シエラレオネ小児病院支援～病院を支え、子どもたちを助ける～

いま、その手を必要としている人がいる
シエラレオネ国内唯一の小児専門病院（オラデュリン子ども病院）を支えるために

世界で最も乳児死亡率が高い国の一つ、シエラレオネ。世界的な情勢不安による急激なインフレや歳入減少などが、政府の一層の財政難を招き、最後の砦（とりで）ともいえる国内唯一の小児専門病院の運営が、いま危機に陥っています。

シエラレオネの妊産婦や5歳以下の子どもは、公立病院を無料で受診できます。表面上、貧困層にも配慮した真っ当な政策がとられているように思われますが、ここは「世界で最も寿命が短い」といわれた国。約12年に及ぶ内戦で社会インフラが崩壊し、2014年以降のエボラウイルス感染症、そして新型コロナウイルス感染症の拡大によって、国家経済は極めて大きな打撃を受けました。

医療人材や財源、また医薬品や消耗品の確保など、病院運営に必要な資源を準備する体力は尽きているものの、医師や看護師は、給料の3分の1を通勤に費やさなければならない状況下であっても、必死に病院で診療サービスを続けています。

シエラレオネという国、そして将来のアフリカ地域を担う子どもたちの大切ないのちが、その体には大きすぎる病院のベッドの上で、必死に望みをつなごうとしています。いま、その手を、必要としている小さないのちへ差し伸べていただけませんか。

アムダマインズは2013年からシエラレオネの保健衛生省を通して各県の保健施設などへの支援型監督指導体制（サポーティブ・スーパービジョン）の強化を支援するプロジェクトに専門のアドバイザースタッフを派遣してきました。のべ10年あまりの活動を経て、人々の健康への意識や医療人材レベルは確実に向上しています。

この国で生きていく小さないのちへ。知ってほしい。あなたに差し伸べられる手があるということを。世界はもっとあたたかくて、優しいということを。そして、あなたのいのちは、尊いということを。

どうかアムダマインズのシエラレオネ小児病院支援にお力添えください。

シエラレオネ事業について

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