• 仮設住宅の住環境改善のため風除室設置のようす

熊本地震 被災地のいま

平成28年熊本地震の発災から、2年となります。
被災地では、今なお4万人近い方々が「応急仮設住宅」や「みなし仮設住宅(仮設住宅とみなされる民間の賃貸住宅)」で生活しています。
※熊本県発表 応急仮設住宅等の入居状況(H30.2.28現在)

仮設住宅への入居は、条件によっては1年間の延長が認められますが、基本的には2年間と決められています。
自宅を再建するなど自立再建していく方がいる一方で、自宅の建設や修理工事が遅れていたり、区画整理事業や災害公営住宅建設事業に遅れが生じていることなどから、仮設住宅にとどまる方も少なくありません。

被災地で必要とされていること

とくに、仮設住宅にとどまる方のなかには、この先の住まいに関する不安とともに、心身の健康に不安を感じている方が多くいらっしゃいます。
また、これから災害公営住宅への入居が本格化する時期には、さらに新たなコミュニティー形成のニーズも高まってくるものと考えられます。
そうしたニーズに対応するため、現在も、日常生活支援として、見守り活動や情報交換や交流の場づくり、孤立防止のためのサロン活動などの取り組みが行われていますが、今後も継続的に被災者お一人おひとりに寄り添った息の長い支援が必要です。

震災発生当時のようす
コミュニティーづくりのための交流イベントやものづくりワークショップのようす

寄付金の使いみち

中央共同募金会では、東日本大震災の支援活動を支えるため、『赤い羽根「災害ボランティア・NPO活動サポート募金」』(「ボラサポ、ボラサポ2」)を立ち上げ、被災地等で活動するボランティアグループ・NPO等に対し、資金面でサポートしてきました。
「ボラサポ・ボラサポ2」にご寄付いただいた多くの個人、企業のみなさまのおかげで、東日本大震災の発災から7年の間に、延べ約12,000団体に対し、約44億円の助成を決定し、被災地での支援活動を支えることができました。
これまでご支援、ご協力いただいたみなさまに心よりお礼申し上げます。

このたび、平成28年熊本地震から2年を迎えるにあたり、本ページにお寄せいただいた募金は、熊本地震の被災地で行われる支援活動をサポートするため、発災直後の4月19日より立ち上げた『赤い羽根「災害ボランティア・NPO活動サポート募金・九州」』(「ボラサポ・九州」)に活用させていただきます。
■これまでの「ボラサポ・九州」の活動報告

「ボラサポ・九州」では、今後、被災地の復興に向けて、地域に密着したさまざまな人のつながりや、被災地域のコミュニティー再興のために被災地における地元住民グループなどによる情報提供や交流の場づくりや活動を支えていきます。
いただきましたご寄付は、「ボラサポ・九州」~住民支え合い活動助成~として、新たなコミュニティーに移転した方々の孤立・孤独の防止や、元の地域でのコミュニティー維持のための、交流会や地域の行事などに大切に活用させていただきます。
また、心のケアや生活支援として、傾聴の場や高齢者の健康づくり、生きがいづくりの活動などにも役立たせていただきます。

「ボラサポ・九州」は、「活動を支える人を支える募金」として、地元住民のグループなどによる支え合い活動を、資金面で支えながら、コミュニティーの復興を応援していきます。
引き続き、みなさまからの温かいご支援をよろしくお願いいたします。