寄付の受付は終了しました。
合計で201,004円のご支援をいただきました。多くのご支援、ありがとうございました。

【令和5年7月九州北部豪雨災害】車の無償貸出し支援
(日本カーシェアリング協会)

寄付受付開始日:2023/07/13

  • 領収書なし
[【令和5年7月九州北部豪雨災害】車の無償貸出し支援 (日本カーシェアリング協会)]の画像
福岡県久留米市内での様子(2023年7月11日 日本カーシェアリング協会撮影)

一般社団法人日本カーシェアリング協会

プロジェクト概要

更新日:2023/11/28

災害により突然、生活の足となっていた車を失った被災者は途方に暮れています。

2023年7月10日からの降り続いた大雨の影響で九州・中国地方で浸水被害が発生してしまいました。
私たちは佐賀県武雄市に九州支部を置いており、2023年7月11日には九州支部のスタッフが久留米市、うきは市、広川町、朝倉市に現地調査に入りました。

浸水した車@久留米市(2023年7月11日撮影)
敷地内に入った泥を掻き出す地域の方@久留米市(2023年7月11日撮影)

「まさかこんなに降るなんて」
「まさか一気に家の車、全部がだめになるなんて」
支援現場で活動しているとよくこんなお声が聞こえてきます。
同じ地域に住む方々の車が一斉に水没してしまうのですから、レンタカー会社、整備工場、ディーラー……
どこも代車は不足します。

これまで通勤、買い物、通院……日常生活の足となっていた「車」がなくなってしまうので、今まで通りの日常生活を送ること自体が難しくなってしまいます。

被災の手続きに行くにも、食料品や日用品を買い行く、薬をもらいに行く、仕事に行く。
家の片づけをするにも災害ごみを搬出するには軽トラックが必要。
何をするにも車が必要になり購入するにもお金がいる、家の修繕にもお金がかかる。
何からどう生活を立て直していこうか……と途方に暮れてしまいます。

災害ごみを搬出する車列@久留米市(2023年7月12日撮影)

私たちは被災した方に車を届ける、そしてそれを無償で一定期間長く乗ってもらうことで、生活再建の初めの一歩を応援したい。そう思い、この災害時の車の無償貸出し支援に取組んでいます。

今回の支援活動では久留米市田主丸地区に臨時の貸出し拠点を設置して2023年7月21日から2023年11月30日まで車の無償貸出し支援を実施します。

車を被災された方々の声

災害対応だけでなく、災害の備えを具体的に進める
災害時の連携のために連携機関と協定締結を進めており、2023年7月11日時点で22の企業・団体、10の自治体と協定を締結しています。また、災害対応をきっかけに佐賀・栃木・静岡に支部を設置して、以後の災害に対応できる体制構築を進めています。

富山県と災害時連携協定を締結@富山市(2023年6月30日撮影)

東日本大震災で得たノウハウを災害へ役立てる
東日本大震災で約6万台の車が被災した宮城県石巻市で私たちの取り組みは生まれました。
今回の災害で被災された方への支援を行うと同時に石巻で生まれたこの助け合いの輪を広げていくことで、災害時にクルマで困らない仕組みを社会に少しずつ築いてまいります。

日本カーシェアリング協会活動紹介

詳しい活動内容はホームページ、SNS等をご覧ください。
活動報告(Facebook
活動報告(Twitter

寄付金の使いみち

皆さまからの寄付金は、令和5年7月九州北部豪雨で被害にあった地域での支援活動に活用させていただきます。

●くるまの無償貸出し支援活動
・無償貸出しする車にかかる活動費(メンテナンス費・自動車保険料・現地までの運搬費用・車検費用・自動車税・名義変更費用など)
・貸出し拠点の運営費(消耗品購入費・通信費・家賃・拠点スタッフの人件費など)
・支援のサポート事務局にかかわる活動費(車の募集費用・事務局スタッフの人件費など)

●災害への備え
・災害時に迅速に車を貸し出せるように車を維持管理する費用
・モビリティ・レジリエンス・アライアンスの普及啓発活動費
・事業報告書・決算報告書はこちらからご覧ください

※本災害支援に十分な資金が集まり、もし余剰資金が発生した場合は、今後の豪雨・地震などによる被災地での車の無償貸出し支援活動と、災害対応への備えための活動資金として活用させていただきます。

活動情報

更新日:2023/11/28

 『感謝』-久留米の現場から-(2023年11月28日更新)

「車が借りられたおかげで通勤や買い物に行けたりと本当に助かりました」

2023年7月に起きた九州北部豪雨の支援が2023年11月末で終了となります。
われわれの車をご利用になられた方から、たくさんの御礼のお言葉をいただいておりますので、一部ですが「ありがとうノート」をご紹介します。

ありがとうノート@久留米拠点(2023年11月10日撮影)
ありがとうノート@久留米拠点(2023年11月10日撮影)
ありがとうノート@久留米拠点(2023年11月10日撮影)
ありがとうノート@久留米拠点(2023年11月10日撮影)

「水害の恐ろしさ」「車がない生活の大変さ」
車を失ったときの不安な気持ちは計り知れません。
少しでも生活再建のお役に立てたこと嬉しく思います。

こうして被災者の方へ車を届けられたのも、ご支援、ご協力いただいた皆さまのおかげです。
本当にありがとうございます。

これからも全国的に次々と起こる災害に対応すべく取組みを進めてまいります。
引き続き応援よろしくお願いいたします。

「家族全員分の車が水没しました。」(2023年9月7日更新)

2023年7月17日から貸出を開始した福岡県久留米市での災害対応。
お車をご利用いただいている方の声をご紹介します。
 
「一家7台の車全て被災した。」
「周辺に停めていた公用車13台全て水没した」
 
涙ながらに心境をお話いただきました。ぜひご覧ください。

利用者の声(令和5年7月九州北部豪雨支援)

みんなの想い、一日でも早く……(2023年8月22日更新)

久留米市田主丸拠点では、取り扱う車の台数も増え人手不足が続いています。
そんな中、先週から多くのボランティアさんたちに力を貸していただきました!
ご参加いただきました皆様、本当にありがとうございます!

福岡県久留米拠点にて集まったボランティアさん(2023年8月13日撮影)

車両運搬、洗車、室内清掃、ステッカー貼り、青空車両点検等々でボランティアさんたちにお手伝いいただきました。
みんなの共通の想いは、
「一日でも早くお困りの方々が元の生活を取り戻せるお役に立てたら……」
ハンドルを握って、ぞうきんを握って、猛暑の中での作業で額に汗でもその手には自然と力が入ります。

ボランティアを機に初めて協会の活動を知った方々もいらっしゃったり、車の寄付を呼び掛けていただいたり……

福岡県久留米拠点にて寄付いただいた車を洗車しました(2023年8月13日撮影)
福岡県久留米拠点にてカーシェアの車の印のステッカーも貼りました!(2023年8月13日撮影)

おかげ様で支援用の車が集まってきましたが、着々と貸し出しできる準備が整ってきています!
引き続き皆様の応援とご協力、よろしくお願い申し上げます!
お力を貸していただきました皆様へ深く感謝申し上げます。

※青空点検はレスキューアシスト・オートスタッフ北九州の清水さんと災害ngo結の海さんにご協力いただきました。清水さんには熊本地震以降の九州の災害で継続してお世話になっています。

久留米現場から(2023年8月9日更新)

「知り合い探して車借りることができそうなので予約してる分キャンセルで! もっと困ってる人に車を渡してあげてください!」
「うちの被害は周りのお宅よりまだマシ! だから車準備できるの気長に待ってます!」

そんな言葉がたくさん聞ける地域、田主丸。

お互いを思いやれるそんな方がたくさんいるこの地域が早く元気になれるといいな! と思いながら日々活動しています!

福岡県久留米拠点にて軽トラを借りた方々(2023年7月27日撮影)
福岡県久留米拠点にて軽トラを借りた方々(2023年7月27日撮影)
福岡県久留米拠点にて軽トラを借りた方々(2023年7月26日撮影)

耳納連山が美しい田主丸町は有名なフルーツの産地です。
今回の災害で被害に合われた農家さんもたくさんいらっしゃると、この前軽トラックを借りに来られたおじいちゃんに聞きました。

「片付けばっかりでゆっくりぶどうも食べられん。近所の人にもろうたとけ。もうぶどう食べたね?」
っておじいちゃんに聞かれました。

「バタバタしてて今年はまだ食べてないんですよ〜」
って言ったら
「あそこにいいのが売ってあるばい!」
って教えてくれました! 買いに行かねば!

片付けが終わってゆっくりフルーツを食べられる日が1日も早くおじいちゃんにきますように!

久留米現場から(2023年7月31日更新)

「返しに来たバイ!助かった~っ。ガソリン満タン以上にしとったけん、ありがとね!」自転車も流されてしまったとの事で、近所の子供に自転車を借りてそれに乗って、昨日軽トラを借りに来られられていたお父さん。今日軽トラを返しに。帰りに使う同じ近所の子供の自転車を積んで、笑顔で訪れられました。「ガソリン満タンでカチッといった後に、おまけでたっぷり入れとったけん!エアコンなくて暑かったけど……」

自宅は床下浸水で水没した家財道具を、仮置き場への運搬でご利用されました。次の車は手配済みで来週中古車が納車されるとの事で、楽しみにしていらっしゃいました。積んで来られた自転車を降ろし、「泥がついけん掃除しとったけんね、あんたたちもここでお風呂に入って行かんね」と事務所でお借りしている施設の大浴場を勧められました。
また必要な時にはお声かけくださいね!

福岡県久留米拠点にて軽トラを借りた方(2023年7月20日撮影)

久留米市田主丸拠点で車の貸出しを開始しました(2023年7月21日更新)

2023年7月17日に久留米市田主丸での車の無償貸出支援を開始しました。
朝からご予約いただいた方々が続々と車を借りに来られました。
一家の車7台を被災されたご家族、橋が崩落し、家に戻れなくなった方、13台の社用車を被災された団体さん。
皆さんのお話を聞くと本当に胸が締め付けられる気持ちになりました。
そんな方々へ車をお渡しした時、喜んでくださり、中には涙される方もいました。

福岡県久留米拠点での貸出しの様子(2023年7月17日撮影)
福岡県久留米拠点での貸出しの様子(2023年7月17日撮影)

私たちは“車を貸す”という支援をしていますが、その支援ができるのは寄付いただく皆さまや支えてくださる企業の皆さまがいるからです。
皆様の応援が届き始めたことをここにご報告させていただきます。

田主丸臨時拠点の様子

2023年7月18日にNHKでご紹介いただきました

さて、私たちが現時点で手配できた車は約20台です。
2023年6月に対応した台風2号支援での車の被害が大きく、対応のために九州からも多くの車を運び込んでしまったため精一杯かき集めてこの数です。
しかし、既に60件以上の申込をいただいています。
これから本格的に広報がなされると申し込みがさらに増えます。
車が足りません。
だから、集めなければなりません。

被災された方々を応援したい皆様、もし車を手放すタイミングでしたら寄付をご検討ください。
また、周りにそのような方がいたら、車を必要としている方々が大勢いらっしゃることをぜひ伝えてください。
応援よろしくお願いします。

お申込みいただいている皆様、車を集めきるまで手を尽くす覚悟ではありますが、お待たせしてしまうことになってしまいます。
一日でも早く車をお届けするために、スタッフ一同できる限りのことを取り組んでまいります。

2023年7月17日~久留米市田主丸に拠点を設置し貸出しを開始しました(2023年7月18日更新)

皆さますでにご存じの通り、2023年7月10日から降り続いた大雨の影響で九州・中国エリアのさまざまな地域で被害が出ております。
翌2023年7月11日から現地調査を開始し、久留米市、うきは市、広川町、朝倉市などの被災地域を訪れ車の被害状況の調査を行いました。

水に押されたのであろう、空き地のど真ん中に止まっている車、窓付近まで泥水を被った車、車の周辺に流れ着いたであろう小枝や草がびっしりついている車など、動かなくなったであろう車が多数見受けられました。

そして路上の泥や自宅から家財道路を出す住民の方々の姿がありました。
そのため、豊橋の支援もまだ待機者の解消には至っておりませんが私たちが調査した地域の中で最も車の被災規模が大きいと見受けられる久留米市田主丸に臨時拠点を設置して支援を開始することにしました。
(久留米市では2021年の豪雨の際に支援活動を行っています)

●支援の詳細はこちら
※電話受付は、2023年7月17日 9:00~開始しました。
車の貸出しは2023年7月17日(月・祝日)より開始しています。
まずは家財道具などを運ぶための軽トラックの短期貸出しが中心となります。乗用車タイプの長期利用は車の準備が整い次第貸し出しを進めてまいります。

※当募金ページに記載の内容については、プロジェクトオーナーが責任を負っており、LINEヤフー株式会社が責任を負うものではありません。詳しくは免責事項をご覧ください。
※本ページの「プロジェクト概要」「活動情報」「寄付金の使いみち」に掲載のリンクは、外部サイトに移動します。

寄付総額
201,004
寄付人数
527

※寄付をするには Yahoo! JAPAN IDの取得(無料)が必要です。

  • T-point
    Tポイントを使って1ポイントから寄付できます。
Yahoo!ウォレット
クレジットカードで100円から寄付できます。

プロジェクトオーナー

[一般社団法人日本カーシェアリング協会]の画像
一般社団法人日本カーシェアリング協会

東日本大震災をきっかけに石巻市で活動を開始した団体。「寄付車」を活用した新しい支え合いの仕組みをつくり、石巻から全国に広げることを目指しています。

■寄付車を活用して3つの事業に取り組んでいます。
・災害時に車で困らない仕組みをつくる『モビリティ・レジリエンス』
・車をシェアして支え合う仕組みを地域につくる『コミュニティ・カーシェアリング』
・寄付車を貸し出すことで人と地域を元気にする『ソーシャル・カーサポート』

■過去の災害支援実績(東日本大震災以外)
2015年 関東東北豪雨支援
2016年 熊本地震支援など
2017年 九州北部豪雨支援
2018年 平成30年7月豪雨支援
2019年 台風19号など
2020年 令和2年7月豪雨
2021年 福島県沖地震・令和3年7月豪雨・8月豪雨
2022年 令和4年福島沖地震・7月豪雨・8月豪雨・台風15号
2023年 能登半島沖地震、台風2号(支援中)

この団体に関連するプロジェクトはこちら

領収書発行について

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