寄付受付開始日:2021/07/02
更新日:2024/08/14
地球規模の気候変動によって、世界中で災害の発生が増加しています。
以前までは「災害は起きるか、起きないかが問題ではない。いつ起きるのかが問題だ」と言われていました。
30年以内に「南海トラフ地震」や「首都直下地震」などが発生する可能性があります。
首都直下地震が起こった場合、予想される最大の死者数は2万3,000人。南海トラフ地震に至っては最悪の場合、32万人を超える死者数になると想定されています。
また近年は、2018年「西日本豪雨」、2019年「台風19号」、2020年「7月豪雨」、2021年「8月豪雨」……と、大規模な水害が毎年発生しています。今後も気象災害は頻度を増し、激しくなっていくと予想されています。
救えた命があった。
これまで発生した災害では、命をとりとめることができたにもかかわらず、避難生活で残念ながら亡くなってしまうことがありました。「災害関連死」です。2016年に発生した熊本地震では、直接死よりも災害関連死が約4倍にもなります。
現場の支援活動から見えてきたこと。
PBVは災害支援の専門団体として日本と世界各地で発生した災害に対して、これまでに海外26カ所、国内70カ所の被災地を支援し、その現場を目にしてきました(2024年4月時点)。
被災地で出会った多くの人々は「まさか自分が被災するなんて……」と言います。そして「もし事前に避難行動や避難生活、その後の生活再建を考えられていたら」や「備えをしえておけば、亡くなった命を救えたかもしれない」との声も聞こえてきます。
PBVは被災地で実践してきた支援活動や直接被災者の方たちから見聞きしてきた経験を、これから災害に遭遇するかもしれない皆さんに伝えていきたいと考えています。そのような地道な活動こそが、被害の軽減につながるからです。
皆さまからのあたたかいご支援は、その人や地域のニーズに合わせた防災・減災教育を全国で実施していく運営費になります。
◆各家庭や地域の防災教育
まずは自分自身や家族、地域を守ることが重要です。PBVは「わが家の災害対応ワークショップ」や「支援を活かす地域力ワークショップ」などを実施しています。
◆避難所運営研修
災害が甚大化すると、避難所での生活が数カ月におよぶこともあります。中長期的な避難所生活を見据えて、コロナ禍でも命・尊厳・生活を大切にする運営を考えます。
◆災害ボランティアトレーニング
支援する担い手を増やすため、災害ボランティアのトレーニングプログラムを実施しています。
◆災害ボランティアセンター運営研修
災害時に支援拠点となるのが、災害ボランティアセンターです。よりスムーズに被災者と支援をつなげる方法を考えます。
◆その他、研修や講習会の実施
多様なテーマで講習会を実施しています。
◆被災地の課題やニーズ、支援方法の調査・研究
知見を報告書や冊子、ガイドラインとしてまとめてます。
"#emergencyrelief"
更新日:2024/08/14
2023年度も、支援活動と並行し、被災地での経験やノウハウを講演や研修会などの形で各地でお伝えしてきました。
2023年度を振り返ってみると、講演や研修は、合計89回の実施を数え
約4,800名もの方々にご参加いただきました。
受講された方々をはじめ、講師派遣の依頼をいただいた組織の皆さん、そして活動をご支援いただいた皆さまに改めてお礼を申し上げます。
2022年度も、支援活動と並行し、被災地での経験やノウハウを講演や研修会などの形で各地でお伝えしてきました。
2022年度を振り返ってみると、講演や研修は、合計113回の実施を数え
約4,900名もの方々にご参加いただきました。
ご参加いただいた方をはじめ、講師派遣の依頼をいただいた組織の皆さん、そして活動をご支援いただいた皆さまに改めてお礼を申し上げます。
2021年度も、支援活動と並行し、被災地での経験やノウハウを講演や研修会などの形で各地でお伝えしてきました。
現在も新型コロナウイルスの影響を受けていますが、むしろこういった時だからこそ、以前に増して平時の取り組みの重要性が高まっていると感じます。「学ぶ場」「伝える機会」をなるべく減らさないように、オンラインツールの活用など、試行錯誤しながら続けてきました。
2021年度を振り返ってみると、講演や研修は、合計115回の実施を数え
約5,900名もの方々にご参加いただきました。
ご参加いただいた方をはじめ、講師派遣の依頼をいただいた組織の皆さん、そして活動をご支援いただいた皆さまに改めてお礼を申し上げます。
<2019年度>
詳細は、2019年度活動報告(PDF)をご覧ください。
合計 受講者数7,018人 実施回数121回
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ピースボート災害支援センターは、被災地での災害支援活動や災害に強い社会作りに取組む非営利団体です。
誰しもが、自然災害に遭遇する可能性があります。国や地域を越えて、すべての人々が互いに助け合える社会を作ることが、困難に立ち向かう力になると信じています。
私たちは、災害に見舞われた地域の回復のために、そこの文化や営みに寄り添い、支援者として自発的に関わる方々の想いをカタチにしていきます。
そして、大切な家族や友人、コミュニティーを守るために、防災・減災を学ぶ機会を提供しています。
このプロジェクトでは領収書の発行をおこなっておりません。
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