寄付の受付は終了しました。
合計で517,377円のご支援をいただきました。多くのご支援、ありがとうございました。

【令和2年7月豪雨災害】車を失った方へ寄付車を届けよう!
(日本カーシェアリング協会)

寄付受付開始日:2020/07/15

  • 領収書なし
[【令和2年7月豪雨災害】車を失った方へ寄付車を届けよう! (日本カーシェアリング協会)]の画像
熊本県人吉市上青井町 2020年7月7日撮影

一般社団法人日本カーシェアリング協会

プロジェクト概要

更新日:2020/10/08

災害で車を突然失ってしまった方に寄付車を届け、生活の足を確保したい。

令和2年7月豪雨災害の被災地では記録的な豪雨、河川の氾濫により、多くの車が水没している様子を皆さまもテレビからのニュース映像でご覧になったことと思います。「これまでどこに行くにも自由に使えていた車がない」ということはとても不便です。例えば、給水車のところに行くにも重たいタンクを持って何往復も……車があれば1回でたくさん運べて近所の人分も運べるのに。片付け、買い物、行政手続き、仕事に行くことも車がないことによって、生活再建が全て滞ってしまいます。
また、支援活動においても車は必要不可欠です。集まったボランティアの方々の移動にも、被災地中を駆け巡って活動するにも車が必要です。

熊本県人吉市下青井町2020年7月8日撮影

日本カーシェアリング協会では、車を被災された方々に車の無償貸し出しを行い、生活再建の手助けを行います。
また、現地の支援活動を行う支援団体へも貸出しを行い、活動を応援することで間接的に被災地支援の後押しをしていきます。
まずは佐賀県武雄市にある当協会九州支部を窓口に無償貸出を開始し、車の台数や状況に応じて支援の実施地域を広げていく予定です。100台規模での車の貸出を目指し、取組を進めてまいります。

熊本県人吉市九日町 2020年7月8日撮影
軽トラックはガレキ運搬に活躍します(平成30年7月豪雨時の写真)

「東日本大震災で得たノウハウを他の災害へ役立てる」
日本カーシェアリング協会は2011年の東日本大震の時に宮城県石巻市で活動を開始しました。寄付で集めた車を活用したカーシェアリングによる住民サポートを仮設住宅を中心に活動を始め、シェアリング以外にも生活再建や非営利活動や地域振興などを応援する車の支援活動を現在も石巻で行っています。全国で頻発する大規模災害の際には、今回同様、車を集め、被災地で車を失った方や災害支援団体への車の無償貸し出し支援を行ってきました。

【過去の災害支援実績(石巻以外)】
2015年 関東東北豪雨支援(茨城県常総市、宮城県古川市)
2016年 熊本地震支援(熊本県)・台風10号による水害支援(岩手県岩泉町)
2017年 九州北部豪雨支援(福岡県・大分県)
2018年 平成30年7月豪雨支援(岡山県・愛媛県)
2019年 令和元年8月九州北部豪雨(佐賀県・福岡県)
令和元年台風15号(千葉県)・台風19号(宮城県・栃木県・福島県)

2018年西日本豪雨の際、支援連携を行った岡山県の知事 伊原木隆太氏からのメッセージ。

詳しい活動内容はホームページ、SNS等をご覧ください。

活動報告(Facebook)
活動報告(ブログ)

車があると笑顔になります(平成30年7月豪雨時の写真)
平成30年7月豪雨の際の車の返却時

寄付金の使いみち

集まった寄付金は、今回の支援活動を行うため、車の輸送費、維持費(名義変更手数料、保険料、車検などのメンテナンスなど)、ガソリン代、人件費、スタッフの交通費、必要資材や備品の購入、現地活動拠点諸経費、その他運営にかかる諸経費などに充てさせていただきます。
車の輸送に関してはこれまでボランティアを募り運搬にご協力いただいておりましたが、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、人の往来を極力少なくするためボランティアでの車の運搬を見送りました。被災地はコロナの影響で仕事を失った方がいる状況の中、災害を受けている状況にあります。そんな被災地の力に少しでもなるために熊本県内の車は臨時で雇用する地元の方々に仕事として車の引き取りを任せます。また、熊本県外の車は専門の事業者に委託することにいたしました。これまで以上に経費が掛かる見込みであります。
それでも、もし、十分な支援金が集まった場合、次の災害に備えるための活動(災害時に車で困らない体制を構築のための活動)に活用させていただきます。

#令和2年7月大雨災害

活動情報

更新日:2020/10/08

無料での貸出し期間を1ヵ月延長決定!

10月31日まで予定していた、令和2年7月豪雨での車の無償貸出し支援を11月30日まで延長することとしました。
現在の利用者の方々に電話でのインタビューをしていったところ
「約半数の方がまだ車の購入のめどが立っていない……」
「車屋さんには見に行ってるけどもなかなか決まらない……」
「自宅再建のことで頭もお金も手いっぱいで車まで余裕がない……」
と切実なお話しがありました。

私たちとしては被災地のために役立ててほしいと、託してくださった寄付車を存分に役立て、被災された方の生活の再建の足にしていただくべく、支援期間の延長を決定しました。

長期の乗用車同様に軽トラックなどの貨物車両の貸出しも延長し、片付けや引っ越しで活用していただけます。
大牟田では連携して貸し出しを行っていたNPO法人三池港未来まちづくり会さんから現地の状況を勘案した上で申し出があり、9月30日をもって一足先に貸出しを終えました。

8/13~9/30までの7週間で延べ74名の被災者の方へ車両提供を行いました。
大牟田での役割を無事終えたこと、ご協力いただいた皆様に感謝の気持ちを込めてご報告させていただきます。
写真はNPO法人三池港未来まちづくり会のメンバーさんが現地で活用していた車を武雄まで運搬してくれた時の様子です。

軽自動車は日常生活の移動の足になります。
一足先に活動を終えた大牟田から車両が返却されました。

"なーんにもなくなっちゃったから、楽しいこと考えんとね" (7月28日更新)

人吉での貸出しを開始して約10日程経ちました。
申込みは180件程となり、これまでに約50件の貸出しを行いました。
またまだ車を待っている方が多くいらっしゃいます。

駐車スペースが少し離れたところにあるので貸出しの手続きをした後で、お話ししながら車のところまで歩いていきます。
そこで皆さんからいろんなお話しを聞きます。

「家も車も主人も亡くしてしまったけども、車を無料で貸してくれるなんて、生きてればいいことあるんだねぇ」

「災害対応していたらいつの間にか自分の車は水に沈んでいたよ」

「みんなもうこんなことは怖いって言ってるけども、ここは温泉も田んぼもあるしいいところなんだよ。横浜に住む娘がこれを機にこっちにおいで、って言ってくれているけど、80歳の姉を置いてここを離れたくないんだよね。毎日毎日片付けで大変だけど、失ったものを数えるんじゃなくて楽しいこと考えないとね」

きっと、家族にもなかなか言えない本音がぽろっと溢れる時間なのかもしれません。

帰りにスーパーに寄ったらスートン&ローリーの車が停まっていました。
車がないと買い物にも自由に行けないんですよね。
私たちにできることは限られています。
ですが、皆さんのお力が少しでも集まれば大きな支援の輪になっていきます。
引き続きご支援よろしくお願いいたします。

お母さんの本当にうれしそうな笑顔がとても印象的でした。
荷物の搬出に軽トラックは大活躍です!

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寄付総額
517,377
目標金額
500,000
達成率103%
寄付人数
955

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プロジェクトオーナー

一般社団法人日本カーシェアリング協会

2011年3月の東日本大震災から活動を始めた非営利組織です。寄付で集めた車を活用したコミュニティ支援、生活再建支援、災害支援など、さまざまな社会貢献事業を宮城県石巻市を拠点に実施しています。

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領収書発行について

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