大災害、誰一人取り残さない
命を守る防災教育を全国に届けたい

寄付受付開始日:2021/07/02

  • 領収書なし
[大災害、誰一人取り残さない 命を守る防災教育を全国に届けたい]の画像
長期化する避難生活、命・尊厳・生活を守る運営が必要とされています。(C)ソー写ルグッド

一般社団法人ピースボート災害支援センター

プロジェクト概要

更新日:2023/07/28

必ず起こる災害。とりとめた命を一緒に守りたい。
現場経験をいかした防災・減災教育を全国に届けるためにご協力お願いします。

地球規模の気候変動によって、世界中で災害の発生が増加しています。

以前までは「災害は起きるか、起きないかが問題ではない。いつ起きるのかが問題だ」と言われていました。

しかし近年、特に災害多発国である日本は、2018年「西日本豪雨」、2019年「台風19号」、2020年「7月豪雨」、2021年「8月豪雨」……と、大規模な水害が毎年発生しています。今後も気象災害は頻度を増し、激しくなっていくと予想されています。

2020年7月豪雨の熊本。水害によって倒壊した建物。

そして近い将来に予想されているのが大震災です。30年以内に「南海トラフ地震」や「首都直下地震」などが発生する可能性があります。

首都直下地震が起こった場合、予想される最大の死者数は2万3000人。南海トラフ地震に至っては最悪の場合、32万人を超える死者数になると想定されています。

救えた命があった。
これまで発生した災害では、命をとりとめることができたにも関わらず、避難生活で残念ながら亡くなってしまうことがありました。「災害関連死」です。2016年に発生した熊本地震では、直接死よりも災害関連死が約4倍にもなります。

とりとめた命でも、その後の避難生活などで亡くなってしまう方がいます。

現場の支援活動から見えてきたこと。
PBVは、災害支援の専門団体として日本と世界各地で発生した災害に対して、これまでに海外24カ所、国内65カ所の被災地を支援し、その現場を目にしてきました(2022年6月時点)。

PBVは東日本大震災の時に設立され、11年間被災地での支援活動を続けてきました。

被災地で出会った多くの人々は「まさか自分が被災するなんて……」と言います。そして「もし事前に避難行動や避難生活、その後の生活再建を考えられていたら」や「備えをしえておけば、亡くなった命を救えたかもしれない」との声も聞こえてきます。

PBVは、被災地で実践してきた支援活動や直接被災者の方たちから見聞きしてきた経験を、これから災害に遭遇するかもしれない皆さんに伝えていきたいと考えています。そのような地道な活動こそが、被害の軽減につながるからです。

2018年西日本豪雨、避難所の様子。
2020年7月豪雨、熊本。数カ月の避難所生活を終えて、次の住まいに移っていきます。(C)ソー写ルグッド

寄付金の使いみち

皆さまからのあたたかいご支援は、その人や地域のニーズに合わせた防災・減災教育を全国で実施していく運営費になります。

◆各家庭や地域の防災教育
まずは自分自身や家族、地域を守ることが重要です。PBVは「わが家の災害対応ワークショップ」「支援を活かす地域力ワークショップ」などを実施しています。

避難所運営研修
災害が甚大化すると、避難所での生活が数カ月におよぶこともあります。中長期的な避難所生活を見据えて、コロナ禍でも命・尊厳・生活を大切にする運営を考えます。

災害ボランティアトレーニング
支援する担い手を増やすため、災害ボランティアのトレーニングプログラムを実施しています。

災害ボランティアセンター運営研修
災害時に支援拠点となるのが、災害ボランティアセンターです。よりスムーズに被災者と支援をつなげる方法を考えます。

その他、研修や講習会の実施
多様なテーマで講習会を実施しています。

被災地の課題やニーズ、支援方法の調査・研究
知見を報告書や冊子、ガイドラインとしてまとめてます。

"#emergencyrelief"

活動情報

更新日:2023/07/28

【防災・減災教育】2022年度のご報告(2023年7月28日更新)

2022年8月31日に実施したオンライン講演「頻発する大雨災害のいま」の様子

2022年度も、支援活動と並行し、被災地での経験やノウハウを講演や研修会などの形で各地でお伝えしてきました。

2022年度を振り返ってみると、講演や研修は、合計113回の実施を数え
約4,900名もの方々にご参加いただきました。

ご参加いただいた方をはじめ、講師派遣の依頼をいただいた組織の皆さん、そして活動をご支援いただいた皆さまに改めてお礼を申し上げます。

【防災・減災教育】2021年度のご報告(2022年7月5日更新)

「災害ボランティア入門」を行った際の様子。

2021年度も、支援活動と並行し、被災地での経験やノウハウを講演や研修会などの形で各地でお伝えしてきました。

現在も新型コロナウイルスの影響を受けていますが、むしろこういった時だからこそ、以前に増して平時の取り組みの重要性が高まっていると感じます。「学ぶ場」「伝える機会」をなるべく減らさないように、オンラインツールの活用など、試行錯誤しながら続けてきました。

2021年度を振り返ってみると、講演や研修は、合計115回の実施を数え
約5,900名もの方々にご参加いただきました。

ご参加いただいた方をはじめ、講師派遣の依頼をいただいた組織の皆さん、そして活動をご支援いただいた皆さまに改めてお礼を申し上げます。

防災・減災教育の実績(2021年7月16日更新)

<2019年度>
詳細は、2019年度活動報告(PDF)をご覧ください。

  • わが家の災害対応ワークショップ 807人受講 11回実施
  • 支援を活かす地域力ワークショップ 220人受講 3回実施
  • 避難所運営研修 451人受講 9回実施
  • 災害ボランティア入門 472人受講 22回実施
  • リーダートレーニング 62人受講 3回実施
  • 災害ボランティアセンター運営研修 1,122人受講 26回実施
  • 講演・イベント 3,884人受講 47回実施


合計 受講者数7,018人 実施回数121回

避難所の運営者研修

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プロジェクトオーナー

一般社団法人ピースボート災害支援センター

ピースボート災害支援センターは、被災地での災害支援活動や災害に強い社会作りに取組む非営利団体です。
誰しもが、自然災害に遭遇する可能性があります。国や地域を越えて、すべての人々が互いに助け合える社会を作ることが、困難に立ち向かう力になると信じています。
私たちは、災害に見舞われた地域の回復のために、そこの文化や営みに寄り添い、支援者として自発的に関わる方々の想いをカタチにしていきます。
そして、大切な家族や友人、コミュニティーを守るために、防災・減災を学ぶ機会を提供しています。

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領収書発行について

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