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合計で305,789円のご支援をいただきました。多くのご支援、ありがとうございました。

アフガニスタン地震 緊急支援(国連UNHCR協会)

寄付受付開始日:2023/10/20

  • 領収書なし
[ アフガニスタン地震 緊急支援(国連UNHCR協会)]の画像
【2023年10月8日 ヘラート州ジンダ・ジャン地区セヤ・アーブ村】マグニチュード6.3の地震後、緊急支援を受けながら、倒壊した家屋と向き合う家族たち(C)UNHCR/Abdul Wasi Shariq, ARAA

特定非営利活動法人国連UNHCR協会

プロジェクト概要

更新日:2023/12/26

アフガニスタン地震:緊急支援のお願い

【被災地の状況】
2023年10月11日早朝、2023年10月7日の最初の地震と同じマグニチュード6.3の強い地震がヘラート州を襲い、その後マグニチュード5と4.1の余震が2回続きました。この地震により少なくとも80人が負傷し、地滑りによりヘラート~トルグンディ間の主要幹線道路が封鎖されたことが報じられています。

当初の推定では被災者の数は12,000人とされていますが、災害の全容が明らかになり、ヘラート州で余震が続くなか、この数字はさらに増える可能性が高くなっています。

被災地では、緊急避難所、非食糧品、トイレ、飲料水、食糧支援、保護、厳しい冬を目前にした防寒着などが優先的に必要とされています。

【2023年10月7日 ヘラート州ジンダ・ジャン地区セヤ・アーブ村】倒壊した家屋と、UNHCRが支援したテント(C)UNHCR/Abdul Wasi Shariq, ARAA

(2023年12月25日追記)
2023年10月7日、アフガニスタンのヘラート州でマグニチュード6.3の地震が発生し、その後数回の余震が続き、2023年10月11日と15日にはさらに激しい地震が発生しました。合計で17万5,000人以上が直接被害を受け、最も被害の大きかった地区はインジルとジンダジャンとされています。

初期調査によると、ヘラート州では4万8,000世帯以上がこのたびの地震により被害を受け、そのうち約1万世帯が全壊、2万430世帯が深刻な被害を受けました。学校、保健施設、水道、その他の重要なコミュニティ・インフラも深刻な被害を受けました。

最新の情報では、1,480人が死亡、1,950人が負傷し、少なくとも11万4,000人が緊急の人道支援を必要としています。多くの家族が、その場しのぎの避難所や非公式な居住地で、野外での生活を余儀なくされています。

これまでに確認された優先ニーズは、緊急シェルター、毛布、ソーラーランプ、ガスボンベ、キッチンセットなどの非食糧品、水、衛生用品、保護などです。子どもたちは特に被害を受けやすく、地震による深刻な精神的苦痛のため、家族はメンタルヘルスと心理社会的支援を必要としています。気温が氷点下まで下がる中、被災者は暖かい衣類や毛布も緊急に必要としています。

この国は自然災害に見舞われやすく、数十年にわたる紛争が突然の自然災害に対処する脆弱性(ぜいじゃくせい)を高める一因となっています。地震はすでに脆弱(ぜいじゃく)なコミュニティの状況をさらに悪化させ、その中には多くの難民帰還民や国内避難民がおり、彼らは今、もう一度やり直すことを余儀なくされています。

震災前、アフガニスタンには約325万人の国内避難民がおり、アフガニスタンの人口の3分の2に当たる2,920万人が全国で人道支援を必要としていると推定されていました。

寄付金の使いみち

皆様からのご支援は、この度の2023年アフガニスタン地震被災者への緊急支援活動に活用させていただきます。

※なお、今後の現地状況の変化や緊急対応資金が全額調達された場合、アフガニスタンおよび周辺地域で2023年から2024年前半にUNHCRが実施する人道支援全般、また世界中で避難を余儀なくされている人々の命を守るための支援に活用させていただきます。

<支援活動の内容>
・緊急支援チームの派遣
・毛布、テント、ソーラーランプ、衛生キットなどの緊急援助物資の配布
・防寒援助物資の配布
・精神保健・心理社会的支援など

■皆様のご支援でできること(1ドル=149円換算)
約3,000円で、今回の地震で被災したアフガニスタンの家族に、洗濯用せっけん、トイレ用せっけん、生理用ナプキン、下着を含む援助物資キットを提供することができます

約1万8,000円で、地震で家を失ったアフガニスタンの家族に、主要援助物資(CRI)キットを提供することができます。CRIキットには、毛布、プラスチックシート、金属バケツ、キッチンセット、洗濯せっけん、トイレ用せっけん、生理用ナプキン、下着、水くみ容器、ガスボンベが含まれます

約6万5,000円で、地震によって住居が破壊され、一時的な避難所と風雪から身を守ることができなくなったアフガニスタンの避難家族に、家族用シェルターを提供することができます

活動情報

更新日:2023/12/26

活動報告(2023年12月26日更新)

【保護】
UNHCRは、他の国連機関や現地のパートナーと連携して、支援を必要とする特定のニーズを持つ脆弱(ぜいじゃく)な家族や個人を引き続き特定しています。これには、障害者、高齢者、孤児や離別した子どもたち、医療を必要とする人、女性が世帯主である世帯などが含まれます。

移動保護チームと情報啓発セッションは、地域のコミュニティー・アウトリーチ・ボランティアを通じて、コミュニティーとの継続的なコミュニケーションを促進しています。これにより、地震で被災した人々が切実に必要としている支援を提供することができます。UNHCRは、約40回の意識向上と情報カウンセリングのセッションを開催し、約3,300人に情報を提供するとともに、約2,400人に適切なアドバイスと紹介を行いました。

UNHCRとパートナーはまた、家やコミュニティーの喪失に対処するため、約1,000人に心理社会的カウンセリングを行いました。IDカードや出生証明書などを失った人々に対しては、書類作成や法的支援も優先的に行っています。

【シェルター】
UNHCRと現地パートナーであるアフガニスタン・アンサリ・リハビリテーション協会(ARAA)は、ラバト・エ・サンガイ県クシュクの3つの村にまたがる約2,000世帯の地震被災者に対し、家族用テントと支援物資の配布を行いました。

シェルターに取り組む他の国連機関やNGOと協力し、UNHCRはヘラート州のヌール病院に難民用住宅ユニットを組み立て、設置しました。これは、現在傷病者治療を受けている地震の生存者を収容するため、過密状態の病院を支援するためです。

【救援物資】
UNHCRは、特定されたニーズとギャップに基づいて、中核的な救援物資の配布を続けています。2023年10月8日以降、1,921の緊急シェルター、1万8,656の毛布、5,308の調理用ガスボンベとバケツ、1万0,616の給水用ボトル、5,38のキッチンセット、1万603の防水シート、9,962の生理用ナプキン、2万5,886のせっけんを提供しました。

ほとんどの被災地は送電網に接続されていないため、1万個以上のソーラーランプが保護用に配布しました。さらに、450枚の毛布がヘラート市のババジ学校に避難している家族に配られました。

UNHCRは国連を代表して、地震発生当日から被災地で、被災者の保護、緊急シェルター・非食糧品クラスター、キャンプ管理・キャンプ調整作業部会の調整を行っています。(2023年10月20日更新)

【2023年10月8日 ヘラート州ジンダ・ジャン地区セヤ・アーブ村】テント、毛布、緊急キットを配布している様子(C)UNHCR/Abdul Wasi Shariq, ARAA

【UNHCRの人道支援活動】
■今回の地震発生以前から、アフガニスタンには320万人以上の国内避難民(IDP)、52,000人以上の難民、約13,500人のアフガン難民帰還者が暮らしていました。

■UNHCRはアフガニスタンにおいて35年以上にわたり人道支援を継続しており、すでに国内外のパートナーと緊密に協力のもと、地震の被災地での支援を開始しています。

■UNHCRは被災地において、テント、毛布、ソーラーランプや衛生キットを含む主要な援助物資を、すべてを失って避難している人々に届けています。

■UNHCRは、保護の使命と誰一人取り残さないという原則に基づき、障がい者、高齢者、女性世帯など、特定のニーズを持つ人々を特定し、それぞれに合った支援を提供できるよう取り組んでいます。地震の影響を受けた人々がトラウマを克服できるよう、心理社会的支援を提供する計画が進行中です。

■UNHCRは、国際社会に対し、今回の地震で被災した人々への緊急支援を呼びかけています。これから訪れる厳しい冬を前に、必要とされる支援を提供するために今すぐ行動を起こすことが重要です。

■UNHCRは、ヘラートで被災したコミュニティーの緊急かつ緊急なニーズに対応するために、500万米ドルが必要であると推定しています。捜索・救助活動が難航するなか、アフガニスタンを強力な余震が襲い続けているため、人道的ニーズの規模は予想よりもはるかに大きくなる可能性があります。

■これから迎える厳しい冬の間、被災した人々の命を守るUNHCRの人道支援に、今ひとたびのお力添えをお願い申し上げます。

【2023年10月11日 ヘラート州ジンダ・ジャン地区】UNHCRはパートナーとともに、被災者にテントや緊急物資を配布しました(C)UNHCR/Samand Ibrahimi

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プロジェクトオーナー

特定非営利活動法人国連UNHCR協会

国連UNHCR協会は、国連の難民支援機関であるUNHCRユーエヌエイチシーアール(国連難民高等弁務官事務所)の活動を支える日本の公式支援窓口です。

UNHCRは、世界中で家を追われた難民・国内避難民への水や食糧・毛布などの物資の配布や、難民キャンプなど避難場所の提供、保護者を失った子どもの保護や心のケアなど、最前線で難民支援に尽力しています。1991年から10年間、緒方貞子さんが国連難民高等弁務官を務めました。

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