寄付受付開始日:2021/07/28
更新日:2022/05/27
南スーダンの長引く紛争により、他国に逃れて難民となっている人は約222万人。※1
そのうち、スーダンは約77万人の難民を受け入れ、うち約24万人が難民キャンプに暮らしています。※2
難民キャンプ内の学校や隣接する村の学校は、トイレや手洗い場が設置されておらず、十分な衛生教育も行われていません。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)やコレラなどの感染症がまん延しやすい環境となっています。
スーダン政府が2019年に全国の学校を対象に行った調査によると、安全な水へのアクセスがある学校は45.5%、適切なトイレを備えた学校は50.8%、手洗い用石けんがある学校は42.9%に限られている状況です。※3
このプロジェクトでは、難民キャンプおよび周辺地域の学校において、手洗い習慣の改善、トイレの整備を行うとともに、教員研修や学校保健クラブを通じた衛生啓発活動を行います。
また、ジェンダーに基づく暴力や女の子の中途退学を防ぐための取り組み支援も行います。
※1出典:UNHCR Operational Update South Sudan(2021年3月時点)
※2出典:UNHCR South Sudanese Refugees in Sudan Dashboard as of 28 February 2021
※3出典:UNICEF Fact Sheet: Education within COVID-19
●支援策
・難民キャンプやキャンプ周辺の学校への手洗い場や貯水タンクの設置(9校)
・手洗い用石けん、清掃用具の支給(13校)
・学校トイレの整備(5校)
・生理用品の配布(960人)
・子どもの保護リスク、ジェンダーに基づく暴力などの教員研修の実施(25人)
・学校保健クラブの設置、子どもたちの学びのサポート(182人)
・PTAなど学校運営にかかわる人たちへの研修(110人)
●支援対象者
難民キャンプや周辺の学校で学ぶ子ども1万6,543人とその学校教員
●目指す成果
難民キャンプやその周辺の学校の水衛生環境が整備され、より衛生的な環境で子どもたちが学べるようになることを目指します。また、PTAや地域のリーダーが連携して、ジェンダーに基づく暴力や女の子の中途退学といった課題にも取り組んでいくための基盤が作られることも期待されます。
※当募金ページに記載の内容については、プロジェクトオーナーが責任を負っており、LINEヤフー株式会社が責任を負うものではありません。詳しくは免責事項をご覧ください。
※本ページの「プロジェクト概要」「活動情報」「寄付金の使いみち」に掲載のリンクは、外部サイトに移動します。
※寄付をするには Yahoo! JAPAN IDの取得(無料)が必要です。
プラン・インターナショナルは、子どもの権利を推進し、貧困や差別のない社会を実現するために世界70カ国以上で活動する国際NGOです。創立は1937年。長年にわたり、子どもや若者、地域の人々とともに地域開発を進めてきました。すべての子どもたちの権利が守られるよう、とりわけ女の子や女性への支援に力を入れています。市民社会、政府機関や国際機関と連携しながら、世界を持続的に、前向きに変えていきます。
このプロジェクトでは領収書の発行をおこなっておりません。
Facebookコメントで寄付先への応援をお願いします
記入された応援のコメントは、寄付先団体およびYahoo!ネット募金の広報・宣伝活動(記者会見やプレスリリースでのご紹介等を含む)に 使用させていただく場合がございます。
ご了承の上、コメントを記載いただきますようお願いいたします。(2020年9月23日追記)
※本コメント機能はMeta Platforms Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対してLINEヤフー株式会社は一切の責任を負いません。