寄付受付開始日:2023/07/11
更新日:2023/08/02
2023年7月10日、国土交通省と気象庁は、大分県と福岡県、佐賀県で、警戒レベル5および4を発表しました。警戒レベル5は、すでに災害が発生している「氾濫発生情報」を示し、警戒レベル4相当の「氾濫危険情報」は河川の氾濫が発生するおそれがあることを示しています(2023年7月10日午前9時時点)。
大雨による土砂崩れや浸水の被害が各地で相次ぐ中、Civic Force佐賀事務所のスタッフ3人は、2023年7月10日、福岡県久留米市の病院に簡易ポータブルトイレ5機と使い捨てトイレセット4,000回分を届けました。
降り続く大雨のため、市内各地で浸水被害が相次いでいる福岡県久留米市内の病院では、病棟の一部が浸水する被害が発生。1階の病棟は、床上数十センチまで水につかり、病棟1階にいた入院患者約50人は2階に避難しています。
Civic Forceが参画する空飛ぶ捜索医療団ARROWSの先遣隊が同日午後、久留米市内を調査したところ、同病院から「断水の影響でトイレが使えなくなっている。備蓄していた非常用簡易トイレを使っていたが残り少なくなってきて、今すぐ必要なのは手洗いの支援」と要望を受け、Civic Forceは佐賀市内の倉庫に備蓄していた簡易ポータブルトイレと使い捨てトイレセットを届けました。
病院の職員の方は「ありがとうございます。助かります」とホッとした表情を見せてくれました。
被災した地域では、弊団体が運営する物資支援のデジタルプラットフォーム「Good Links」を通じた物資支援のほか、ARROWS実施の人命救助・捜索・医療活動の後方サポート、その他被災地のニーズに沿った支援を実施する計画です。
対象地域は現時点で、佐賀、福岡、大分を中心に九州北部を予定していますが、今後、雨の状況等によって、他の地域で被害が出た場合、現場の支援ニーズを鑑み支援内容を決定します。
皆様のあたたかいご支援をどうかよろしくお願いいたします。
皆様からいただいたご寄付は、2023年7月の大雨で被害を受けた九州北部などの被災地での支援活動に活用させていただきます。詳細は追って「活動報告」欄にてご報告いたします。
・緊急支援チームの被災地への派遣・ニーズ調査
・デジタルブラットフォーム「Good Links」を通じた緊急支援物資の調達・配布(水、食料、衛生用品、感染症対策のアルコールやマスク、冷却グッズ等の物資輸送等)
・ボランティアや被災地で活動する地元NPOなどのサポート(Civc Force独自の復興支援プログラム「NPOパートナー協働事業」等)
・その他被災地のニーズに応じた支援活動 など
●活動報告
※皆さまからのご寄付のうち、15%を運営費として活用させていただきます。
更新日:2023/08/02
物資・サービスのマッチングプラットフォーム「Good Links」を運営するCivic Force(シビックフォース)では、災害支援活動にあたる団体の皆さまを通じて被災された方を支援するため、提供できる物資を公開しています。
このたび各地に甚大な被害をもたらした2023年7月の大雨被害の被災地(青森県、秋田県、富山県、島根県、福岡県、佐賀県、大分県の災害救助法適用市町村)に対し、Good Linksの「物資・サービス一覧」に掲載中の物資(提供者=Civic Forceの物資限定)の無料配送を行っています。期間は2023年8月31日まで。
必要な物資のリクエストも受け付けています。いただいたリクエストをもとにGood Linksで寄付を募集します。災害支援の分野で継続的に活動を行っているNPO法人、任意団体などの非営利団体がご利用いただけます。ご利用には登録が必要です。
詳しくは、事務局までお問い合わせください。
TEL:0952-20-2900(Civic Force佐賀事務所)
E-mail:gl@civic-force.org
Civic ForceニュースレターVol.30を発行しました。今号では、2023年7月の大雨被害および2023年5月に石川県で発生した奥能登地震の支援活動についてご報告します。また、Amazonとの物資輸送訓練の様子もお伝えします。
Civic Forceニュースレターは、寄付者の皆様に被災地での支援活動や被災した地域の「今」をお伝えするために発行しています(年3〜4回)。
2023年7月10日、九州北部を襲った大雨の浸水被害から1週間がたちました。九州に事務所を置くCivic Forceは、これまでに福岡と佐賀で以下の活動を行いました。
<福岡>簡易トイレや給水袋、台車をお届け
2023年7月10日、降り続く大雨のため、福岡県久留米市内の病院で浸水被害が発生。1階の病棟は床上数十センチまでつかり、入院患者約50人が2階に避難しました。断水の影響でトイレなどが使えないと聞き、Civic Forceは2023年7月10日から13日までに簡易ポータブルトイレ5機と使い捨てトイレセット8,000回分、給水バッグ250枚、台車、折りたたみコンテナなどを届けました。病院スタッフの方は「初日から支援に来ていただいたおかげで、少しずつ片付けや復旧が進んでいます」とホッとした表情を見せてくれました。
また、災害ボランティアセンターを立ち上げた久留米市社会福祉協議会からの要請を受け、2023年7月13日、家屋の復旧や清掃に必要な軍手やスリッパ、ブルーシート、暗い床下の確認時に使う懐中電灯などを届けました。お風呂が使えなくなった被災者のために浴場を開放している施設で使うシャンプー・リンスもお渡ししました。
<佐賀>山間部への支援 電動運搬車やポータブル電源、タンクなどを貸与
土砂崩れなどの大きな被害が出た佐賀県唐津市でも、2023年7月14日からボランティアの活動が始まりました。Civic Forceは2023年7月17日までに、唐津市災害ボランティアセンターや佐賀災害支援プラットフォーム(SPF)の拠点へ、電動運搬車や高圧洗浄機、ポータブル電源、ローリータンクを貸与したほか、テントやおしぼり、ひんやりシート、飲み物などの物資を届けました。山間部では、湧水などを活用して生活していた世帯もあり、タンクは土砂の影響で水が出なくなっている地域で活用されています。
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<主な活動実績>
東日本大震災以降、佐賀や広島のNPO団体と協力して捜索救助や救急医療、空からの支援体制の強化をはかってきました。医師を含む専門家が、より迅速に被災地に入ることで、一人でも多くの命を救い、ニーズにあった支援を届けられるよう尽力しています。
これまでの緊急支援の実績は、以下の通りです。
・2012年7月:九州北部豪雨支援
・2014年8月:広島土砂災害支援
・2015年9月:関東大雨災害支援
・2016年4月:熊本地震支援
・2017年7月:九州北部豪雨支援
・2018年7月:西日本豪雨支援
・2018年9月:北海道胆振東部地震支援
・2019年7月:佐賀豪雨支援
・2019年10月:台風19号支援
・2020年1月:新型コロナウイルス緊急支援
・2020年7月:7月豪雨支援
・2021年7月:熱海土石流被災地支援
・2022年:8月豪雨/台風14号/台風15号
<空飛ぶ捜索医療団"ARROWS">
昨今の度重なる自然災害で迅速な緊急支援活動を実現するため、Civic Forceは、2019年12月に空飛ぶ捜索医療団""ARROWS""に参画。その矢先に起きた新型コロナウイルスの感染拡大を防止するため、医療機関や福祉施設にマスクや医療資機材、トレーラー・テントを提供し、最前線で戦う人々をサポートしてきました。
このプロジェクトでは領収書の発行をおこなっておりません。
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