寄付受付開始日:2024/01/02
更新日:2024/10/21
<<私たちの姿勢>>
支援の手が行き届かない方々を探し、出会い、寄り添い、必要とされる支援を届けることに努めています。
ぜひご協力ください。
皆様もご存知のように、2024年1月1日16時10分ごろ石川県能登半島で震度7の強い揺れを観測する地震がありました。
2024年1月2日14時現在の被害状況として、石川県内で8人が亡くなられ、石川県や富山県などで、少なくとも50人が負傷し、多数の建物の倒壊が確認されるなど、多大な被害状況が明らかになってきています。
甚大な被害を鑑み、被災者の支援を行うためのご寄付の募集を開始いたしました。
私たちユナイテッド・アースでは、公助の支援では手が届きにくい、スポットがあたらない方々に目を向け、探し出し、必要な支援を届ける。そういった支援活動を、これまでも行ってきました。
一人ひとりのアクションは小さくても、その力が集まれば考えられないような大きな支援に繋がります!
「支えましょう。助け合いましょう。
何度でも、何度でも。
一刻も早い復旧に向けての復興支援を!」
<支援予定地域>
・石川県(七尾市、輪島市、珠洲市、羽咋市、穴水町)
今後、家屋の倒壊や損壊だけでなく、農業、産業被害もより表面化してくると思われます。
被害状況を迅速に調査・把握をし、甚大な被害を受けた方々が1日でも早く日常を取り戻せるよう災害復興支援活動を展開してまいります。
また、今後も余震での被害発生が予想されます。新たな災害が発生した場合、状況に応じていただいた寄付を使い支援させていただきます。
<寄付受付期間延長のお知らせ>
石川県七尾市能登島を中心に、被災者からの復興支援活動の依頼としてお受けしているボランティアニーズが数十件残っているため、活動期間の長期化に合わせて寄付受付期間を延長いたします。(2024年10月21日更新)
みなさまからいただいたご寄付は、災害支援活動を通じて、令和6年能登半島地震被災者に対する支援活動に活用させていただきます。
まずは、第1フェーズとして現地調査を行いながら、物資支援を軸にした活動を展開する予定です。
<活動予定内容>
・被災地域・被災者の支援ニーズ調査
・ニーズ調査に基づいた支援活動(被災者・被災施設等への支援物資配布、避難所の生活サポート等)
・支援物資配布にかかる費用 など
※災害支援活動は、被災地のニーズ・状況にそって、活動内容を決めていくため、活動予定については、変更や追加となる場合がございます。
"#2024notopeninsulaearthquake"
更新日:2024/10/21
ボランティア動員人数:述べ 1,324名
・七尾市市街地(一本杉)と能登島を中心にボランティア活動を実施
・能登半島の被災した保育園への物資支援
・復興イベントの運営サポートなど行っております。
【詳細】
■商店や飲食店の復旧サポート
・被災した家財道具の運び出し
・災害廃棄物の分別や仕分け
・災害廃棄物の運搬、廃棄など
・農業、漁業支援
■物資支援
輪島市 かわい保育園:デジカメ、おままごとセット
七尾市 小丸山認定こども園:タープテント、水遊びおもちゃセット
輪島市 みどり保育園:絵本セット
七尾市 袖ケ江みなとこども園:ラミネーター、水遊びセット
能登町 こども園柳田保育所:電子ピア、掃除機
■復興イベントの運営サポート(毎月)
・復興一本杉マルシェ
・能登島まあそい市
●ボランティア動員人数 述べ 988名
●民家の家屋内清掃 97件
●能登島の民宿の家屋内清掃 29件
●災害ゴミの運搬 49件
●一本杉の商店の清掃 2件
●農業支援 2件
●集会場、キャンプ場などの施設の清掃 8件
●壊れた外壁の撤去作業 5件
【2024年6月10日までの活動、一部報告】
●発災から41日目となる2024年2月10日に野球教室を開催。
避難所で過ごす毎日の中で、学校が再開しても半日だけだったりなど、子供たちがおもいっきり遊べる環境が少ないことを受けて、UE石川事務局のコマニー株式会社のソフトボール部が子どもたちを対象に野球教室を企画し実施しました。
●能登島の民宿や家屋の片付けをサポートさせていただいています。
・家財の運び出し
・家財の解体
・細かい家具の片付けなど……
最初は「自分たちだけでどうしよう」と途方にくれていらっしゃったお母さんが、とても喜んで涙ぐまれていた姿が印象的でした。
●「復興・一本杉マルシェ」の運営サポート・撤収活動
能登半島地震で大きな被害を受けた石川県七尾市の一本杉通り商店街で開催される、青空マルシェが「復興・一本杉マルシェ」です。地元の振興会の方々が商品を持ち寄って販売し、復興への足掛かりにしようというイベント!
震災から約1カ月後の2024年2月11日からスタートし、2024年6月2日まで計6回開催されました。
ユナイテッド・アースでは、第1回から運営のサポートや撤収活動など協力させていただいています。
七尾市でも学校が再開と嬉しいニュースが。
その反面、避難所として個室的に教室を利用していた人たちが、体育館で生活する状態になっています。
現場の声として、女性が安心してシャワーや着替えができるように、区切りがほしいという要望をいただき、今回は仕切の作成をさせていただきました。
UE石川事務局のコマニーさんは間仕切りのプロですので、設計・組み立てとプロの技術を最大限に活かしていただくことができました。
発災から1カ月。
まだまだ被災地には課題が山積みです。
少しでも衣食住環境が整うこと=心の安定にもつながると思います。
被災地の皆さんが安心して過ごせる環境を。
できる人ができることをやっていきましょう。
能登島の民宿のサポートをさせていただきました。
・調理室の片付け
・腐った食材の撤去
・割れた食器の片付け
・家財道具の撤去
・外の鉢植えの整理
など
お話を聞くと、今の現状では民宿の再開を今年中にすることは難しいと考えておられるようでした。避難所で生活しながら、家のこと、今後の民宿のことを考えるのは本当に大変なことだと思います。
●参加したボランティアの感想
ボランティアに初めて参加した。何ができるか不安だったが、部屋が奇麗になり喜んでもらえた。1人の小さな活動がこうやって広がっていくのかと感じた。また参加したいと思います!
七尾市能登島に仮設トイレを設置させていただきました!
また、簡易トイレ120セットも寄付させていただきました。
<支援内容>
●2024年1月19日 簡易トイレ:120セット
●2024年1月20日 仮設トイレを設置
能登島の避難所へ食糧支援をさせていただきました!
子どもたちがとにかく大喜び。
「こんなおいしいパン食べたことない!」と嬉しそうに食べている姿が印象的でした!
子どもたちも食べたいものが自由に食べられない中で、いろんな種類のパンを自分で選べることもうれしかったんだと思います。
今回ご支援いただいたパン屋さん(BENCHi (ベンチ)さん)の店主は中学3年生の時に、阪神大震災で被災(神戸市北区)された経験がある方です。
幼少期を長田で過ごしており、思い出が多く残る街は焼け野原になり、29年たった今もその記憶は脳裏から離れていないとのことでした。
お店を臨時休業して、約300個のパンを被災地のために作ってくださいました。店主の意向もあり、現地で活動する他団体のボランティアの方にも配布させていただきました!
<支援内容>
●避難所:250個
●現地活動ボランティア:50個
穴水町役場の避難所にお届けしてきました。
●パーテーション12枚
●水500ml 100本、2リットル100本
2024年1月6日時点の被災状況・避難所支援の動画はこちら
・避難所では、仕切のない空間でお休みになられており、プライベート空間ももちろんなく、毛布だけで過ごされている方がほとんどでした。
・避難所の7割が高齢者で、その中には子供や中学生ぐらいの若い女の子もおり、それぞれに寄り添った心の支援も必要になる時期になってきていると感じました。
本日の物資支援で
「パーテーションができることで精神的に余裕ができる」
とお礼の言葉をいただき、市職員の方からも、
「本当にわざわざ遠いところからありがとうございます!本当に助かります!」とお伝えいただきました。
ご支援いただいている皆様、本当にありがとうございます。
田鶴浜を視察していると、ご自宅の片づけをされている男性と出会いました。
まだ支援の手は届いておらず、ご高齢の身ながら、お一人で家財道具を整理されていました。
大きな家具を運んでほしいと声をかけられ、お手伝いさせていただきました。
お話を聞くと、年始ご夫婦で新年のお祝いをされていた中、被災。
けがなど命は無事だったものの、思い出がつまった大切な家が被災し、先の見えない未来を考える余裕もなく、家の片づけをされていました。
これからの暮らしにめどがたたず、大きな余震が続く日々。
しかし、ご自身も非常に大変な状況の中であっても、「輪島では物資が不足していると聞いている。寒い思いをしている人がいるのでは」と、他の地域へ思いをはせ涙を流される男性の姿。
被災地でのお互いを思い合い、助け合う心の温かさに触れました。
1日でも早く生活が安定し、心も体も落ち着いて過ごせる日々を過ごせるように祈るばかりです。
引き続き現地視察と同時にすぐできる物資支援を続けながら、復興に向けた活動を展開してきます。
※日々、インスタグラムで発信もしていますので、よろしくお願いします。
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NPO・NGO・社会活動家・経営者・アーティスト・学生など理念に共感する市民が集い、共に社会貢献活動を実践するための組合的機能を持つ団体(NPO法人)として、2006年の設立以来、市民の共働によって、「持続可能な循環型社会」を実現すべく、海外の貧困地域への自立支援活動や環境活動などにも尽力。また、2011年3月の東日本大震災発生以降は、宮城県を中心に震災支援活動を継続しており、国内外から集まった延べ3万5,000人以上のボランティアや団体、企業と共働し、被災地の復興と新しい社会モデルの構築に向けて活動を展開しております。
このプロジェクトでは領収書の発行をおこなっておりません。
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