寄付受付開始日:2022/07/11
更新日:2024/02/07
世界は今、かつてないほど深刻な食料危機に直面しています。状況は日ごとに悪化しており、子ども、特に女の子たちの健康や安全、生活が脅かされています。
プラン・インターナショナルは、壊滅的な飢餓に瀕しているアフリカ7カ国(ケニア、エチオピア、ソマリア、南スーダン、マリ、ブルキナファソ、ニジェール)を支援するために、緊急の寄付募集を開始しました。
現在、約2,600万人の5歳未満の子どもたちが、栄養不足により生命を脅かされており、なかでも女の子への影響は深刻です。ジェンダーの不平等により、女の子たちは食事をとる順番が最後になることが多く、少ない量しか得られないため、栄養不良に陥りやすくなります。さらに、ジェンダーに基づく暴力、早すぎる結婚(児童婚)や強制結婚、教育の中断などが、女の子の権利に壊滅的な打撃を与える危険性があります。
飢餓の危機が最も深刻なアフリカ7カ国(ケニア、エチオピア、ソマリア、南スーダン、マリ、ブルキナファソ、ニジェール)において、現地のニーズに即した支援活動を強化します。同時に、子どもの保護プログラムを拡大し、危機下にある子ども、特に女の子を早すぎる結婚(児童婚)や虐待、搾取から守る取り組みを行います。
●栄養改善・食料支援(学校給食含む)
●生計向上支援
●安全な水へのアクセス改善
●現金給付、食料などと引き換えられるクーポンの支給
●子どもの保護・ジェンダーに基づく暴力の予防
※現地のニーズに即した支援活動を行うため、支援する内容や活動が変更・追加となる場合があります。
更新日:2024/02/07
食料支援や子どもの保護、生計向上など現場のニーズに沿った支援を展開
プランは国連世界食糧計画(WFP)を始めとする国連機関などと協力し、ケニア、エチオピア、ソマリア、南スーダン、マリ、ブルキナファソ、ニジェールの7カ国において、食料支援、子どもたちの栄養改善、生計向上支援、安全な水へのアクセス改善、子どもの保護などの分野で、現場のニーズに即して以下のような多面的な支援を行いました。
主な活動地域:アフリカ7カ国(ケニア、エチオピア、ソマリア、南スーダン、マリ、ブルキナファソ、ニジェール)
主な成果、支援内容と対象
【食料支援】
・南スーダンにて食料キットの支給(約4万人)
・ケニアの小学校124校および89の幼児教育施設にて学校給食を提供(子ども約4万7,000人)
・マリの小学校5校で学校給食を提供(子ども約4,000人)
【給水支援】
・ソマリアにて給水支援(約4万人)
【生活用品の支給】
・ソマリアにて国内避難民にシェルター用資材、毛布、マット、蚊帳、ソーラーライトの支給(150世帯)
・南スーダンにて生理用品を支給(女の子200人)
・南スーダンにてバケツ・石けんなど衛生キットを支給(998世帯)
【現金・クーポンの給付】
・困難な状況下にある家族に、食料や生活用品などをニーズに合わせて購入できるよう現金やクーポンを給付(ケニア2,474世帯、ソマリア1,077世帯、南スーダン2,300世帯)
【医療支援】
・ソマリアにて巡回診療を通じて診療・治療を提供(1,051人)
【子どもの栄養改善】
・南スーダンにて子ども(約60万人)の栄養状態を確認、および母親へのカウンセリング(約12万人)
・子どもの栄養改善講習を保護者向けに実施(ブルキナファソ300人、マリ240人)
【心理社会的支援】
・南スーダンにて避難民の子ども(200人)とその保護者へ心理社会的ケアを提供
【生計向上支援】
・農業・畜産業のトレーニングの提供や、種や飼料の支給などを実施(エチオピア約40万人、マリ約1,600人)
【早すぎる結婚防止についての意識啓発活動】
・マリにて13~17歳の若者を対象に実施(約28,000人)
ご寄付の募集は終了しましたが、現地では引き続き人々のニーズに寄り添った活動を行っています。
【完了報告】「アフリカ7カ国・食料危機緊急支援」~ケニア、エチオピア、ソマリア、南スーダン、マリ、ブルキナファソ、ニジェール
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プラン・インターナショナルは、女の子が本来持つ力を引き出すことで地域社会に前向きな変化をもたらし、世界が直面している課題の解決に取り組む国際NGOです。世界75カ国以上で活動。世界規模のネットワークと長年の経験に基づく豊富な知見で、弱い立場に置かれがちな女の子が尊重され、自分の人生を主体的に選択することができる世界の実現に取り組んでいます。
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