令和3年豪雨災害 被災地支援緊急募金
（ユナイテッド・アース）

佐賀県武雄市での被害調査の状況

「令和3年豪雨災害緊急支援募金」に多大なるご寄付をいただき誠にありがとうございます。心よりお礼申し上げます。

今回は、特に被害が大きかった佐賀・福岡エリアの中から行政の情報をもとにリサーチを進め、被害状況を考慮した上で佐賀県の佐賀市、武雄市の施設を中心として支援活動の実施を進めておりますので途中経過をご報告させていただきます。

令和3年8月豪雨災害では各地で河川の氾濫が相次ぎ、今もなお多くの地域で復旧活動が続いております。
今後も台風の接近など、大きな被害の可能性もございます。皆さま、ぜひ最善の防災対策をしてお過ごしください。

＜9月17日現在のご支援予定の施設について＞

■障害をお持ちの児童向けのデイサービス施設
2019年の九州北部豪雨でも被害に遭い、施設を閉めることも考えられましたが子どもたちの未来を考えて借金を背負って再開されたものの、再度被害に遭われました。
子どもたちのためにも何とか再開させたいという思いで復旧活動を進めておられます。

■大きな被害をうけた幼稚園
2m以上の床上浸水の被害を受け、職員の皆さんで復旧活動に尽力されておられますが、その被害は大きく、大きい遊具は無事だったものの、小さな遊具・おもちゃが全て流されてしい、絵本や紙芝居が水につかり使用できなくなり、現在は職員の方が手作りで段ボールのおもちゃを作ってしのいでおられます。
また、木材のもの（テーブル、くつばこなど）も多く、すべて処分予定とのことです。

現地の状況や必要物資の状況は、日々刻々と変化しており、現地の自治体・地元団体と連携し、そして何より、被災された皆様と寄り添いながらその他、支援先についてもリサーチを続けております。

支援完了まで少しお時間頂戴するかもしれませんが、皆様からのご支援をしっかりと現地の皆様にお届けできるよう尽力してまいりたいと思っております。