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合計で6,464,515円のご支援をいただきました。多くのご支援、ありがとうございました。

重症心身障がい児・医療的ケア児と家族を支える
「重症児デイサービス」が必要です

寄付受付開始日:2019/01/28

  • 領収書なし
[重症心身障がい児・医療的ケア児と家族を支える 「重症児デイサービス」が必要です]の画像
重症児・医療ケア児も笑顔でデイサービスへ

社会福祉法人 中央共同募金会

プロジェクト概要

更新日:2021/04/01

重症心身障がい児・医療的ケア児と、家族を支える居場所「重症児デイサービス」を広めるために、多くのご支援をありがとうございました。

本プロジェクトへ、多くの方のご協力をありがとうございました。

おかげさまで、「重症児デイサービス」を各地へ広める活動への支援を行うことができました。

笑顔がいっぱいの「重症児デイサービス」を広げたい

◆重症心身障がい児・医療的ケア児と家族を支える居場所を広めたい
(全国重症児者デイサービス・ネットワークの活動)

「重症心身障がい児」(重症児)と呼ばれる、重度の肢体不自由と重い知的障がいとを併せ持った子どもたちは、国内におよそ4万人いると推定されています。
また、気管切開やおなかのチューブによる栄養補給など、生活するうえで医療が必要な「医療的ケア児」の数は約2万人(2019年厚労省調べ)。10年前に比べて2倍に増えています。

重症児の多くは寝たままで、手足も思うように動かせません。
また、人工呼吸や痰(たん)の吸引など「医療的ケア」が必要な子どもたちは、ケアを行う人員がいないとの理由で、施設や学校から受け入れを拒まれる例も多くあります。

質の高い重症児デイサービスでは、一人ひとりの子どもに合わせた遊びやケアを行っています

そんな子どもたちを、自宅で支えているのは、家族、特にお母さんです。
24時間にわたる全介助を、家族だけで支えていくのはとても大変なことです。
そのため、子どもたちのケアや療育を受けられる身近な場として、「重症児デイサービス」の普及が求められています。
重症児デイサービスは、子どもだけでなく、家族にとっても必要な居場所となるのです。

重症児デイサービスの送迎の様子

◆安全・安心な「重症児デイサービス」の数や人員を増やすことができました

重症児・医療ケア児の数に比べて、重症児デイサービスの数はまだまだ足りず、人員や内容も十分とは言えません。

「全国重症児者デイサービス・ネットワーク」は、子どもたちの笑顔をつくり、家族との安心した暮らしを支える「重症児デイサービス」のしくみを、全国各地に広げる活動をしています。

皆様のご寄付のおかげで、全国約300カ所の事業所を支援することができました。本当にありがとうございました。

全国重症児者デイサービス・ネットワーク ホームページ
全国重症児者デイサービス・ネットワーク Facebook

ふわふわシートのレクリエーションを楽しむ子どもたち

寄付金の使いみち

皆さまからのご寄付は、赤い羽根福祉基金を通じて、重症心身障がい児・医療的ケア児とその家族を支える「重症児デイサービス」を全国にもっともっと広げ、質を高めるための活動へ役立てさせていただきます。

健全で質の高い「重症児デイサービス」が普及することによって、次のような成果が期待されます。

・安全、安心な重症児デイサービスが各地に増える。
・行き場のなかった重症児の居場所ができることにより、母親の就業率(現在は5%と言われる)が改善される。
・新規の就労先が確保される。
・重症児の未来=大人になってからの居場所の確保が可能になる。
・家族にとって必要とされる短期入所も可能になる。

【赤い羽根福祉基金とは】

困難や生きづらさをかかえる子どもたちをはじめとして、地域にはさまざまな困りごとのなかにある人たちがいます。

引きこもりの若者、ひとり暮らしで孤立しがちな高齢者、発達障がいや摂食障がいといった、見えにくい障がいのある方たち、言葉や習慣の違いを不自由に感じながら生活する外国の方たち、そして、災害時により手厚い支援が必要な方たち……

赤い羽根福祉基金では、既存の制度や施策では対応できない社会課題の解決のために、制度のはざまで産声をあげた活動を積極的に応援し、全国的な広がりを支えていきます。

赤い羽根福祉基金の活動に、どうぞご協力ください。

赤い羽根福祉基金 ホームページ

活動情報

更新日:2021/04/01

重症児デイサービスってどんなところ?
~重症児デイサービスの活動を紹介します~

身体・知的とも最重度の障がいを持った子どもたち(重症心身障がい児)と日常生活において医療的ケアが必要な子どもたち(医療的ケア児)のことを、全国重症児者デイサービス・ネットワークでは「重症児」と表現しています。

そうした子どもたちのケアや療育を行う身近な場が「重症児デイサービス」です。
看護師、リハビリ職、嘱託医、保育士、児童指導員などのスタッフがいて、医療的ケアやリハビリ訓練、生活支援、発達支援を受ける体制が整っているため、家族は安心して子どもを預けられます。

夜も1時間半ごとに起きて子どもの介助をしなくてはならない家族も、デイケアサービスがあれば、心身の疲労からホッと息がつけます。

「重症児デイサービス」は、子どもたちにも家族にとっても大切な居場所です

◆ある重症児デイサービスの1日

9:00 自宅へお迎え
10:00 デイサービス到着
検温、連絡事項、体温チェック、水分補給、トイレ
11:00 午前の活動(遊び、お散歩、料理、創作、音楽活動など)
12:00 昼食
13:00 口腔(こうくう)ケア、トイレ、リラックスタイム
午後の活動(体操、レクリエーション)
15:00 水分補給、トイレ
16:00 自宅へお送り

◆保護者の皆さんの声

「家族以外で、この子をわかってくれる人たちが地域にいるんだという安心感が生まれました」
「学校に送迎してもらえるので、自分の時間が少し増えました。この少しだけでもありがたいです」
「あきらめようと考えていた仕事を、続けていくことができました」
「デイサービスでの遊びや体験が子どもにとって程よい疲れとなり、ぐっすり眠る日が増えました」
「家庭では気づけなかった体調の変化や発達、好きなことを教えてもらい助かっています」
「同年代の子どもたちと交流することで、家族とは違う楽しみがあることを知ってくれました」
(重度の障がいを持った子どもたちの地域生活白書「なければ創ればいい」より抜粋)

◆スタッフのスキルアップ研修も行っています

全国研修の内容をご覧いただけます。
全国研修(全国重症児者デイサービス・ネットワーク主催)

保護者たちが、自らデイサービスを立ち上げる動きも出ています

◆まだまだ足りない「重症児デイサービス」をもっと増やしたい!

重症児デイサービスの多くは定員5名という小規模のため、受け入れには限りがあります。看護師、リハビリ職、児童指導員などの専門職を置く必要があり、マンツーマン介助も大切なため、なかなか利用定員を増やせません。
家族からは「利用したくてもキャンセル待ちで利用できない」という声も多く聞かれます。

悩んでいた保護者たちが、自ら立ち上がって、重症児デイサービスを創る動きも出ています。
「全国重症心身障がい児者デイサービス・ネットワーク」は、そんなお母さんたちを応援し、デイサービスを安全・安心に運営していくための研修や、ネットワークづくりを行っています。

全国各地に、1つでも多くの重症児デイサービスを創れるよう、これからもがんばりますので、ぜひ応援してください!

全国重症児者デイサービス・ネットワーク ホームページ
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デイサービスで働く専門職の研修や、運営支援などを、全国各地で行っています

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寄付人数
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プロジェクトオーナー

社会福祉法人 中央共同募金会

「赤い羽根福祉基金」は、1947年から続く日本最大の募金運動である「赤い羽根共同募金」を推進する中央共同募金会が創設しました。「赤い羽根共同募金」は、皆さまからのご寄付により、毎年全国で5万件を超える福祉活動やボランティア活動を支援して、地域の課題解決に役立ててきました。一方で、2016年に創設した「赤い羽根福祉基金」は、制度や政策のはざまにある、全国的な社会課題を解決するために、先駆的、広域的な活動を支援しています。

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