寄付の受付は終了しました。
合計で148,542円のご支援をいただきました。多くのご支援、ありがとうございました。

【令和6年10月宮崎豪雨】車の無償貸出し支援(日本カーシェアリング協会)

寄付受付開始日:2024/11/06

  • 領収書なし
[【令和6年10月宮崎豪雨】車の無償貸出し支援(日本カーシェアリング協会)]の画像
浸水被害に遭われた車(2024年10月23日撮影@宮崎県延岡市)

一般社団法人日本カーシェアリング協会

プロジェクト概要

更新日:2025/01/17

寄付車を使った被災者支援。災害により車を失った方の生活再建への一歩を

2024年10月22日、宮崎県延岡市では記録的な大雨となり、浸水や土砂崩れにより各地で大きな被害が出ました。

私どもは関係各所と現地の状況把握のため情報収集を行ったところ、各地で多くの車の被災を確認したため、このたび車の無償貸出し支援を実施いたします。

車が無いと、通勤、買い物、通院など、日常生活が困難になってしまいます。また、家の片付けをするにも、災害ゴミを搬出するにも軽トラックなどの貨物車両が不可欠です。

被災された方は、家の修繕や家財の購入などにもお金が必要な中、車を購入することは経済的にも大きな負担となります。
車を借りたくてもレンタカー会社、整備工場、ディーラー……どこも代車が不足して車を手配したくてもできない状況に陥ります。
つまり、車を失うと途方に暮れてしまうのです。

私たちはそんな方々へ車を無償で貸出することで、生活再建の初めの一歩を応援します。
私たちの支援が、被災された皆さまの日常生活を取り戻すお手伝いが少しでもできることを願い、取り組んでまいります。

車を被災された方々の声

災害対応だけでなく、災害の備えを具体的に進める
災害時の連携のために連携機関と協定締結を進めており、令和6年10月31日時点で45の企業・団体、19の自治体と協定を締結しています。また、災害対応をきっかけに佐賀・栃木・静岡・秋田に支部を設置して、以後の災害に対応できる体制構築を進めています。

日本自動車連盟(JAF)様と災害時における支援に関する連携協定を締結(2023年7月20日撮影@宮城県仙台市)

東日本大震災で得たノウハウを災害へ役立てる
東日本大震災で約6万台の車が被災した宮城県石巻市で私たちの取り組みは生まれました。
今回の災害で被災された方への支援を行うと同時に石巻で生まれたこの助け合いの輪を広げていくことで、災害時にクルマで困らない仕組みを社会に少しずつ築いてまいります。

日本カーシェアリング協会活動紹介

詳しい活動内容はホームページ、SNS等をご覧ください。
活動報告(Facebook
活動報告(X

寄付金の使いみち

集まった寄付金は令和6年10月宮崎豪雨に関する支援活動に使用します。万が一余剰が発生した場合は、以降に発生する豪雨・地震などによる被災地での車の無償貸出し支援活動と、災害対応への備えための活動資金として活用いたします。

●車の無償貸出し支援活動
・無償貸出しする車にかかる活動費(メンテナンス費・自動車保険料・現地までの運搬費用・車検費用・自動車税・名義変更費用など)
・貸出し拠点の運営費(消耗品購入費・通信費・家賃・拠点スタッフの人件費など)
・支援のサポート事務局にかかわる活動費(車の募集費用・事務局スタッフの人件費など)

●災害への備え
・災害時に迅速に車を貸し出せるように車を維持管理する費用
・モビリティ・レジリエンス・アライアンスの普及啓発活動費
・事業報告書・決算報告書はこちらからご覧ください

活動情報

更新日:2025/03/14

【宮崎大雨支援(延岡):無事活動を終了しました】(2025年3月14日更新)

●延岡拠点支援終了
令和7年2月28日をもって、延岡拠点での活動を終了いたしました。
延岡拠点では、令和6年11月9日より約4カ月間にわたり活動を続けてきました。
延べ35件の申し込みに対して26件の貸出を行いました。

約1週間後に現地視察を行いましたが、すでに水害があった道路の土砂などは、ほぼ片付けが終わっているところが多く、ここが被災された現場であるかを確認するのに一苦労する地域もありました。
今回の延岡市における線状降水帯発生による大雨被害は1時間程度の豪雨の中での出来事であり、被災された皆さんが「あっという間に水が来た。」と述べられるほど短時間での大雨による被害でした。

被災地域が延岡市全地域でありながら、車の被害に遭われた方の多くは、その地域の一番低い場所にお住まいの数件であることもあり、被害の把握の難しさ、市民や県民のみなさまにも被害が知られていない状態でもありました。このような中で迅速に支援が届けられたのは、令和5年8月に延岡市との災害協定を締結していたことが大きな要因になっております。

大雨で浸水した道路の様子(2024年10月22日@宮崎県延岡市)
車の利用者(2024年12月4日@宮崎県延岡市)

●多くの方に活動を支えて頂きました。
夕刊デイリー社様をはじめ地域報道機関、宮崎県自動車整備振興会延岡市支部様など地元の企業団体様から被害の把握、災害サポートレンタカーの周知などご協力いただきました。ありがとうございました。

車をご寄付頂いたJU宮崎様、活動資金にご協力いただいた宮崎県共同募金会(赤い羽根募金)様、Yahoo!ネット募金様、支援車両の運搬ボランティア等の皆様にも感謝申し上げます。
また、被災地域である延岡在住の「災害対応人材バンク」の登録の2名の方にも活動を支えていただきました。

「「”本当に”助かりました!」という声を返却時にたくさんいただきました。
それと併せて、「何かあったら、またお願いします。」とも声をかけていただきました。
「“また”はダメです。再度被災することになるので。」と笑いながら私は返答させていただいておりましたが、その言葉がいただけたことが一番嬉しいお礼の言葉でした。

車両が不足し、1カ月ほど待って頂いた方もいる中で、このような声をたくさんいただけ、感謝の気持ちでいっぱいです。地元の延岡で災害支援に貢献できたことに嬉しく思っています。」(延岡拠点 臨時スタッフ ワタナベ)

利用者からの御礼メッセージ
返却、活躍した車両(2025年3月2日@宮崎県延岡市)
延岡拠点スタッフ ワタナベさん(2024年11月9日@宮崎県延岡市)
令和6年宮﨑大雨(延岡市) 車の無償貸出し支援 車をお届けした皆様

宮崎支援活動レポート(2025年2月19日更新)

宮崎大雨の支援終了が近づいており、車両の返却も始まっております。
被災された方も車両の修理や購入が済み、貸出車両の返却も始まっております。
今回は、利用された方の声を一部紹介させていただきます。

「職場の車両を借りていたので、大変助かりました」

「レンタカーを借りるにも、近隣では既にレンタカーがなく、途方に暮れている時にこの仕組みを知り、わらにもすがる思いで連絡しました。大変助かりました」

車貸出しの様子(2024年11月9日@宮崎県延岡市)

「車両の被害だけだったので、罹災証明を取ってないのですがそれでも貸していただいて感謝しています」

「2台被災し、代車を1台車屋に借りていました。買い物や子供の送迎があり、とても不便でしたので早く2台目が来てほしかったので大変助かりました」

「利用させて頂き大変助かっています。この支援は災害に対してとても必要な支援だと思います」

車貸出しの様子(2024年11月9日@宮崎県延岡市)

「全損の判定で保険を使って新車を購入予定ですが、納車まで3カ月かかると言われ、その間の車をどうしょうかと悩んでいましたので助かりました」

「スーパーで買い物中、気が付いたら車が浸水していてどうにもならなかったです。短い期間ですが車が借りられて助かりました」

「台風など大雨が予測される際は車を避難しているのですが、今回は気が付けば浸水していました。利用できて大変助かっています」

全国から支援が届いています。
当初の申し込みに対して提供できる車両が足りなく、車両の寄付(JU宮崎様)、能登半島地震・豪雨支援で支援終了した車両を運搬し、車両の貸出を行っています。
そのための運搬を他県からの日本カーシェアリング協会登録ボランティア通称架け橋ドライバーの皆さんが自走で運搬していただきました。

またYahoo!ネット募金、宮崎県共同募金会からも支援頂いております。
寄付車を通した支え合いの仕組みが延岡の地にも全国から届いていることに現地スタッフとして感謝の気持ちでいっぱいです。
ありがとうございます。

祝! 通算1,500台目:JU宮崎様から延岡支援に5台の寄付(2024年12月13日更新)

先日、大雨被災者の支援活動を行っている延岡の支援拠点に、宮崎県中古自動車販売協会・宮崎県中古自動車販売商工組合(JU宮崎)様からご寄付いただいた車両5台が届きました。

JU宮崎様とは、2022年に災害時の連携協定を締結していました。
今回、延岡での支援活動に車が不足している状況を相談させていただいたところ、2つ返事で快諾いただき、迅速に対応いただいたのでした。

しかも、寄付いただいただけではありません。車両の運搬も、登録や車両点検も実施いただいたのです。
おかげ様で、到着後すぐにお待ちいただいている方々に貸し出すことができました。

JU宮崎様は今回のご寄贈にあたり「中古自動車の販売事業者として被災された方々の生活再建のために少しでも支援できれば」と仰っていました。この思い、しっかり利用者さんに届けさせていただきます。

JU宮崎様(2024年12月3日@宮崎県延岡市)
JU宮崎様よりご寄付いただいた車両(2024年12月3日@宮崎県延岡市)

そしてなんと! 今回JU宮崎様からご寄贈いただいた車両が、協会設立以来通算1,500台目の寄付車両となりました!! (この5台が協会にとって、1,496~1,500台目の寄付です)

協会設立から、最初の500台目のご寄付は約9年4カ月(2020年8月)、1,000台目のご寄付は約3年2カ月(2023年10月)、そして1,500台目が1年2カ月(2024年12月)。おかげさまで車が集まるスピードが早まっていて、「車を寄付する」という選択肢が少しずつ広がっていることを感じます。
次の目標である2,000台に向けて、寄付車による支援の輪をさらに広げながら、引き続き全力で取り組んでまいります!

宮崎大雨支援:延岡での支援開始から1カ月、利用者の声(2024年12月10日更新)

宮崎県延岡市での支援開始から1カ月が経過しました。
おかげさまで支援に必要な車が集まり、この1カ月で、延べ25件の車の貸出しを行いました。車を被災し、移動に困難を抱えている長期利用の方々がほとんどです。

今回の宮崎での大雨被害のことがニュースや記事で取り上げられることは東北に住んでいると、ほとんど見かけなくなりました。しかし、車を被災し、大変な思いをされてらっしゃる方々が延岡にはいらっしゃいます。その声を届けるために、利用者の皆様から貸出し時に伺ったお話を動画にまとめました。
この活動を支えてくださる皆さまの応援が力になっていることも垣間みていただけます。ぜひ、ご覧ください。

災害サポートレンタカー利用者インタビュー

延岡市で車の無償貸出支援スタート! 支援用の車が不足(2024年11月12日更新)

先月の大雨で車を被災された方々への支援として、2024年11月9日、延岡市社会教育センターに設置した延岡臨時拠点で車の無償貸出を開始しました。貸出場所と駐車場は延岡市さんにご準備いただきました。

臨時拠点(2024年11月9日撮影@宮崎県延岡市)
車貸出しの様子(2024年11月9日撮影@宮崎県延岡市)

最初に車を借りに来られたのは、土砂崩れによる被害を受けられた方でした。裏山が土砂崩れを起こし大量の木や土砂が納屋や車庫に流れ込んでしまい、その片付けのために軽トラックを利用したいということでした。「無料で借りられるなんて本当にありがたいです。」と大変喜んでくださっていました。

また、別のご利用者は、島浦島にお住いの方で、島からのフェリー発着場近くに自家用車を駐車していたが、駐車場が浸水被害を受け、車も水没してしまったということでした。購入してまだ数カ月しかたっておらず「人生で最後の車と思って買ったんだけど……」と肩を落とされていましたが、車を無償で借りられるということで本当に助かったと仰っていました。ご自宅も床下浸水してしまったということで大変な状況だと思いますが、わたしたちの支援が、日常を取り戻す一助になれたらと心から願っています。

車の利用者(2024年11月9日撮影@宮崎県延岡市)
車の利用者(2024年11月9日撮影@宮崎県延岡市)

災害対応人材BANKから協力いただくことになった延岡市民のワタナベさんにも早速この日から貸し出しの対応に協力いただきました。研修させていただいた内容をしっかり身につけてくださっていて本当に頼もしい限りです。地元での広報も精力的に行っていただき大活躍です!

臨時拠点スタッフ(2024年11月9日撮影@宮崎県延岡市)

今回の災害は、延岡市内でも今回の被害をご存じではない方もいらっしゃるほど、被災地が点在しているため被災された方が見えにくい状況にあります。しかし、現時点で20件以上の申込があり、車を被災しお困りの方々が多くいらっしゃいます。その状況を全国的にはあまり認知されていません。わたしたちの活動を通じて関心を持っていただき、被災された方々を応援していただけるとうれしいです。

現在、手配できている台数以上の申し込みが入ってきており、心苦しくもお待ちいただく状況となっています。車を手放すことを考えられている方、ぜひとも寄付という選択肢もご検討ください。

被害が点在し車両の浸水も多数【宮崎大雨 延岡市現地調査報告】(2024年11月7日更新)

2024年10月21日から22日にかけて宮崎県で発生した線状降水帯により、記録的な大雨が降り、延岡市では156棟が被災しました。

「災害対応人材BANK」で延岡市在住の登録者のワタナベさんのご協力のもと2024年11月2日に調査した内容をご報告いたします。今回の報告は車両被害を中心に確認したもので、発災から10日ほど経過した現地の状況を目視と聞き取りしたものです(実際の被害を正確に把握したものではないことをご了承ください)

・浦城地区
車両の浸水被害あり。フェリー乗り場に駐車中の島民の車が20台以上浸水。
・熊野江町
車の浸水被害あり。
・緑ヶ丘
車の浸水被害あり。5世帯程度の被害あり、2棟のアパートの駐車場の車(10台程度)が浸水。
・北一ヶ岡
車の浸水被害あり。市営住宅駐車場(10台程度)の車が浸水。
・伊達町
車の浸水あり。
・構口町
車の浸水あり。
・須美江町
車の被害確認できず。1世帯のみ浸水被害あり。
・愛宕町
車の被害確認できず。床下浸水あり。※確認した限りでは車を避難させていた様子

被害の様子(2024年10月23日撮影@宮崎県延岡市)
被害の様子(2024年11月2日撮影@宮崎県延岡市)

所感
今回の災害は短時間での集中豪雨により、被害地域が分散していることが特徴的で、これまで浸水被害を経験してこなかった地域でも被害が発生しました。このため、避難が間に合わず車が浸水したケースが多く見られました。地元の方からも「まさか自分の地域で被害が出るとは思わなかった」との声が聞かれました。

宮崎大雨は、地元メディア以外では取り上げられることがほとんどなくなりましたが、車を被災してお困りの方がいらっしゃいます。今年(2024年)起こった他の大きな災害と被害規模は異なるかもしれませんが、被害に遭われた方々お一人お一人のご苦労は同じです。少しでもお力になれるよう、しっかり取り組んでまいります。

※当募金ページに記載の内容については、プロジェクトオーナーが責任を負っており、LINEヤフー株式会社が責任を負うものではありません。詳しくは免責事項をご覧ください。
※本ページの「プロジェクト概要」「活動情報」「寄付金の使いみち」に掲載のリンクは、外部サイトに移動します。

寄付総額
148,542
寄付人数
420

※寄付をするには Yahoo! JAPAN IDの取得(無料)が必要です。

  • PayPay
    PayPay残高(PayPayマネー)で1円から寄付できます。
  • Yahoo!ウォレット
    クレジットカードで100円から寄付できます。
  • Vポイント
    Vポイントを使って1ポイントから寄付できます。

プロジェクトオーナー

[一般社団法人日本カーシェアリング協会]の画像
一般社団法人日本カーシェアリング協会

東日本大震災をきっかけに石巻市で活動を開始した団体。「寄付車」を活用した新しい支え合いの仕組みをつくり、石巻から全国に広げることを目指しています。
■寄付車を活用して3つの事業に取り組んでいます。
・災害時に車で困らない仕組みをつくる『モビリティ・レジリエンス』
・車をシェアして支え合う仕組みを地域につくる『コミュニティ・カーシェアリング』
・寄付車を貸し出すことで人と地域を元気にする『ソーシャル・カーサポート』
■過去の災害支援実績(東日本大震災以外)
2015年 関東東北豪雨支援
2016年 熊本地震支援など
2017年 九州北部豪雨支援
2018年 平成30年7月豪雨支援
2019年 台風19号など
2020年 令和2年7月豪雨
2021年 福島県沖地震・令和3年7月豪雨・8月豪雨
2022年 令和4年福島沖地震・7月豪雨・8月豪雨・台風15号
2023年 能登半島沖地震・6月台風2号・7月九州北部豪雨・7月秋田豪雨・9月台風13号
2024年 能登半島地震(支援中)・7月秋田・山形豪雨(支援中)・8月台風10号(支援中)・9月能登半島豪雨(支援中)

この団体に関連するプロジェクトはこちら

領収書発行について

このプロジェクトでは領収書の発行をおこなっておりません。

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