【ウクライナ緊急事態】
避難を強いられる人々に支援を
(国連UNHCR協会)

寄付受付開始日:2022/02/28

  • 領収書なし
[【ウクライナ緊急事態】 避難を強いられる人々に支援を (国連UNHCR協会)]の画像
【2024年7月17日、ウクライナ・ハルキウ】ハリコフで最近ミサイル攻撃を受けた学校の1つで、復旧作業が進められています。(C)UNHCR/Iryna Tymchyshyn

特定非営利活動法人国連UNHCR協会

プロジェクト概要

更新日:2024/08/23

長期化するウクライナの戦争。

こうしている今も、ウクライナの人々の命が深刻な危機にさらされています。

激しい攻撃が今も続くウクライナでは、相次ぐ爆撃によってエネルギー・インフラ施設などが多数破壊され、多くの人々の命と生活が脅かされています。
人々は、破壊された住居や暖房も不十分な共同シェルターでの避難生活を強いられ、かつてない人道危機に直面しています。
ウクライナ国外に逃れる難民は655万人以上。(2024年6月現在)また、ウクライナ国内では354万人以上が故郷を追われています。(2024年4月現在)

2024年に入ってからもウクライナ各地で激しい攻撃によって多数の死者・負傷者が出ています。2024年7月8日朝、ウクライナのキーウ、ドニプロなどを標的にしたロシアのミサイル攻撃により、キーウの小児病院を含む建物やインフラが大きな被害を受け、多くの民間人が死傷したことが報告されています。

シェルター支援
雨や雪、浸水などを防ぐ防水シートや、シェルターキットの配布
攻撃によって破壊された住居の修繕・補強
国内避難民キャンプ・居住地や共同シェルター内の排水システムやインフラ設備の整備・改善

救援物資の提供
寒さから身を守るために欠かせない、フリース製の毛布やジャケットなどの防寒用品を届けるほか、寝袋やマットレス、停電時に役立つソーラーランプ、タオルや歯ブラシなどが入った衛生キットなどの救援物資を届けています。

現金給付支援
高騰する暖房用の燃料やガス、ストーブなどの暖房器具や防寒具、医療品など、個人のさまざまな特定のニーズに対応できる、現金給付支援を実施しています。

難民の保護・支援
ウクライナ近隣諸国に受入センターを設置し、ウクライナからの難民の保護や法的支援、カウンセリング、トラウマを受けた人々への心理社会支援などを行っています。またユニセフと連携し、子どもを含む弱い立場にある人々への支援スペースとして、ブルードットを設置しています。

皆様のご支援により、故郷から避難を余儀なくされているウクライナの人々を保護し、安全を守る援助活動が可能となります。
どうぞ、今すぐご支援ください。

※皆様のご寄付は、ウクライナおよびヨーロッパ地域での救援活動に充当させていただきます。

【2022年7月7日、ウクライナ】マカリブの破壊された女性の家
小児病院等に大規模な攻撃

(2022年5月18日 以下追記)
UNHCRは今回のウクライナ緊急対応において5億1000万米ドルの初期資金を必要としていますが、2022年3月23日時点でその70%が充当されていました。皆様のご支援に厚く御礼申し上げます。

しかし、戦闘の長期化、そして避難を強いられる人々のさらなる増加を受け、2022年4月26日、UNHCRは12億4,700万米ドルの必要予算を新たに発表しました。皆さまからのご寄付は、今後もウクライナおよびウクライナから避難する人々への救援活動のために充当させていただきます。また寄付受付も継続いたします。

<寄付受付期間延長のお知らせ>
2022年2月24日から開始されたウクライナでの軍事行動。爆撃や戦闘は今も続き、現在国外に657万人、国内に354万人が避難を強いられ、緊急支援を必要としています。(2024年6月現在)UNHCRが故郷から避難を余儀なくされているウクライナの人々を保護し、安全を守る援助活動を継続するため、寄付受付期間を延長いたします。(2024年8月23日更新)

寄付金の使いみち

皆さまからのご寄付は、ウクライナおよびヨーロッパ地域で避難を余儀なくされている人々の救援活動に充当させていただきます。

1. ウクライナ国内での支援活動
・UNHCRは避難民の保護、シェルターおよび主要な救援物資の提供、現金支援に焦点を当てた支援を行います。
・UNHCRは1994年からウクライナで活動しており、国内6カ所に事務所を構え、3カ所に人道的物資を保管する倉庫を設置しています。

2. 近隣諸国での支援活動
UNHCRはウクライナやポーランド、ハンガリー、ルーマニア、モルドバなどの近隣諸国の当局、その他のパートナー団体と協力して支援を拡大し、毛布や寝袋など、避難を強いられる人々が必要とする支援を届け、逃れて来た難民が性的搾取や人身売買に遭わないよう、リスクを的確に把握し、国境地域などでモニタリングを続けるのみならず、ライフラインを守るための現金給付、子ども・女性の保護などを実施しています。

UNHCRのウクライナ 緊急支援はこちらをご覧ください。

(2022年5月18日 以下追記)
UNHCRは今回のウクライナ緊急対応において5億1000万米ドルの初期資金を必要としていますが、2022年3月23日時点でその70%が充当されていました。皆様のご支援に厚く御礼申し上げます。

しかし、戦闘の長期化、そして避難を強いられる人々のさらなる増加を受け、2022年4月26日、UNHCRは12億4,700万米ドルの必要予算を新たに発表しました。皆さまからのご寄付は、今後もウクライナおよびウクライナから避難する人々への救援活動のために充当させていただきます。また寄付受付も継続いたします。

”#ウクライナ緊急支援”

活動情報

更新日:2024/08/23

活動報告(2024年8月23日更新)

2022年以降、UNHCRはパートナー団体と協力し、戦争から逃れてきた人々や国内外で避難生活を送る人々を援助するため、急速に活動を拡大してきました。2023年、UNHCRはウクライナ国内で260万人以上に援助を提供しています。
2023年にウクライナでUNHCRが実施した活動の要約は以下の通りです。

保護活動
保護へのアクセスが支援された人数:約88万人
児童保護サービスを受けた子ども:約48万人
児童保護および子どもの権利に関する研修を受けた参加者:約1万人
性別に基づく暴力(GBV)の防止活動に参加した人数:約48万人

生計および社会経済的包摂
生計支援や社会経済的包摂サービスを受けた人数:約21万人
現金援助を受けた人数:約56万人

保健
精神保健および心理社会的支援を受けた人数:約18万人
保健医療サービスへのアクセスが支援された人数:約64万人
難民および受入国住民に医療サービスを提供するよう訓練された人数:約2万人

教育
正規の教育課程に入学した子ども:約30万人
非正規の教育プログラムに参加した子ども:約87万人

基本ニーズ
基本的な支援を受けた人々:約87万人

UNHCRは今後も可能な限り現地に残り、救援活動を続行していきます。どうぞこれからも、UNHCRの支援活動にご協力ください。

難民・国内避難民に防寒支援を:ウクライナからのレポート

活動報告(2023年12月26日更新)

2023年11月下旬、ウクライナは激しい吹雪に見舞われ、南部のミコライフスカ州とオデスカ州が最も大きな被害を受けています。ウクライナ当局の報告によると、少なくとも10人が死亡、子どもを含む20人以上が負傷。オデスカでは救助隊が2,500人近くを避難させ、16州の2,000以上の村、町、都市が停電しました。

越冬支援:ウクライナ政府と連携し、より広範なウクライナ冬対策計画に貢献するため、UNHCRの冬対策は、2023年9月1日から2024年2月29日の間に、脆弱(ぜいじゃく)な立場にある避難民や戦争被災者90万人を対象としています。2023年9月1日以降、UNHCRは2023-2024年の冬対策計画に沿って、以下の支援を行いました。

・ウクライナの46万3,627人に対し、冬のエネルギー需要を現金で支援しました。
・目標41万6,000人のうち、7万6,484人に必要かつ冬仕様の非食糧品を提供しました。
・4,062人がヒーター、急速保温キット、または家賃を賄うための現金支援を実施しました。
・1万7,895カ所の集合住宅が手入れと維持のための介入の恩恵を受けました。

破壊された建物の修復とダム破壊による影響(2023年8月25日更新)

チェルニヒフスカ州とキエフスカ州では家を完全に失った人々のために、UNHCRは台所、お風呂場、家具、家電製品を備えた仮設住宅を提供し始めました。
また、この仮設住宅は、被災した家族の社会的基盤のある自分の土地または近隣の区画に建てられるので、被災した家族は尊厳を持って暮らすことができます。

カホフカ・ダムの破壊から1カ月以上が経過しました。ダムの崩壊によりコミュニティーは破壊され、損壊した住宅や重要なインフラの再建が直近の課題となっています。

2023年7月17日までに、ダムの崩壊により53人が死亡、130人以上が負傷し、2,750人以上が避難していますが、その中には309人の子どもと80人の移動困難者が含まれています。
被災したコミュニティーに飲料水を供給することが、依然として大きな課題となっています。

これまでにUNHCRはカルィーニウカ市、ビロゼールカ市、Tyahinka市、およびケルソン市で、パートナーのProliskaを通じて水を入れるジェリー缶、マットレス、ベッドのリネン、毛布を含む非食糧物資と400個の緊急避難キットを7万2,708人に提供しました。また、被災州で2,223人がUNHCRから現金支援を受けました。

【2023年6月9日ウクライナ ケルソン】2023年6月6日にカホフカ・ダムが破壊された後、数万人が大規模な洪水の影響を受けている(C)UNHCR/Octavian Mohorea

UNHCRは今後も可能な限り現地に残り、救援活動を続行していきます。どうぞこれからも、UNHCRの支援活動にご協力ください。

【ウクライナ:UNHCRウクライナ・ウジホロド事務所の石原朋子法務官からのメッセージ】

UNHCRはウクライナ周辺国のみならず、ウクライナ国内でも救援活動を拡大しています(2023年1月10日更新)

【2022年3月10日、ルーマニアにて】ウクライナから到着した難民の家族を出迎え、保護するUNHCR職員

UNHCRは今までも支援活動を実施していたウクライナ東部はもちろんのこと、状況が悪化しているウクライナ中央部、西部、南部へも救援活動を拡大、また、ウクライナからの難民が押し寄せる周辺国でも救援活動を実施し、避難を強いられる人々の保護、支援物資の配布などを行っています。

近隣諸国での主な救援活動

○ポーランド
・2022年3月に現金給付プログラムが開始されて以来、約26万5千人が現金給付を受けており、そのうちの94%が女性と子どもたちです。
・UNHCRのポーランド向けヘルプページには約250万件のアクセスがあり、2022年7月下旬には4カ国語で対応する新しいカウンセリング・ヘルプラインが開設され、開設以来約6,000件の問い合わせがありました。

【2022年3月6日、ポーランドにて】国境を越えて逃れ、国境近くの受付センターに保護されたウクライナ人の母子

○モルドバ
・2022年3月に現金給付プログラムが開始されて以来、すでに72,000人以上が生体認証を受け、プリペイドカードによる現金給付を受けています。
・これまでに、2,000人以上の難民が、国境通過地点やパランカのバスターミナルなどの主要な通過地点で、心理社会的カウンセリングや心理的応急処置の援助を受けました。

○ハンガリー
・国境を越える地点や全国の一時保護施設では、24,000人(その大半は女性と子ども)が法的情報、カウンセリング、心理社会的カウンセリングなどの保護支援を受けています。
・新たに到着した難民にせっけんや歯ブラシなどの必要な洗面用具を入れた6,500個以上の衛生キットを配布し、新たな難民に直ちに対応できるように毛布などの事前備蓄を維持しています。

○ルーマニア
・約15,000人が基本的な生活を送るための現金給付を受けており、そのうち約90%が女性や子どもたちです。

○スロバキア
・2022年5月に現金給付プログラムが開始され、3万人以上の難民が現金給付を受けています。
・UNHCRのスロバキア向けヘルプページには159,000件のアクセスがあり、4つの言語で情報にアクセスできるようになっています。

ウクライナ国内での主な救援活動

【2022年3月18日、ウクライナ北東部にて】国内避難民へ、緊急援助物資・食料・医薬品などを配布

・約71万7千人に、食料、救援物資、防寒着、避難所用品などの必要物資を提供
・27,000個以上の緊急シェルター用キットを、家屋に被害を受けた人々に提供。
・52万5千人に基本的な生活を支えるための現金給付を実施
・495,000人以上の人々に保護、アドバイスを提供

UNHCRは今後も可能な限り現地に残り、救援活動を続行していきます。どうぞこれからも、UNHCRの支援活動にご協力ください。

※当募金ページに記載の内容については、プロジェクトオーナーが責任を負っており、LINEヤフー株式会社が責任を負うものではありません。詳しくは免責事項をご覧ください。
※本ページの「プロジェクト概要」「活動情報」「寄付金の使いみち」に掲載のリンクは、外部サイトに移動します。

寄付総額
70,882,952
目標金額
100,000,000
達成率70%
残り日数
あと 99
2025/02/28 18:00 まで
寄付人数
81,331

※寄付をするには Yahoo! JAPAN IDの取得(無料)が必要です。

  • Vポイント
    Vポイントを使って1ポイントから寄付できます。
Yahoo!ウォレット
クレジットカードで100円から寄付できます。

プロジェクトオーナー

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特定非営利活動法人国連UNHCR協会

国連UNHCR協会は、国連の難民支援機関であるUNHCRユーエヌエイチシーアール(国連難民高等弁務官事務所)の活動を支える日本の公式支援窓口です。

UNHCRは、世界中で家を追われた難民・国内避難民への水や食糧・毛布などの物資の配布や、難民キャンプなど避難場所の提供、保護者を失った子どもの保護や心のケアなど、最前線で難民支援に尽力しています。1991年から10年間、緒方貞子さんが国連難民高等弁務官を務めました。

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