぶよう支援すること、(3)子どもが身の周りの課題を自分事と捉え、地域の大人などの周囲の社会資源を生かし、課題解決に取り組む探究型の学びに伴走することができています。

生徒たちが成功体験を積んでいけるよう伴走しています
探究学習やプロジェクト推進、思い思いの学びを後押ししています

■2023年の大槌臨学舎
中高生が集うコラボ・スクール大槌臨学舎では、夏休み期間中に3日間の中高生対象イベント「夏フェス」を実施しました。

この夏フェスは、中学生が主催し、高校生の力を借りて実施されるという、中高生がバトンを渡しあってつくり上げたイベントでした。

夏フェスの実行委員に立候補をした中学生が夏フェスのコンセプトを決め、学びになること・皆が参加できることを条件に「知りたい、挑戦したい」のテーマを挙げ、高校生らが企画を立て、夏フェス全体の運営・司会は中学生が行うというものです。

▼テーマ(一部抜粋)
・ファッションと校則
・他者の立場を想像する力を育てるワークショップ
・コラボスクールの装飾を一緒につくろう
・韓国語にふれよう
・謎検を解いて謎解き力をUPさせよう

実行委員の生徒からは、「イベント企画をしてみて、参加者の状況を理解することが重要。考えるのが難しそうなときは言葉を言い換えてみるとか、そんな工夫の大切さを知ることができた」といった感想が出てきました。

日頃から、「ありたい姿・やりたいことを見つけてほしい」と伴走し、目標の実現に向けてサポートを行っています。
イベントの企画実行を通して、興味の範囲が広がっていくことを目指しています。

自分の意見をまとめ人前で話す体験も大切に育みます

■2023年の双葉みらいラボ
2023年4月から11月末までの期間で延べ人数1,600名の中高生が利用し、1日100名を超えたにぎわいを見せる日もありました。

高校時代に実践型探究学習「マイプロジェクト」に取り組み、その探究学習のテーマが進路選びにもつながって大学進学をした卒業生が、「後輩である高校生が取り組む探究学習の相談に乗るボランティアをしたい」と自ら双葉みらいラボのスタッフに連絡をしてきてくれました。
双葉みらいラボでは、卒業生が後輩たちのためにボランティアとして訪れ、ロールモデルの循環が生まれつつあります。

スタッフは生徒ひとりひとりと向き合います

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プロジェクトオーナー

認定特定非営利活動法人カタリバ

認定NPO法人カタリバは、東日本大震災で被災した子どもたちのための放課後の学校「コラボ・スクール」を開設し、学習支援と心のケアに取り組んでいます。また、キャリア学習やプロジェクト学習も行い、子どもたちが未来の復興の担い手として成長するための支援を行っています。

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領収書発行について

このプロジェクトでは1回3,000円以上の寄付から領収書の発行が可能です。
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以上

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