寄付受付開始日:2008/05/15
更新日:2022/03/04
「すべての人に教育の機会を!」。世界には、生活に必要な文字の読み書きや計算が出来ない人たちが約7億7,300万人、学校に行くことができない子ども(6~14歳)が約1億2,100万人います。
多くが、貧困や紛争などさまざまな理由で、学校教育から疎外されてしまった人たちです。
ユネスコ世界寺子屋運動では、すべての人が年齢・性別・宗教などに関係なく利用できる学びの場「寺子屋」を作るとともに、識字をはじめとする基礎教育や技術訓練を実施しています。1989年以来、教育は基本的人権であると同時に、平和構築の土台となる相互理解促進に不可欠であるとして、日本ユネスコ協会連盟が実践してきた国際協力活動です。
これまでに44カ国1地域で展開し、世界の非識字者の60%が集中するアジア地域を対象としてアフガニスタン、カンボジア、ネパール、ミャンマーで活動しています。(※)
※アフガニスタン、ミャンマーは政変により教育活動を休止し、関係者の安全確認と再開に向けた情勢判断のための情報交換を継続しています。(2022年1月現在)
最新の状況については、ホームページをご参照ください。
いただいたご寄付は、寺子屋運営費として、識字クラス、復学支援(小学校相当)クラス、幼稚園クラス、収入向上活動(小口融資など)、技術訓練クラス(手工芸など)の実施費用、教員や現地の村人からなるスタッフの研修費などに充てられます。
学校があっても子どもを通わせることができない家庭では、教材・文具・制服・通学バッグ・自転車などの費用が大きなネックです。寺子屋では寄付金によって学用品も支給し、学習者は個人負担なく、安心して学ぶことができています。
更新日:2022/03/04
新型コロナウイルスの世界的流行を受け、経済的に厳しい家庭ほど、急な収入減など直接的な影響を受けています。世界寺子屋運動では今、コロナ禍で急増する小中学校からの中途退学児童生徒の支援を優先課題としています。
【ネパール】
2022年1月現在、中途退学した子どもや学校に行っていない子ども向けに、幼稚園クラス、小学校クラス、中学校クラスを行い、合計800人以上が参加しています。コロナ禍による経済的困窮を受け、子どもが働かなくても生活が安定するよう、成人向けにも識字や職業訓練のクラスや児童婚防止の研修会なども実施しています。
【カンボジア】
2021年12月までに、成人識字クラス、小学校クラス、中学校クラスおよび中学への進学支援、職業訓練で約1,000人が学びました。小学校クラスは前年度より数を増やし、中学校クラスは政府が開発したオンライン学習プログラムを取り入れることで、受け皿を増やしています。また、米の貸付や農業研修などの収入向上活動も、コロナ禍ではコミュニティーのセーフティーネットとなっています。
※当募金ページに記載の内容については、プロジェクトオーナーが責任を負っており、LINEヤフー株式会社が責任を負うものではありません。詳しくは免責事項をご覧ください。
※本ページの「プロジェクト概要」「活動情報」「寄付金の使いみち」に掲載のリンクは、外部サイトに移動します。
※寄付をするには Yahoo! JAPAN IDの取得(無料)が必要です。
日本ユネスコ協会連盟は、UNESCO憲章に基づき、1947年から活動を続ける民間ユネスコ組織(NGO)です。
子どもたちへの教育支援をはじめ、世界遺産活動や地域の文化や自然を守り伝えるための活動などを国内外で実施しています。
とりわけ、途上国の教育支援「ユネスコ世界寺子屋運動」では、カンボジア、アフガニスタン、ネパール、ミャンマーで活動を行っています。学校を中途退学した子どもや、教育を受けられないまま大人になった人々を対象に、「寺子屋」を通じた教育の普及と地域の持続発展を目指しています。
ユネスコ世界寺子屋運動は、1989年に開始し、これまでに44カ国1地域で約134万人に学びの機会を届けてきました。
このプロジェクトでは領収書の発行をおこなっておりません。
Facebookコメントで寄付先への応援をお願いします
記入された応援のコメントは、寄付先団体およびYahoo!ネット募金の広報・宣伝活動(記者会見やプレスリリースでのご紹介等を含む)に 使用させていただく場合がございます。
ご了承の上、コメントを記載いただきますようお願いいたします。(2020年9月23日追記)
※本コメント機能はMeta Platforms Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対してLINEヤフー株式会社は一切の責任を負いません。