寄付受付開始日:2017/01/16
更新日:2021/07/02
ピースボート災害ボランティアセンターは、東日本大震災をはじめ全国また世界各地の被災地で災害救援活動を行ってきました。大災害の現場で学んだことは、想定外の自然の猛威を乗り越えるには、被害を防ぐ「防災」に加え、被害を最小限にする「減災」が大切だということ。そして「減災」を担うのは、「ひと」だということ。
大規模な東日本大震災への災害ボランティア活動と平行しながら、将来の災害に備えるための人材育成事業を始めたのは2011年11月。ひとを助けるスキルや心構えを学ぶ災害ボランティア・トレーニングは、この5年間で約6,000名が受講し、その後の熊本地震のボランティアとして活躍するといった「共助」に力を発揮しました。
「減災」の力を高めるために「共助」と並んで大切なのが、自分や家族を守る「自助」の行動です。特に、外部からの支援が到着するまでの目安とされる災害発生から72時間をきちんとイメージできれば、事前の備えのヒントを知ることができます。2014年から始めた「わが家の災害対応ワークショップ」は、家族構成や暮らす住居の環境、地域の特性に合わせ、わかりやすく、かつ自分なりに備えるべきことをカスタマイズできる防災・減災教育として、これまでに約3,000名が受講しているプログラムです。首都直下地震や南海トラフなどの大災害が懸念されるなか、さらに多くの人が受講できる機会を提供していきたいと考えています。
そのためには、これまでの日本語ワークショップのほか、外国人住民に向けた英語での開催、遠方からでも受講できるeラーニングメニューの開発、その他多様なニーズに合わせた新規プログラムの開発にも積極的に取り組んでいきたいと思っています。
▼「わが家の災害対応ワークショップ」の詳細はこちら
本募金は、Yahoo!基金2016年度助成プログラムの一環※1で開始されました。
※1 Yahoo!基金2016年度助成プログラムのテーマは「知らせる、つなげる」。Yahoo!基金は、本募金を通じて「活動団体が取り組む社会課題を広くお伝えし、その活動の支援者を増やすこと」を応援しています。
災害時に自分や家族の身を守る方法を学ぶ、家庭向けの防災・減災教育「わが家の災害対応ワークショップ」を全国各地で実施する普及事業に使用させていただきます。
このワークショップは、日本語の出張講座のほか、災害時に日本語の情報が分からず困難な状況に陥りやすい外国人に向けた英語でも開催します。
また、ワークショップへの参加が難しい遠方の人でも受講できるeラーニング教育や企業や組織の社員向けに実施する新メニューなど、多様なニーズに合わせ、全国的に広めるためのプログラム開発にも取り組みます。
▼「わが家の災害対応ワークショップ」の詳細は
http://pbv.or.jp/wagaya/
更新日:2021/07/02
【2014年度 防災・減災教育プログラム実績】
▼わが家の災害対応ワークショップ
<実施回数> 31回(全国12市区町村で実施)
<受講者数> 1,257人
▼災害ボランティア・トレーニング(入門編、リーダー編、スキルアップ編計)
<実施回数> 93回(31市区町村)
<受講者数> 1,787人
▼支援を活かす地域力ワークショップ
<実施回数> 7回(6市区町村)
<受講者数> 245人
▼その他、被災地支援活動の報告会・講演会など
<実施回数> 53回
<来場者数> 4,907人
【2015年度 防災・減災教育プログラム実績】
▼わが家の災害対応ワークショップ
<実施回数> 42回(24市区町村)
<受講者数> 1,089人
▼災害ボランティア・トレーニング(入門編、リーダー編、スキルアップ編計)
<実施回数> 61回(27市区町村)
<受講者数> 1,091人
▼支援を活かす地域力ワークショップ
<実施回数> 6回(6市区町村)
<受講者数> 252人
▼その他、被災地支援活動の報告会・講演会など
<実施回数> 47回
<来場者数> 3,647人
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ピースボート災害ボランティアセンターは、東日本大震災をきっかけに設立した一般社団法人です。阪神淡路大震災以降、国際NGOピースボートが行ってきた災害支援のノウハウを引き継ぎ、国内外のパートナー団体とともに、被災地での災害救援活動に取り組んできました。将来の災害に備えるため、全国規模での人材育成、防災・減災教育にも取り組んでいます。これらの活動は、皆様からのご支援に支えられ活動しています。
このプロジェクトでは領収書の発行をおこなっておりません。
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