教育を受ける権利を守る
「障がいのある子どもの教育支援」プロジェクト募金
寄付受付開始日:2018/07/17
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寄付受付開始日:2018/07/17
更新日:2021/05/14
トーゴでは、障がいがあることを恥と考える文化が根強く残っており、障がいのある子どもは家庭内に隠されたり、地域でいじめの対象となったりしがちです。さらには、学校の施設が整備されておらず、障がいのある子どもたちへの教授法も知られていないため、彼らを受け入れる学習環境が整っていません。
こうした状況から、障がいのある子どもの約50%(※1)しか学校に通えていません。多様性を尊重する「インクルーシブ教育」の普及が必要とされています。
このプロジェクトでは、スロープの設置など学校環境の整備や、教師・保護者へのトレーニングなどを通じて、障がいのある子どもたちが社会で居場所を得て自立していくことを目指します。
(※1)出典:Child Protection Dashboard report-2011, by the Directorate of Child Protection(Ministry of Social Affairs of Togo, 2012)
■実施地域
トーゴ中央州モ県
■対象者
障がいのある子どもたちとその家族、教師 約1万3,400人
■活動内容
・44の小学校で学習環境の整備・改善(スロープの設置、学校備品の支給など)
・インクルーシブ教育(多様性を尊重する教育)、学び合い、点字・手話に関する教師トレーニング(約90人)
・地域メディアを利用した啓発活動
・障がいのある子どもをもつ保護者へのトレーニング(障がいのある子どもたちへのケアなど)(44の保護者クラブの設置)
・他の市民社会組織との連携促進、意識啓発活動
■目指す成果
コミュニティーにインクルーシブ教育の理念を育み、学校での実践を通して、障がいのある子どもたちを公教育の中に取り込んでいくこと。
それにより、障がいのある子どもたちが、差別や恥辱を受けることなく質の高い教育を受け、将来的にはより自立していくことを目指します。
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プラン・インターナショナルは、子どもの権利を推進し、貧困や差別のない社会を実現するために世界70カ国以上で活動する国際NGOです。創立は1937年。長年にわたり、子どもや若者、地域の人々とともに地域開発を進めてきました。
すべての子どもたちの権利が守られるよう、とりわけ女の子や女性への支援に力を入れています。市民社会、政府機関や国際機関と連携しながら、世界を持続的に、前向きに変えていきます。
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