寄付受付開始日:2020/04/24
更新日:2021/09/14
新型コロナウイルスの感染が拡大する中、病院では医療崩壊につながる院内感染をどう防ぐかが課題になっています。感染予防のカギは、感染性のある患者を早く見つけて、隔離予防策を講じること。
隔離予防策として、特に求められているのが、受け入れる患者の緊急度などをあらかじめ判断する「トリアージ室」。その役割をトレーラーやエマージェンシーテントで担います。
Civic Forceでは、病院のニーズに合致したトレーラー・テントをフルに活用するため、皆様からのご寄付を受け付けています。
また、医療従事者の皆さんの負担を少しでも減らすため、トレーラーの設置にあたっては、専門のスタッフや業者と協力しながら、設置場所の確認から貸与する医療資機材・備品の確保・調達、設置後の状況確認まで、滞りなく実施できるよう尽力しています。
「高度医療機関であるこの病院で万が一院内感染が起きれば、地域全体がダメージを受ける。医療体制を守る点でも大きな意味があり、ありがたい」。こう話すのは、佐賀大学医学部附属病院高度救命救急センターの阪本雄一郎センター長です。この病院では、2020年4月からトレーラー2台を病院の玄関近くに設置し、受け入れる患者の緊急度などを判断する「トリアージ」室として活用。大きいトレーラーは診察室として、小さいトレーラーは待合室や休憩室などとして活用する予定です。
なお、これらのトレーラーやテントの一部は、東日本大震災や西日本豪雨の被災地でも活躍し、「新型コロナウイルスと闘う医療従事者の皆さんのために」と被災地から急遽、返却いただいたものも含まれています。
なお、これらの医療支援活動は、「空飛ぶ捜索医療団”ARROWS”」の一員として実施しています。団体ホームページはこちらから
募金受付期間延長のお知らせ
新型コロナウイルス感染の「第5波」と呼ばれる危機が再び日本列島に襲いかかっています。感染者や重症者の数は8月に入って連日過去最多を更新し、Civic Forceが参画する空飛ぶ捜索医療団にも医療チームの応援派遣要請が急増しています。引き続き医療現場の最前線で活躍する人々を応援するため、Civic Forceのトレーラーの運用やメンテナンス費用が必要ですので、募金受付期間を延長いたします。(2021年9月14日更新)
皆様からいただいたご寄付は、医療機関へのトレーラー・テントの貸与・設置にかかる費用をはじめ、「新型コロナウイルス支援活動」に活用させていただきます。
詳細は追って当団体ホームページ「活動報告」欄にてご報告いたします。
●活動報告
#新型コロナウイルス緊急支援
#新型コロナウイルス支援_医療福祉
更新日:2021/09/14
東日本大震災以降、佐賀や広島のNPO団体と協力して捜索救助や救急医療、空からの支援体制の強化をはかってきました。医師を含む専門家が、より迅速に被災地に入ることで、一人でも多くの命を救い、ニーズにあった支援を届けられるよう尽力しています。
これまでの緊急支援の実績は、以下の通りです。
・2012年7月:九州北部豪雨支援
・2014年8月:広島土砂災害支援
・2015年9月:関東大雨災害支援
・2016年4月:熊本地震支援
・2017年7月:九州北部豪雨支援
・2018年7月:西日本豪雨支援
・2018年9月:北海道胆振東部地震支援
・2019年7月:佐賀豪雨支援
・2019年10月:台風19号支援
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Civic Force(シビック・フォース)は、大規模災害時に、企業・政府・行政・地域などと連携して、被災地に迅速かつ質の高い支援を届けるため、2009年に発足した公益社団法人です。
各パートナーと、災害が起こる前から、災害時の支援プログラム策定や訓練、防災活動などを行い、災害時に迅速で効果的な支援を実現できるよう準備を行っています。
2019年からは、空飛ぶ捜索医療団「ARROWS」の一員として、医師や救助犬を含むレスキューチームを派遣し、救急医療や行方不明者の捜索・救助、物資配布、パートナーとの連携による支援活動などを展開します。
日本の災害支援の経験をアジア太平洋地域へ伝える活動も続けています。
このプロジェクトでは領収書の発行をおこなっておりません。
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