概要

全国各地で多彩なトラスト活動が展開されています。(写真は静岡県の柿田川)

広く市民や企業の皆さまから寄付を募って土地を買い取る、または遺贈により、豊かな自然や歴史を子どもたちに残していく「ナショナル・トラスト」。最大の特徴は、土地を所有するという点。19 世紀の英国で発祥し、日本では現在、50 以上の地域に広がっています。
当協会は、国内のナショナル・トラスト推進のため、各地のトラスト団体が集まり1992 年に設立された全国組織です。

寄付金の使いみち

アマミノクロウサギ(写真:常田守)
アマミノクロウサギ(写真:常田守)

例えば100 円で、絶滅寸前のツシマヤマネコがすむ対馬の森を0.5 畳、買い取って守ることができます。
「森の国・日本」と言いますが、多くは人工林で、自然の森や湿原など本来の自然は国土の約20%。法律などによりきちんと守られているのはわずか5%程です。
協会では、こうした本来の自然が失われることを防ぎ、希少生物の生息地を守る取り組みに力を入れています。2013 年には、奄美大島の絶滅危惧種アマミノクロウサギがすむ森100ha を取得しました。
皆さまからの募金は、このような土地の買い取りをはじめ、普及啓発や提言、調査研究など、日本の美しい風景を守る活動に役立てます。土地を所有することで自然を守るこの活動には、非常に多くの資金が必要です。ぜひナショナル・トラストにご協力ください。