• 住民同士による外出支援の様子

車の乗り合いによって生まれる人と人との輪

6万台-。
東日本大震災によって石巻で被災した車の数です。
石巻では一家に一台ではなく、一人一台という生活環境であるにもかかわらず、何をするにも必要な車が当時、圧倒的に不足していました。
通院や友人に会いに行くこと、買い物に行くにも一苦労。
車を失った方は交通弱者となり、困窮するという現実に直面していました。
だから、みんなで一緒に使うことができる車が仮設住宅の中に数台あれば、とても便利だと私たちは考えました。

カーシェア会による温泉旅行。

震災後から車を集め始め、寄付していただいた車を仮設住宅に届け、住民同士による車の共同利用(カーシェアリング)のサポートを行っています。
そしてこの共同利用によって、近所に住む者同士が知り合いとなり、お茶のみ友達となり、人と人との輪が作られていきました。
車をシェアすることで触れ合いが生まれ、コミュニティづくりにもつながっていったのです。
また、それがきっかけとなり仮設住宅で自治会が作られ、仮設の自治会同士を結ぶ連合会に発展した例もありました。

利用者によるルール決めの話し合いの様子。
車両を寄付するため、石巻を訪れたご夫婦。

現在は仮設住宅から復興住宅へと被災した方々の再建が進む中、復興住宅や町内会ぐるみでもカーシェアリングの取組を継続して行ってます。

いいね!JAPANさんにご協力いただき制作した私たちの活動の様子が詰まった紹介映像です。

寄付金の使いみち

私どもは、石巻市内を中心に約110台(平成29年4月現在)の車両を活用し、車を失った被災者の方々を対象にカーシェアリングによるコミュニティサポートを行っております。
善意で集まった車をお届けするだけでなく、その車をうまく助け合いにご活用いただき、また継続的にカーシェアリングできるようなサポートを行いながら、カーシェアリングに関するさまざまな環境整備を行い、未来につながるカーシェアリングの小さなひな形を利用者の方々とともに作る事を目指し取り組んでおります。
また、災害時には車を失ってしまった方を対象に、一定期間無料で借りられる「サポート・レンタカー」による支援を行い、これまでに茨城県常総市、宮城県古川市、熊本県、岩手県岩泉町などへの支援活動を行ってきました。

集まった寄付金は、この事業を継続して推進させるための事務局運営費として大切に使わせていただきます。

詳しい活動の様子はHP等をご覧ください。
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