寄付受付開始日:2020/07/13
更新日:2021/07/27
2020年7月3日からの記録的な大雨により、九州地方や中部地方など広範囲に甚大な被害が発生し、複数の県で大雨特別警報が発令されました。各地で河川の氾濫や土砂災害、浸水被害が多発し、多くの人々が避難生活を余儀なくされました。復興までは、10年以上かかるとすら言われています。
災害支援を専門とするピースボート災害支援センター(PBV)では、昨年の3月頃から新型コロナウイルスの影響がある中で、自然災害が発生し、複合災害となること強く懸念していました。実際に、広域災害が発生し、被災された方たちは厳しい状況に直面しています。
4月より新型コロナ禍でも、災害支援を実施できるように「新型コロナウイルス影響下における災害支援ガイドライン」を定め、2020緊急支援チームを結成しました。実際に熊本県ならびに球磨村は避難所の運営支援を熊本YMCAに要請し、PBVにも熊本YMCAより協力要請があり、避難所運営のためにスタッフを派遣しました。約4カ月の活動を経て、避難所は新型コロナ感染者を1人も出すことなく閉所を迎えることができました。
◆PBVの新型コロナウイルス影響下における災害支援
現在は熊本県人吉市からの要請を受けて、人吉市災害ボランティアセンター(災害VC)の運営のためにスタッフを派遣しています。
人手不足が続き、復興への道のりは厳しいものになっておりますが、被災された方々が少しでも早く穏やかな暮らしを取り戻せるように、今後も支援を続けてまいります。
皆さまのあたたかいご支援をよろしくお願いいたします。
<募金受付再開のお知らせ>
旧多良木高校での避難所運営は終了し、人吉災害VCの運営支援体制は発展的解消を迎えました。現在では主に、地域の住民さんが集まる公民館の備品やコミュニティ支援、一部人手不足で支援が進んでいない家屋の清掃活動を継続して行っています。まだまだ被災された方々が穏やかな生活を取り戻すまでは時間がかかるため、支援活動を充実させていきたく、募金受付を再開いたします。(2021年7月27日更新)
2020年7月からの豪雨災害に関する被害状況の調査、資機材の運搬・購入、被災者への支援活動に活用させていただきます。
1、パートナー団体を通じた感染予防備品の提供
熊本県で活動している「くまもと友救の会」「NPO法人にしはらたんぽぽハウス」、大分県で活動している「NPO法人リエラ」「鶴の恩返し」と連携し、被災地に感染予防や水害で必要な作業備品としてマスクや洗剤、消毒などの物品を届けます。
2、被災者の生活再建の支援
関係機関や現地支援団体などの要請を受けて、支援物資の提供や食事支援、避難所の環境整備・運営サポート、災害ボランティアセンター運営支援、被災家屋の清掃活動、写真洗浄など、現地ニーズに即した活動を行います。
※ご寄付のうち最大15%は管理運営費として活用させていただきます。活動に必要な費用をご寄付が上回った場合には、次の支援活動に活用させていただきます。あらかじめご了承ください。
最新情報は、PBVの公式ホームページやSNSをご覧ください。
・PBVホームページ
・Facebook
・Twitter
#令和2年7月大雨災害
更新日:2021/07/27
2020年7月豪雨災害から1年が経過しました。
現在も、地元の地域組織や支援団体の方々とともにPBVでは主にコミュニティ支援を行っています。地域の寄り合い場所である公民館や集会所が被災し、避難所の生活を終えても、なかなか住民同士で集まる場所が持てずにいます。人吉市や球磨村を中心に被害を受けた公民館・集会所の調査を行い、必要に応じた修繕の手配や備品提供の支援を行っています。
また、コロナ禍ではありますが感染症対策に努めながら、お花見やオンラインの音楽イベント、住宅相談会などを開催し、被災された方々の集える場づくりを行っています。
地域も個人も、それぞれの被害状況や抱えている課題も復旧へのスピードも異なります。今後も、地元行政の職員の方々や地域のリーダーである会長さんや班長さんとの話合いを通して、地域の状況や住民の方々の困りごとを支援につなげ、地域コミュニティの再生のためのサポートを続けていきます。
球磨村の村外避難所である、旧多良木高校避難所での避難所運営を約4カ月実施しました。感染症対策を行いながら避難所の支援は、PBVにとっても初めてのことでしたが、ご支援をいただいた皆さまや避難者の方がのご協力もあって、無事に閉所を迎えることができました。
現在は、人吉市災害ボランティアセンターの運営のためにスタッフを派遣し、住民さんのニーズ調査などを行っています。発災から半年以上が経過し、家屋のリフォームや各避難所の閉所など、進んでいる復興もありますが、さまざまな事情から思うように家屋清掃が進められない住民さんの相談も日々寄せられています。
現在困難に直面している住民の皆さんや、今後の地域の再生なども見据えて、社会福祉協議会を始めさまざまな支援者とも協力しながら支援活動を実施していきます。
7月の豪雨で最も大きな被害を受けた被災地のひとつ、熊本県球磨村では、まだ多くの方たちが避難生活を余儀なくされています。新型コロナウイルスの影響で人手も足りず、元の生活に戻るまでには長い時間が必要です。
熊本県ならびに球磨村は避難所の運営支援を熊本YMCAに要請し、ピースボート災害支援センター(PBV)にも熊本YMCAより協力要請がありました。熊本県と球磨村、熊本YMCAと協議を重ねた結果、PBVも協力要請を受けて、現地にスタッフを派遣することを決定しました。
派遣するスタッフは、避難所での新型コロナウイルス感染症予防や避難所運営支援などの研修を重ねてきています。またPCR検査にて陰性を確認し、8月16日に現地に向けてスタッフが出発し、旧多良木高校避難所での支援活動を開始しています。
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ピースボート災害ボランティアセンター(PBV)は、阪神淡路大震災以降、国際NGOピースボートが行ってきた災害支援のノウハウを引き継ぎ、2011年東日本大震災を契機に設立されました。毎年発生する国内外災害に対して、被災地での災害救援活動を実施しています。
「人こそが人を支援できるということ」をテーマに、のべ10万人以上のボランティアとともに被災者への支援活動を行ってきました。
また、将来の災害に備えるため、全国規模での人材育成、防災・減災教育にも取り組んでいます。これらの活動は、皆さまからのご支援によって支えられています。
このプロジェクトでは領収書の発行をおこなっておりません。
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