寄付受付開始日:2022/03/09
更新日:2022/12/15
2022年2月24日、ロシア軍によるウクライナへの侵攻が始まりました。ウクライナの複数の都市でミサイルなどによる軍事攻撃が行われ、多くの民間人や子どもを含めた犠牲者が発生しています。
国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)によると、侵攻が始まってからの1週間で、安全を求めて100万人以上の人々がポーランドやハンガリー、ルーマニアなどの近隣国に逃れ、ウクライナ国内でも多くの人々が故郷を追われ、国内避難民となっています(2022年3月3日現在)。国外に避難している人たちのほとんどが女性と子どもたちです。
ウクライナで発生している人道危機を受けて、ピースボート災害支援センター(PBV)は、関連団体である国際NGOピースボート*1とともに「Peace Action, Training and Research Institute of Romania (PATRIR:ルーマニア平和研究所)*2」を通じて、ウクライナから逃れてきた人々を支援してまいります。
これまで国際NGOピースボートとPBVが長期にわたって培ってきた国際的なネットワークを駆使し、現地で人道支援活動を実施する団体と連携し、戦火を逃れ、日常を奪われてしまった人々への支援を行います。皆さまのあたたかいご支援、よろしくお願いいたします。
*1:国際NGOピースボートは、国際交流の船旅を通じてウクライナのパートナーたちと長期にわたる友好と協力の歴史を培ってきました。平和構築や紛争調停に取り組む市民を洋上に招いた対話プログラムなども実施してきました。
ピースボートウクライナ支援キャンペーン
*2:支援先団体:ルーマニア平和研究所(PATRIR)
PATRIR(ルーマニア平和研究所)は、2001年に設立されルーマニアのクルージュ・ナポカに拠点を置く非政府組織です。国際NGOピースボートとともにGPPAC(武力紛争予防のためのグローバルパートナーシップ)の一員として、平和構築・平和教育に取り組んでいます。
今回のウクライナ危機を受けてPATRIRでは、ルーマニア政府や行政関係者、ウクライナ国内の国際機関、そして両国の市民団体などと連絡を取り合い、人道支援を開始しています。ウクライナからルーマニアに逃れてきた市民の受入調整、国境付近の避難場所への物資提供や情報提供などを実施しています。またウクライナ国内に留まっている市民への支援についても調整を進めています。また、日々支援ニーズの取りまとめや、ルーマニア語、ウクライナ語、英語での情報発信も活発に行っています。
PATRIR(ルーマニア平和研究所)(英語)
PBVでは、災害が発生した際により迅速に支援活動を実施できるように継続的に支えてくださる「お互いさまサポーター(継続支援者)」を随時募集中です。
<寄付受付期間延長のお知らせ>
ロシア軍によるウクライナへの軍事侵攻が始まってから半年が経過しましたが、未だ終わりが見えない状況です。そのためウクライナの人々への支援は終わらせてはいけません。今後も現地パートナー団体と活動を続けていくために、寄付受付期間を延長いたします。(2022年9月27日更新)
皆さまからのご支援は、ルーマニア平和研究所(PATRIR)を通じて、現地での人道支援活動に役立てられます。具体的には、ウクライナからルーマニアに逃れてきた市民の受入調整、国境付近の避難場所への物資提供や情報提供などです。またウクライナ国内に留まっている市民への支援についても調整を進めています。
なお、今後の現地ニーズとご寄付の合計額によっては、支援先団体を追加する可能性があります。
最新情報は公式SNSでいち早く発信しています。
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・LINE
"#ウクライナ緊急支援"
更新日:2022/12/15
PBVは3つの現地団体とともに、以下の支援活動を継続しています。
【ウクライナ国内】
・食料品の運搬・供給
・医療品の運搬・供給
・一時避難場所の整備
【ルーマニア国内】
・がん患者の治療継続のサポート
・避難民の移住・定住の支援
・心理社会的支援(心のケア)
これまでに2回、「ウクライナ支援活動レポート」を公開しています。
ぜひ以下からご覧ください。
「ウクライナ支援活動レポートVol.1(2022年6月25日時点)」(PDF)
「ウクライナ支援活動レポートVol.2(2022年9月12日時点)」(PDF)
ピースボート災害支援センター(PBV)では、3月29日(火)20:00から「ウクライナ人道支援:現地からの緊急リポート」をオンライン配信で開催します(無料)。
2022年3月19日からPBVスタッフ3名をルーマニア現地に派遣し、支援現場の最前線を調査しています。現地の状況をつぶさに見ているスタッフとオンラインでつなぎ、日本では報道されていない避難民が抱える課題とともに、今求められている支援をお伝えします。多くの皆さまのご参加をお待ちしています。
配信先はこちら
※現地の通信状況によっては、内容の変更や録画となる場合もあります。
※配信後もご覧いただけます。
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ピースボート災害支援センター(PBV)は、阪神淡路大震災以降、国際NGOピースボートが行ってきた災害支援のノウハウを引き継ぎ、2011年東日本大震災を契機に設立されました。毎年発生する国内外災害に対して、被災地での災害救援活動を実施しています。
「人こそが人を支援できるということ」をテーマに、のべ10万人以上のボランティアとともに被災者への支援活動を行ってきました。
また、将来の災害に備えるため、全国規模での人材育成、防災・減災教育にも取り組んでいます。これらの活動は、皆さまからのご支援によって支えられています。
このプロジェクトでは領収書の発行をおこなっておりません。
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