寄付受付開始日:2023/10/17
![[ガザ人道危機 緊急募金(日本ユニセフ協会)]の画像](https://donation-pctr.c.yimg.jp/dk/donation/projects/1758522649/ae071010-977d-11f0-ad07-1942087a5eea.jpeg?q=75&w=1100)
更新日:2025/09/22
南北40kmの封鎖された土地に210万人が暮らすパレスチナのガザ地区。2023年10月に武力衝突が発生して以来、子どもを含むほぼ全ての住民が、戦火に追われて何度も避難を強いられてきました。
建物の約7割が全壊または半壊し、水・衛生インフラ、病院、学校、農地も壊滅的な被害を受けました。多くの子どもと家族は、水や食べ物を探し求めて疲れ果て、不衛生な避難所で眠り、紛争で負ったけがや、命に関わる栄養不良の手当てを受けることもできずにいます。
ユニセフは、2025年3月に戦闘が再開し、ガザの物流が混乱を極めた後も、今ある資源を最大限活用して、栄養不良の検査と治療、150万人への給水支援など、命を支えるさまざまな活動を継続してきました。しかし、ガザ地区とヨルダン川西岸地区で170万人にものぼる紛争下の子どもたちの苦しみを和らげるには、避難環境の整備から、傷ついた体と心のケア、家族再開支援まで、まだまだ支援を強化していく必要があります。


<寄付受付期間延長のお知らせ>
ガザ市では、軍事作戦の激化と飢きんの発生により、数え切れないほどの子どもたちの命が、かつてないほどの危険にさらされています。ユニセフは2025年の支援活動に必要な資金として7億1,650万米ドル(約1,082億円)を国際社会に要請しており、これに伴い寄付受付期間を延長いたします。ユニセフは、引き続き安全な水と衛生、栄養、保健、教育、保護などの活動を行って参ります。皆さまのお力添えを、何卒よろしくお願い申し上げます。(2025年9月22日更新)
お寄せいただいたご寄付は「ガザ人道危機 緊急募金」として悲惨な状況に置かれている子どもたちとその家族を守るための人道支援に大切に使わせていただきます。
子どもと家族が1日でも早く日常生活を取り戻せるように、安全な飲み水や衛生用品などの緊急支援物資の提供、教育の再開支援、子どもの心理社会的サポートなど、ユニセフが現地で行う緊急・復興支援活動に役立てられます。
"#世界難民の日"
更新日:2025/09/22
2025年1月~6月までの支援状況
・約150万人(うち子どもは60万人以上)に安全な水を届けました。
・約12万人以上の子どもおよび約4万人の保護者に対し、地域に根ざした心理社会的支援を提供しました。
・29万人以上が一次医療サービスを利用できました。
・2,400人以上の新生児が新生児ケアユニットに入ることができました。
・母子健康分野では、11,000人以上の妊婦が検診を受診しました。
・9万人以上の6~59カ月の子どもたちにビタミンAを提供しました。
・6万世帯以上に対し、人道的現金支援を提供しました。
あらゆる手段で水を届ける
上下水道の破壊などによる断水が続くなか、ユニセフは、現地の淡水化プラントと協力して、海水を真水に変え、タンクに詰めて、各地の避難所周辺に届けています。この夏は、パートナー団体とともにガザ地区内の1,300カ所以上に給水車を出動させました。
子どもたちと一緒に移動する教室
100万人近い子どもたちとその家族が、安全を求めてガザ地区内で避難をくり返しています。ユニセフは、大規模な避難が発生するたび、迅速に新しいテント教室を立ち上げ、子どもたちが避難先で少しでも安全に過ごせる場所を提供できるように努めています。


水と衛生(WASH)、子どもの保護、教育、栄養分野における人道支援を主導し、パートナーと連携して活動しているユニセフは、これまでに以下の支援を提供しました。
・約260万人に安全な水を届けました。
・ガザ地区全域で10歳未満の子ども55万人以上にポリオ(小児麻痺)ワクチンの接種を実施しました。
・64万人以上に医薬品を届けました。
・39万人以上の子ども、保護者たちにメンタルヘルスと心のケアを提供しました。
・14万人以上の子どもに個別学習教材を配布しました。
・必要な生活物資を手に入れられるよう、96万人以上に現金給付支援を提供しました。
・7万人以上の5歳未満の子どもたちに微量栄養素パウダーを提供しました。

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ユニセフ(国連児童基金)とユニセフ協会はすべての子どもの命と権利を守るため、最も支援の届きにくい子どもたちを最優先に、世界190の国と地域で活動しています。
世界のどこに生まれても、持って生まれた可能性を十分に伸ばして成長できるように、ユニセフは「子ども最優先」を掲げて、世界中の子どもたちの命と健康を守るために活動する国連機関です。保健、栄養、水と衛生、教育、暴力や搾取からの保護、エイズウイルス(HIV)、緊急支援、アドボカシーなどの支援活動を実施し、その活動資金はすべて個人や企業・団体・各国政府からの募金や任意の拠出金で賄われています。
日本ユニセフ協会は、日本におけるユニセフの「顔」として、またユニセフの「代弁者」として、ユニセフを支える募金活動、ユニセフの活動や世界の子どもたちについての広報活動、子どもの権利の実現を目指して政策提言を行うアドボカシー活動に取り組んでいます。
このプロジェクトでは領収書の発行をおこなっておりません。
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