寄付受付開始日:2025/04/02
更新日:2025/04/02
2025年3月28日、ミャンマー中部のマンダレー近郊でマグニチュード7.7の地震が発生しました。
これにより、ミャンマー国内で被害が報告されているほか、約1,000km離れたタイの首都バンコクでも建設中のビルが倒壊し、多数の死傷者が出るなど、甚大な被害が生じています。今後も被害の拡大が懸念される状況です。
プラン・インターナショナルは、被災した地域に緊急支援チームを派遣し、迅速に支援を提供するための準備を進めています。
現地の声: マンダレーの住民のエーさん
目の前で建物が崩壊するのを見ました……。これまで生きてきて、こんなことは経験したことがありません。今話していても泣きたくなります。私たちの家にはヒビが入っているので、自分の家に戻ることもできません。みんな、道端で生活しています。
甚大な被害が発生しているマンダレーからの動画レポート
現地スタッフが深刻な被害状況について動画で報告します。
“人々は夜を過ごす場所がなく、屋外にとどまっています。建物のなかにいることを非常に恐れています”
▼外部リンク
ミャンマー地震緊急支援 現場より 緊急支援チーム・マネージャー プラン・インターナショナル(30秒)_(マンダレーにて2025年3月29日に収録)
“崩壊した建物の付近一帯には焦げ臭い匂いが漂っています”
▼外部リンク
ミャンマー地震緊急支援 現場より ミャンマー国統括事務所長 プラン・インターナショナル(23秒)(マンダレーにて2025年3月30日に収録)
皆さまからのご寄付は「ミャンマー地震緊急支援」に大切に使わせていただきます。温かいご支援をよろしくお願いいたします。
予定している主な支援活動
プラン・インターナショナルはミャンマーで2008年に支援活動を開始し、現地スタッフが地域開発や緊急支援を継続しています。近年の政変下においても、日本をはじめとする各国の支援を得て活動を継続。今回の地震を受け、子どもの保護専門のスタッフを被災地に派遣しています。
・緊急支援物資の支給
・生理用品を含む衛生用品の支給
・経口補水液などを含む安全な水キット
・子どもの保護
・緊急時の教育
・心理社会的サポート など
【第1報】「ミャンマー地震緊急支援」へのご寄付をお願いいたします
【第2報】甚大な被害が発生しているマンダレーからの動画レポート ~ミャンマー地震緊急支援~
更新日:2025/04/22
災害時でも安心を届ける:女の子と女性に生理用品を含む「尊厳キット」を配布
最も被害の大きい地域では、約480万人の女の子と女性が、ジェンダーを考慮したサービスの不足に直面しています。
プラン・インターナショナルは、女の子と女性たちに、尊厳を守るための物資、「尊厳キット(Dignity kits)」を配布しました。このキットには、生理用品のほか、衣類やサンダル、くし、歯ブラシと歯磨き粉、石けん、太陽光発電式の懐中電灯など、子どもや女性が必要とする物資が含まれています。地震により電力が断たれているなか、懐中電灯は暗闇のなかで生活する子どもたちや家族にとって欠かせません。
現地入りしているプランの国際人道支援ディレクター/医師のウニ・クリシュナンが、動画で「尊厳キット」の内容を詳しくご紹介します。
これまでに1万1,448世帯2万541人に緊急支援を提供
2025年4月16日現在、合計1万1,448世帯(2万541人、うち女性51%)に緊急支援を届けました。引き続きパートナー団体との連携を強化し、支援活動をさらに拡大していきます。
支援内容
・食料安全保障・生計:6,401人
・給水・衛生:3,728人
・緊急物資支援:412人
・子どもの保護:145人
プランは、一人でも多くの子どもとその家族が安全に過ごせるよう、緊急支援活動を迅速に進めてまいります。皆さまの温かいご支援に心より感謝申し上げるとともに、引き続きのご協力をどうかよろしくお願いいたします。
【第6報】災害時の女の子を支える「尊厳キット」その中身は?(動画)~ミャンマー地震緊急支援~
ミャンマー中部で2025年3月28日に発生したマグニチュード7.7の地震によって、避難を余儀なくされた多くの子どもたちが、路上での厳しい生活を強いられています。
危機的状況を体験した子どもたちは、表面には表れにくい心の問題を抱えやすく、安心できる「場」が必要です。
プラン・インターナショナルは、避難所内に「子どもひろば(Child Friendly Space)」を開設。レクリエーションや学習活動などを通じ、子どもたちの知的好奇心を刺激するとともに、心理社会的サポートを提供しています。子どもたちは、遊ぶことで少しの時間でも災害による悲しみや抱える問題を忘れ、日常を取り戻していくことができます。
今後、地元のパートナー団体と連携し、少なくとも20カ所の「子どもひろば」の設置を目指しています。
プラン・インターナショナルは、一人でも多くの子どもとその家族が安全に過ごせるよう、緊急支援活動を迅速に進めてまいりますので、引き続きのご協力をどうかよろしくお願いいたします。
【第4報】ライフラインである飲料水を配布~ミャンマー地震緊急支援~
【第5報】子どもひろば(Child Friendly Space)を開設~ミャンマー地震緊急支援~
衛生用品キットを400個、食料を1,747人に配布しました
2025年4月4日までに、被災地域の364世帯計1,747人(うち女性687人)に、ビスケットなどの乾燥食料や飲料、毛布などを届けました。また、国連人口基金(UNFPA)と協力し、女性向け衛生用品キット400個を配布しました。
厳しさを増す被害の実態・差し迫った課題
地震の影響は日を追うごとに深刻さを増し、特に女の子や子どもたちの健康と安全が懸念されています。
・被災者は自宅に戻ることを恐れ、屋外での生活を強いられています。暑さや雨、病気の媒介となる虫などの被害も深刻です。
・子どもたちの多くは、十分な食料や安全な水、医療サービスを得られないまま、過酷な環境で過ごしています。
・喫緊の課題は住居の確保です。家屋が倒壊または居住不能となり、安全点検が終わらない建物にも住めません。そのため多くの人が路上で寝泊まりしています。
・被災者は公共スペースや道路沿いに即席のシェルターを作り、手近な材料で身を寄せ合っています。
・夜間の停電や電力不足によるリスクが高まり、特に女の子や女性の安全が懸念されている状況です。
プラン・インターナショナルは、緊急支援活動を迅速に進めてまいります。皆さまの温かいご支援をよろしくお願いいたします。
【第3報】子どもたちと家族に食料など緊急支援物資を届けました~ミャンマー地震緊急支援~
※当募金ページに記載の内容については、プロジェクトオーナーが責任を負っており、LINEヤフー株式会社が責任を負うものではありません。詳しくは免責事項をご覧ください。
※本ページの「プロジェクト概要」「活動情報」「寄付金の使いみち」に掲載のリンクは、外部サイトに移動します。
※寄付をするには Yahoo! JAPAN IDの取得(無料)が必要です。
国際NGOプラン・インターナショナルは、誰もが平等で公正な世界を実現するために、子どもや若者、さまざまなステークホルダーとともに世界80カ国以上で活動しています。子どもや女の子たちが直面している不平等を生む原因を明らかにし、その解決にむけ取り組んでいます。子どもたちが生まれてから大人になるまで寄り添い、自らの力で困難や逆境を乗り越えることができるよう支援します。
このプロジェクトでは領収書の発行をおこなっておりません。
Facebookコメントで寄付先への応援をお願いします
記入された応援のコメントは、寄付先団体およびYahoo!ネット募金の広報・宣伝活動(記者会見やプレスリリースでのご紹介等を含む)に 使用させていただく場合がございます。
ご了承の上、コメントを記載いただきますようお願いいたします。(2020年9月23日追記)
※本コメント機能はMeta Platforms Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対してLINEヤフー株式会社は一切の責任を負いません。