多くの途上国では、子どもが不衛生な水や劣悪な衛生環境などが原因で下痢を起こし栄養状態を悪化させ、死亡しています。貧困層の少数民族、カム族が多く暮らすラオス北部ウドムサイ県フン郡でも、3分の1の村々には安全に水を使用できる設備がありません。また、トイレの利用や石鹸を使った手洗いなどの正しい衛生行動が定着していないことから、元々栄養状態の良くないカム族の子どもたちは、感染症の危険にさらされています。
現在住民が使っている水重力式給水設備の設置により、対象地域4村の住民3404人が、年間を通じて長期的に安全な水を利用できるようになります。また、水と衛生に関する啓発活動を通じて衛生状態が改善され、下痢などの病気を減らすことができます。
【支援策】
・維持管理費が低い重力式給水設備の新規建設(1村)と修繕(3村)
・地域住民による水管理委員会の立ち上げと維持管理トレーニング
・学校を拠点とした子どもたちによる衛生クラブの立ち上げ
・水管理委員会や衛生クラブを中心に正しい衛生知識を普及(4村)
※重力式とは
地形の高低を利用した「電力なし」の給水システムのこと。高地の水源(湧き水)に取水口を作り、送水や配水には重力を使い、低地の共同水栓まで水を送ります。
http://www.plan-japan.org/※このプロジェクトへの募金受付は2016年5月末までとなります。 それ以降は、プランが実施する教育支援対象プロジェクトに充当いたします。
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