2024年7月東北大雨 緊急支援(ピースボート災害支援センター)

寄付受付開始日:2024/07/30

  • 領収書なし
[2024年7月東北大雨 緊急支援(ピースボート災害支援センター)]の画像
大雨の影響で被害を受けた山形県酒田市下青沢にて(撮影:2024年7月29日)

一般社団法人ピースボート災害支援センター

プロジェクト概要

更新日:2024/08/05

大雨で被災された人々へあたたかい支援を

豪雨災害の被害に遭われた全ての皆さまに心よりお見舞い申し上げます。

2024年7月25日からの記録的な大雨の影響で、山形県や秋田県などに土砂崩れや床上浸水などの被害が発生しました。気象庁では大雨特別警報を発令し、最大級の警戒を呼び掛けていました。山形県と秋田県を流れる河川の堤防が5カ所以上決壊し、住宅の浸水被害は山形で800棟余り、秋田で164棟以上と報道されています(2024年7月28日時点:NHK)。未だ全容が判明してないため、今後、状況が明らかになるにつれて被害を受けた家屋数などは増えていく可能性があります。

ピースボート災害支援センター(PBV)は、これらの状況を受けて、2024年7月28日に先遣スタッフ2名を現地へ派遣。関係機関や支援団体と連携し、必要としている支援を確認しながら、現地のニーズに合わせて支援活動を実施していきます。

PBVは東日本大震災の時に設立され、11年間被災地での支援活動を続けてきました。

【災害支援サポーターご加入のお願い】
PBVの支援活動を継続的に支えてくださる「災害支援サポーター」を募集しています。

「繰り返し続いていく災害に、繰り返し続けていく支援と備えを」

災害発生時に迅速に支援活動を実施するため、平時には防災・減災教育を届けるため、ご加入の検討をお願いいたします。
災害支援サポーターについて

寄付金の使いみち

皆さまからのご支援は、現地のニーズに合わせて災害支援のノウハウ提供、被災家屋の応急対応、物資・備品提供、関係機関の連携調整・支援調整、運営支援などを通じて、2024年7月東北大雨で被災された方たちの生活再建に使用させていただきます。

1.専門スタッフ派遣
被災家屋の応急対応や保全などの経験がある専門的なスキルを持つスタッフを派遣します。専門スタッフを派遣するための人件費、旅費交通費など。

2.物資・備品・資機材購入
生活物資の提供、食事支援、家屋の応急対応や保全、活動現場で支援活動に必要な物資・備品・資機材の購入。

3.被災者の生活再建の支援
関係機関や現地支援団体などの要請を受けて、支援物資の提供や災害ボランティアセンター運営支援、担い手の育成など、現地ニーズに即した活動を行います。

災害支援活動は、被災地の状況やニーズにそって、活動内容を決定しています。活動に必要な費用をご寄付が上回った場合には、次の支援活動に活用させていただきます。あらかじめご了承ください。

ピースボート災害支援センターの寄付金に関する取扱規程は下記をご参照ください。
一般社団法人ピースボート災害支援センター寄付金等取扱規程(PDF)

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活動情報

更新日:2024/08/05

災害発生から1週間がたちました、これまでの動きをレポートします。

2024年7月25日〜記録的な大雨発生
2024年7月25日からの記録的な大雨の影響で、秋田県や山形県を中心に土砂崩れや床上浸水などの被害が発生。秋田ではおよそ100戸、山形では1,000戸が断水しているという報道がありました。

2024年7月26日
関係機関や支援団体と連携しながら情報収集を開始。

2024年7月28日
先遣スタッフ2名を山形県へ派遣

2024年7月29日
被害状況から緊急支援を決定。各地で被害状況の調査を継続。

発災直後の様子(撮影:2024年7月29日 山形県酒田市にて)

2024年7月30日〜【物資支援を開始】
発災後から現地入りしているスタッフは、避難所や社会福祉協議会、災害VC(ボランティアセンター)などからニーズを聞き取り、物資支援を開始。物資支援は100以上もの企業が加盟している「SEMA(シーマ)」からのもの。自然災害の発生時に物資・サービスをスピーディーに提供いただけるとても心強い緊急対応アライアンスです。

避難を終えたら家に戻る予定なので、避難時は、着のみ着のまま。
しかし、想像以上の被害で着替えなどができなくなってしまった方も多くいらっしゃいます。

そのため、物資支援は
・衣類
・履物(サンダル)
・洗面用具(歯ブラシなど)
・寝具(備蓄が冬用の毛布のため)
などを中心に行っています。

【情報共有を継続】
効果的に支援を実施するため、他の支援団体と情報共有を継続。
また、これまで水害対応にあたってきた経験をお伝えするため、情報共有も同時並行で行っています。

情報共有の様子(撮影:2024年8月1日 遊佐町にて(C)ウェザーハート災害福祉事務所)

・床上・床下浸水した場合、どのような手順で復旧させるのか?
・復旧にあたり、こういった機材があると便利
などをお伝えし続けています。

街中からは既に水がひいているものの、被害を受けた家はまだ復旧に時間がかかると予想されます。
報道が減っていますが、現地では復旧作業が続いています。

ご支援のほど、よろしくお願いいたします。

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プロジェクトオーナー

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一般社団法人ピースボート災害支援センター

ピースボート災害支援センターは、2011年東日本大震災を契機に設立された非営利団体です。毎年発生する国内外の災害に対して「人こそが人を支援できるということ」を理念に災害支援活動を実施しています。これまでに延べ10万人以上のボランティアとともに活動を行ってきました。
また、将来の災害に備えるため、全国規模での人材育成、防災・減災教育にも取り組んでいます。これらの活動は、皆さまからのご支援によって支えられています。

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