寄付受付開始日:2024/01/03
更新日:2024/10/02
各報道で皆様がすでにご存じのとおり、令和6年1月1日 最大震度7を観測した令和6年能登半島地震が発生しました。
被災された皆さま、ご家族の皆さまに心よりお見舞い申し上げます。
日本カーシェアリング協会では、災害で車を失った方々や被災地支援を行う団体に車の無償貸出を通じて被災地支援に取り組んでいます。これまで22の災害でのべ3,000台以上の貸し出しを行ってきました。
令和5年5月の地震では石川県珠洲市のボランティアセンターに復旧活動のため、軽トラックの貸出を行いました。
令和5年5月の活動内容はこちら
今回の地震では、生活に車が不可欠な地域が被災しました。そして、片付けや支援活動には軽トラックが必要です。
今後、各被災地域への調査を進め、必要に応じた車の無償貸出支援を行う予定です。
- 災害対応だけでなく、災害の備えを具体的に進める -
災害時の連携のために連携機関と協定締結を進めており、令和5年12月末日時点で40の企業・団体、15の自治体と締結しています。また、災害対応をきっかけに佐賀・栃木・静岡に支部を設置し、災害に対応できる体制構築を進めています。
詳しい活動内容はホームページ、SNS等をご覧ください。
活動報告:Facebook
活動報告:X(旧Twitter)
<寄付受付期間延長のお知らせ>
約400台の車を活用し、私たちとしては過去最大の規模で支援を行っています。しかし、車を被災された方が車の調達に時間を要しています。自宅の片付けもまだ落ち着かず、車の支援が必要とされている状況が続いています。支援を継続するために、寄付受付期間を延長いたします。応援よろしくお願いいたします。(2024年6月7日更新)
皆さまからの寄付金は、令和6年能登半島地震での支援活動に活用させていただきます。
●車の無償貸出し支援活動
・支援車両(無償貸出しする軽トラックや乗用車などの車)にかかる費用(メンテナンス費・自動車保険料・現地までの車両運搬費・車検費用・自動車税・名義変更費用など)
・支援活動にあたるスタッフにかかる費用(交通費・宿泊費・人件費など)
・貸出し拠点の運営費(消耗品費・通信費・家賃駐車場代など・拠点を運営するスタッフの人件費など)
●今後の災害への備え
・災害時に迅速に車を貸し出せるように車を維持管理する費用
・モビリティ・レジリエンス・アライアンスの普及啓発活動費
※事業報告書・決算報告書はこちら
※支援実績はこちら
※本災害支援に十分な資金が集まり、もし余剰資金が発生した場合は、今後の豪雨・地震などによる被災地での車の無償貸出し支援活動と、災害対応への備えための活動資金として活用させていただきます。
"#2024notopeninsulaearthquake"
更新日:2024/10/02
2024年1月1日の地震発生から9カ月がたちました。
申込5,446件に対し、貸出は4,026件。
豪雨から10日たち、大雨被害に関する申込は205件、貸出は30件。
2024年10月1日から輪島では新しい拠点で長期貸出を開始いたしました。
以前にもお伝えしましたが、申込みの8割以上が輪島の方からで、その多くが長期での利用を希望されていました。そこで、本日より輪島市内で長期貸出を開始しました。「まちづくり輪島」さんと連携することで実現しました。
初日は、4件の長期貸出、2件の短期貸出を行いました。
最初に借りに来られた方は、2024年1月の地震で自宅に住めなくなり仮設に引っ越ししたが、今回の大雨で車が2台とも水没してしまった、と仰っていました。通勤に車を使うため車は絶対に必要なので、車を失ってからはレンタカーを借りていたが、近くのレンタカー屋さんでは借りることができず金沢まで借りに行ったとのこと。無償で借りられて本当に助かる、と大変喜んでくれていました。
他にも、まだ新しい車が水没してしまった方、大雨による土砂崩れで道がふさがれ車を取り出せない方、持っていた仕事で使う車が全部水没して使えなくなってしまった方、みなさんそれぞれとても大変な思いをされていて、車を借りられることをとても喜んでくださっていました。
その一方で、お待ちの方がまだまだいらっしゃいます。
早く多くの車を集め、少しでも早く車を心待ちにされている方々に届けていきたいと思っています。もし車を手放すことをお考えの方や周りにそのような方がいらっしゃる方は、ぜひ「車の寄付」という選択肢についてもご検討ください。
能登半島地震の支援開始から8カ月がたちました。
これまでの総申込件数は5,023件。
のべ貸出件数は3,822件。
この能登半島地震支援活動では、地元組織との連携が大きく進展しました。9つの拠点すべてで地元組織と連携して運営することで、私たちにとってはこれまでにないスピードで広範囲にわたる支援が可能になりました。
これまでは、現地で人材を募集し、当協会が雇用した方に拠点運営を担っていただくことが基本的なスタイルでした。しかし、被災地で必要な人材をすぐに確保することは非常に難しく、時間も労力もかかっていました。一方、能登半島地震の対応では広域で対応する必要があり、緊急性も高かったため、地元組織と連携して拠点運営を行うスタイルに大きく舵(かじ)を切りました。主に拠点を設置する地域の自治体にそういった組織の紹介をいただきました。
その結果、公社、商工会、社会福祉協議会、シルバー人材センター、ガソリンスタンド、酒屋、運送会社など、さまざまな地元の企業・団体と連携することになりました。また、珠洲市に至っては市役所自体が貸し出しの対応にあたってくれています。
連携する組織は基本的には有償で一部の業務を委託する形態をとります。当協会が作成したマニュアルに基づき研修を実施した上で、一緒に拠点を運営します。基本的な対応を行えるようになった段階で、協会スタッフは遠隔からのサポートに切り替えます。地元組織は拠点での基本的な対応を行い、協会は事故やイレギュラーな対応などの特別なノウハウが必要な対応を行います。つまり役割分担しながら拠点を共同で運営します。
連携する地元組織の方々からは、
「地域の役に立てた」
「車を借りに来る方々が本当に喜んでくれていて、やってよかった」
と喜びとやりがいを感じながら対応してくださるのが、私たちにとっても本当に嬉しいことであります。
この連携体制は今年(2024年)起こった、秋田・山形の豪雨支援や台風10号支援の現場でも行われています。酒田市ではコミュニティー振興会、戸沢村では社会福祉協議会、宮崎市ではコンビニエンスストアと連携し支援活動を展開しています。
実際、私たちが想像していた以上に多様な連携が生まれ、支援の可能性が広がっていることを感じています。今後もこの連携体制をより洗練された形で実施できるように発展させていき、より広範囲での災害対応が可能な体制を構築してまいります。
もし万が一ご自身の地域で災害が発生し、車の支援が必要な状況になった時に、ご協力を頂ける企業・団体がございましたら、ぜひご連絡ください。皆様の地域で被災された方々の大きな力に必ずなります。できる限り災害が起こる前からこういった連携体制を築けたらと思っています。
2024年7月31日に、能美拠点は当初の予定通り貸出業務を終了し、その役割を無事に終えました。
本日は、この能美拠点をはじめ、さまざまな場面で私たちの能登半島地震支援活動を支えてくださった大協運送株式会社様についてご紹介させていただきます。
能登半島地震が発生した直後、「災害時返却カーリース」ユーザーであった大協運送様は、迅速に車両を返却してくださいました。
この初動時に現地で使用できる車は非常に貴重で、この迅速な返却が私たちの活動を大きく後押ししてくれました。
また、支援開始の準備をしていた頃、道路状況が悪く、能登半島へ直接車両を搬送できない事態が続きました。
その際、大協運送様がある能美市は問題なく車を運びこむことができたので、中継地として車の一時保管に協力いただきました。これにより、スムーズに車両を集め、後に七尾拠点へ運ぶことができました。
その際も津田社長をはじめ社員の皆様が架け橋ドライバーとなって車両の搬送をお手伝いいただきました。
さらに、支援開始後には、金沢や加賀近郊で避難されていた方々からの申込が相次いだため、拠点の設置を検討していた際、大協運送様は貸出拠点としての場所を提供してくださり、貸出対応にもご協力いただきました。
このご協力により、多くの避難者の方々に車両を迅速に届けることができました。
石川県に大協運送様というパートナーがいなければ、私たちは支援を届けるための時間がもっと要していました。さまざまな面局で支援活動を支えてくださった大協運送様には本当に感謝です。
今後も、私たちの心強いパートナーとして引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
2024年1月1日に地震が発生してから、8カ月がたちました。
まだまだ暑い日が続いてますが、もう8月も終わりましたね。
これまで能登に到着した車両は407台。のべ貸出件数は3,639件。
七尾市では2024年7月末に災害廃棄物仮置き場が閉鎖されたことに伴い、
8月は申込件数がやや落ち着いてきました。
とは言え、申込が途切れる日はありませんし、他の地域では仮置き場は
閉鎖されておらず、申込が続いている状況にあります。
また、長期利用の方々へのインタビューを通して、私たちの想定以上に
車の手配のめどが立たない方々が多くいらっしゃる状況も見えてきました。
「8カ月」と聞くと、随分と時間が経過したように感じる方も多いでしょう。
報道でも、能登半島地震について取り上げられることが少なくなりました。
しかし、まだ車の支援が必要な状況は続きそうです。
引き続き被災された方への生活再建にしっかり取り組んでまいります。
2024年1月1日に地震が発生して、7カ月がたちました。
能登に到着した車両総数は407台。
のべ貸出件数は3,298件。
私たちは昨年(2023年)までに22の災害で無償貸出支援を行ってきました。
その総数が3,087件でした。
能登半島地震という1つの災害対応でそれを超えました。
この災害が非常に大規模の災害であったこと、それに対して最大規模の車の活用台数と拠点数(9拠点)で対応できたことがその数字に表れていると思います。
一つ一つの貸出が多くの方々の支えによって行われました。
ご協力いただいた皆様に本当に感謝です。
2024年7月は七尾市で30日に災害廃棄物仮置き場が閉鎖するという発表があったため、いつも以上にたくさんのお申し込みがあり、私たちの軽トラックたちはフル稼働でした。
そして、先日の大雨で被害のあった山形県・秋田県でも軽トラックなどが必要となりました。
能登で活躍してくれた車たちのうち十数台は休むことなく被災地へ届けられます。
今度は能登から秋田・山形へ応援を届けたいと思います。
七尾拠点で常駐地元スタッフとして、活動してくれているやぶちゃんからの活動報告です!
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車検の車両入替で輪島市マリンタウンの仮設住宅へ。
車を利用中の方は年齢のこともあり、免許を返納しようとしていた矢先の2024年1月1日の地震だったそう。
地震直後は一時避難で山代温泉(加賀市)へ。
そこで1カ月程過ごし、2024年2月の上旬には仮設住宅に入居できたそうです。
「もともとの家は輪島朝市。車も何もかも全て燃えてしまって本当に何もなくなってしまった。車がないとどこにも行けない、何もできない。目の前が真っ暗になっていたところ、カーシェアの車のことを知ってこうして車を借りられて少しずつ希望がみえてきた。本当に感謝しかない。ありがとう、ありがとう」
と、ご夫婦おふたりで何度も頭を下げてくださいました。
この活動がこうやって被災者の方たちの役に立っていると実感します。
仮設住宅は近所だった方たちが多いそうで、子供たちがキャッチボールをしたり、目の前で釣りをしたり、と楽しく過ごせているそう。
少しずつ輪島朝市の解体も進んでいるが、まだまだ時間がかかる。
それでもやっていくしかないと強く仰っていました。
能登半島地震発災から半年がたちました。
能登に到着した車両総数は406台。
のべ貸出件数は2,817件。
2024年6月の申込状況をみてみると、申込者の半数以上はリピーターの方でした。
「なかなか片付かないけど、少しずつやっていくしかないんだよね」と何度も借りて行かれる方々を見ていると、被災された皆さんのご苦労をひしひしと感じます。
一方、初めて車を借りに来られる方の中には、「この車の無償貸出支援について、つい最近知った」と仰る方もいます。
今回の災害支援では、多くのメディアに取り上げていただき、また、拠点のある各自治体には情報発信にご協力をいただいたのですが、それでも情報が届きにくい方がいるということ。
支援情報を周知させることの難しさを改めて感じました。
各地で仮設住宅への入居が進む一方、車を運転されない高齢の方々の移動の問題が取りざたされるようになりました。
私たちにできることとして、石巻の仮設住宅で取り組んできた「コミュニティー・カーシェアリング」を各自治体へ案内し、ご相談いただいたところと現在調整をすすめています。
仮設住宅での「コミュニティー・カーシェアリング」は私たちの活動の原点です。
進展があったら、この場で報告させていただきますね。
先日、無償貸出期間を2024年10月15日まで延長しました。
まだまだ車が必要な方々が多くいらっしゃるからです。
支援活動を延長すると、もちろん経費も追加でかかります。
最後まで支援をやり遂げるため、ご支援よろしくお願いいたします。
2024年1月15日から石川で貸出を開始してから5カ月が経過しました。
さて、今回は車を利用いただいた方々に回答いただいたアンケートの中から
「被災を経験し気づいたこと、学んだこと」について一部ご紹介させていただきます。
日本中どこでも被災しうる状況下、被災された方々の声は「備え」を考える上で私たちに大切な教訓を与えてくれます。
質問:今回の被災を経験して学んだこと、気づいたこと、これから災害に備えようとする方へ伝えたい事などがあれば教えてください(自由記述、任意)
292件の回答をいただいたうち、断然多いのはやはり「備え」に関するもので、全体の40%を占めました。より具体的な回答を分類すると……
1. 防災グッズの準備、生活必需品の確保(「備え」の回答のうち35%)
2. 家具や荷物は少なめにしておく、普段から不要な物を減らしておく(17%)
3. 家具の固定、安全を意識した配置(8%)
4. 地震保険への加入(4%)
5. 避難経路の確認、確保(3%)
個人的な印象として、「家具や荷物は少なめに」の回答の多さが印象的でした。
それほど多くの方々が、発災後の片付けに苦労されていることが分かります。
「備え」の次に回答が多かったのが、「助け合い」に関するもので、全体の13%ありました。
その他、個人的に気になったのが、情報の取得に関する声です。
・ 情報を取得することの大切さ、重要性
・ 行政とLINEでつながっていてよかった
たしかに、さまざまな情報が飛び交う中で、有益な情報をつかめるかどうかで被災後の生活に影響がある可能性があると感じます。
最後に、とても印象的だった回答を。
「頑張って片付けをやりすぎて、自分を休ませることができないことに気づくまで2カ月かかりました」
「無理はしない」
被災しても、働かなければならず、片づけなければならず、生活再建のために毎日必死の思いをされている住民の方々の現実が伝わってきます。
また、これらの支援を受けるのにも、やはり「情報をつかむこと」が重要になります。
どのような状況の方へもきちんと支援情報を届けられるように常に考えていきながら、引き続き支援を続けてまいります。
2024年6月1日で発災から5カ月がたちました。
能登に到着した車両総数は384台。
のべ貸出件数は2,307件。
ついに2,000件を超えました。
5カ月たった今でも毎日多くのお申し込みをいただいていて、減る兆しがありません。
七尾市の災害ゴミ仮置場も2カ月延長し、2024年7月30日までとの発表がありました。
まだまだ落ち着かない状況だということを貸し出しの現場から感じています。
動画にあるように、毎日たくさんの軽トラックが稼働しています。
でも、動画には写っていない車もたくさん稼働しているんですよ。
石川県内のボランティアセンターさんで40台以上の車が活用されていますし、支援団体さんに貸出ししている車両も、毎日支援のために各地で活躍しています。
これもひとえに車を寄付いただいた皆様のおかげです。
最近では、車がそろいほとんどお待ちいただかなくても貸し出せるようになりました。
片付けされる方、何回でもご利用いただけますのでお気軽にご連絡ください。
支援活動の開始から4カ月がたちました。
そして2024年5月15日、秋田県で4つ目となる支部を開所しました。
秋田は2023年7月に大雨被害に遭い、能登と同じように車の無償貸出しの支援活動を実施した場所です。
そこからのご縁で調整を重ね、活動拠点となった遊学舎をそのままお借りして拠点を持つことができました。
秋田の支援活動終盤に起きた能登半島地震。
車を借りたいという申込受付の電話当番、実は秋田拠点のスタッフが担っていました。
七尾での支援初日に貸出しした車も秋田の支援活動で返却された車を架け橋ドライバーさんが運んだものでした。
人も車も被災地から被災地へ。
現在、石川に到着した車両総数は383台。
貸出件数は9つの拠点合わせて延べ1,948件となりました。
ゴールデンウイークも終わり、貸出が一息つくのかと思いきや、申込、貸出しが止まることはありません。 特に軽トラックは各拠点、ほとんど毎日休むことなくフル稼働しています。
今日は8台の軽トラックが新しく寄付で届きました! この車はボランティアセンターに貸出しボランティアさんの作業用で使用したり、支援活動をしているNPO団体に貸したりと活用していきます。
多くの方々の復旧作業の一助になることと思います。
長期の乗用車のお申し込みも増えております。
引き続きのご支援よろしくお願いします。
2024年4月27日(土)に輪島市町野町に新たに拠点を設置し、車の無償貸出を開始しました! 石川県内9カ所目の拠点となります。
今回は、輪島市役所さんから町野町への拠点設置の打診があり、町野でガソリンスタンドを営む「粟倉商店さん」・町野の復興のために立ち上がった若手グループ「町野復興プロジェクト実行委員会さん」にご協力いただけたことで、拠点を設置することができました。おかげさまでなんとかゴールデンウイークに間に合いました。
初めて町野町を訪れた際、実際に町の中心部の被害の大きさを目の当たりにして言葉を失いました。発災から4カ月たった今でも、町中を走っていると、倒壊した家屋はそのまま残り、倒壊した家屋に押しつぶされたままになった車に何度も遭遇します。
初日は、早速始業と共に町野在住の方が片付けのために軽トラを借りに来られました。「助かった!」の言葉を聞いて嬉しくなりました。その後は、大阪から到着された支援団体の方々も軽トラを借りに来られました。このゴールデンウイークで町野の方々の片付けの手伝いをたくさんされるそうです。頼もしい!
このように家屋の片付けや引っ越しに軽トラックが必要な方、支援活動をされる団体さん、お気軽に本支援にお申込みください。少しでも町野の皆様の生活再建のお役に立てればと思っています。
これで、ようやく相談を受けていた地域すべてに貸出拠点を設置することができました。拠点設置については一つの区切りになったと少しほっとしています。今後はこれまで取りこぼしていたニーズをすくい取るなど、きめの細かい支援を目指し皆様のお役に立てたらと思っています。最後まで精一杯頑張っていきます!
2024年1月1日に地震が発生して、4カ月がたちました。
この4カ月の活動を簡易なものではありますが、中間報告書にまとめました。
以下よりDLいただけますので、ぜひご覧ください。
令和6年能登半島地震 車の無償貸出し支援 中間報告(PDF)
能登に到着した車両総数は370台。
のべ貸出総数は1,600台を超えました。
2024年4月も拠点の立ち上げに尽力しました。
支援を必要とされている方に届くように……と、相談いただいた地域を走り回り穴水町、志賀町、町野町(輪島市)に新たに拠点を増やすことができました。
拠点の数はこれで9つとなりました。
ご協力いただいたみなさま、本当にありがとうございます。
ゴールデンウイーク中はこれまで以上にお申込をたくさん承りました。
ゴールデンウィーク初日の2024年4月27日にはなんと! 過去最高の43台の貸出を1日で行いました。
連休中に支援活動をしてくださる団体さんや帰省して実家の片付けをされる方々からの申し出もいつもよりたくさんいただきました。
みなさんにご利用いただき、微力ではありますが被災された方々の生活再建のお手伝いをさせていただけること嬉しく思います。
引き続き頑張ってまいります。
間もなくで能登半島地震から丸4カ月を迎えます。
思い返せば2024年1月1日から支援準備を開始、2024年1月5日からは現地入り、同時に支援開始に向けての車を準備を各地のスタッフが正月休み明けと同時にフルスロットルで対応。
拠点が決まったと同時に架け橋ドライバーさんへの呼びかけをはじめて、2024年1月14日には21台もの車両が石川に集結しました。
現在能登半島地震で活用している車の台数は現時点で357台。これまでに延べ約260名の架け橋ドライバーさんにご協力いただきました。
途中まで陸送会社さんが運び、そこから七尾市や半島部への搬送を架け橋ドライバーさんが担う部分もあり、活用している車両の7割を架け橋ドライバーさんが運搬を担ってくれました。
皆さんのお力なくしては、ここまでの支援体制をつくることはできませんでした。
おひとりおひとりの力が協会の災害支援にはなくてはならないかけがえのないパートナーです。
ほんとうにありがとうございます!
2024年4月22日、志賀町富来に拠点を設置し車の無償貸出を開始いたしました。
能登半島地震支援で8カ所目の拠点となります。
貸出初日は、設置している3台の軽トラックが全て貸し出されました。
災害廃棄物を仮置き場に運ぶのに使いたいという方。
ボランティアさんが来てくれるので片付けを一気にすすめるために使いたいという方。
「すごく助かった。また借りに来きます」という言葉を聞いた時、志賀町に拠点を設置できて良かったと感じました。
今回の拠点設置の立役者は貸出対応にご協力いただくこととなった「志賀町シルバー人材センターさん」。
お忙しい中、事前に七尾拠点での貸出し現場の見学にも来ていただき、初日も担当いただく4名全員の職員さんがそろって、対応の一つ一つをしっかり確認しながら取り組まれていました。
丁寧に取り組んでいただいていることが大変ありがたく、心強いパートナーに恵まれたことに感謝しています。
ゴールデンウイークの長期休みにお子さんや親戚が集まって被災家屋の片付けをされるご家族は多いようで、他拠点でもゴールデンウィーク期間のお申込みが多く入っています。
ゴールデンウィーク前に拠点を設置し貸出しを開始できたのはとても良かったです。
軽トラの他には、荷物の運び出しや移動に使える軽バンもご用意していますので、ご希望に合わせてお気軽にお申込みください。
被災された方々のお力になれるよう、引き続き精一杯活動してまいります。
2024年1月15日に支援活動を開始して、3カ月がたちました。
これまでに能登に到着した車両総数は335台。
貸出し件数はのべ1,300件を超えました。
最近は支援活動を行う団体からの申込が以前より多くなってきました。
石川県内のボランティアセンターには28台の車両を活用頂いていて、
ゴールデンウイークまでに40台をお届けできるように調整を進めています。
私たちは、支援活動を応援することで、被災された方々を間接的に応援します。
能登での支援活動を行う団体の皆様、活動に車が必要な場合は、気兼ねなくご相談ください。
被災された方への直接支援だけでなく、支援団体への貸出しを通して被災された皆様の力になれるよう、これからも全力で活動していきたいと思います。
※当募金ページに記載の内容については、プロジェクトオーナーが責任を負っており、LINEヤフー株式会社が責任を負うものではありません。詳しくは免責事項をご覧ください。
※本ページの「プロジェクト概要」「活動情報」「寄付金の使いみち」に掲載のリンクは、外部サイトに移動します。
※寄付をするには Yahoo! JAPAN IDの取得(無料)が必要です。
東日本大震災をきっかけに石巻市で活動を開始した団体。「寄付車」を活用した新しい支え合いの仕組みをつくり、石巻から全国に広げることを目指しています。
■寄付車を活用して3つの事業に取り組んでいます。
・災害時に車で困らない仕組みをつくる『モビリティ・レジリエンス』
・車をシェアして支え合う仕組みを地域につくる『コミュニティ・カーシェアリング』
・寄付車を貸し出すことで人と地域を元気にする『ソーシャル・カーサポート』
■過去の災害支援実績(東日本大震災以外)
2015年 関東東北豪雨支援
2016年 熊本地震支援など
2017年 九州北部豪雨支援
2018年 平成30年7月豪雨支援
2019年 台風19号など
2020年 令和2年7月豪雨
2021年 福島県沖地震・令和3年7月豪雨・8月豪雨
2022年 令和4年福島沖地震・7月豪雨・8月豪雨・台風15号
2023年 能登半島沖地震、6月台風2号、7月九州北部豪雨、7月秋田豪雨、9月台風13号
このプロジェクトでは領収書の発行をおこなっておりません。
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記入された応援のコメントは、寄付先団体およびYahoo!ネット募金の広報・宣伝活動(記者会見やプレスリリースでのご紹介等を含む)に 使用させていただく場合がございます。
ご了承の上、コメントを記載いただきますようお願いいたします。(2020年9月23日追記)
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