寄付受付開始日:2019/11/15
更新日:2022/08/25
難民の約50%は18歳未満の子どもであり*、その中で保護者を失ったり離ればなれとなっている子どもが少なくないことをご存じでしょうか。
本来保護者と地域で守られるべき子どもがたった一人になる。そこには多くの危険が潜んでいます。暴力や虐待、児童労働、教育の欠如、早婚など、あらゆる搾取と危険にさらされます。難民の子どもの中には、学校に通わず弟妹を育てていたり、路上で働いたり、まだ10代前半で結婚を強いられることも多くみられ、深刻な問題となっています。
(*UNHCR GLOBAL TRENDS 2021より)
保護者を失い、年下のきょうだいを懸命に育てている子どもたち。家事に追われ学校に通えないまま、早婚を強制される少女たち。栄養失調で弱り、痛々しい姿の乳幼児。まだ幼い彼らが背負わされている苦しみを、UNHCRは決して見過ごすことはできません。
難民の子どもたちの命と安全を守るため、UNHCRは以下のような援助活動を実施しています。
○ 子どもたちの保護
紛争や迫害から逃れて来た子どもたちが人身売買や性暴力の危機にさらされないよう、いち早く保護し、水やシェルターなどの救援物資など、最も必要とされる援助を提供します。
○ 家族の再会
親や家族と離ればなれになってしまった子どもたちを難民登録し、パートナー団体と連携して家族の再会を支援します。親が亡くなっているなどの場合は、里親の紹介などを行います。
○ 心理社会的ケア
子どもたちは暴力や迫害、家族との別離などにより深いトラウマを抱えることがあります。UNHCRはそのような子どもたちに、専門家による心のケアを提供します。
○ 教育
紛争や迫害、児童労働や早婚など、さまざまな理由で教育を諦めざるをえない多くの難民の子どもたちに、学ぶ機会を提供します。
難民の子どもたちの人生はまだまだこれからです。たとえ親を失っても、一度も学校に行ったことがなくても、温かい手が差し伸べられ機会さえ提供されれば、必ず子どもたちはやり直すことができます。そして彼らは必ず、暴力の連鎖と貧困に苦しむ国々の未来を変える大きな力になります。
UNHCRは、難民の子どもたちの命と安全を守ります。どうぞ私たちと一緒に、子どもたちを守ってください。
UNHCRの子ども支援についてはこちらをご覧ください。
皆様からのご寄付は、UNHCR本部(スイス・ジュネーブ)へ送金され、世界各国で実施される難民援助活動に役立てられます。
皆様からお寄せいただいたご支援は、難民が我が家を追われた日から始まる長い避難生活の間、水・食糧の支給から住居、医療そして教育にいたるまで、すべてにわたり彼らを支えます。
参考:国連UNHCR協会・皆様のご寄付でできること
更新日:2022/08/25
「心ばかりですが、役立ててください」
ご寄付にそう一言添えてくださる方が多くいらっしゃいます。
そうした無数の温かい思いが積み重なった結果、大きなかけがえのないご支援につながっています。
遠く離れた難民に思いを寄せてくださった皆様に、心から感謝申し上げます。難民の子どもたちのためにご寄付くださったあなたへ、「ありがとう」の思いを込めて、この活動情報をお届けします。
ベネズエラのマラカイボ出身で、現在はチリのサンティアゴで両親と暮らすルイス・レイエス君(9歳)は、「この寄付は本当によかった。学用品を買う余裕のない僕や他の人たちを助けてくれるからとても役に立つ」と話しています。
2022年の年頭にあたり、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)はサンティアゴ市と連携し、コミューンに住む脆弱(ぜいじゃく)な難民、移民、チリの子どもたちの学校システムへの統合を促進し、彼らが学び、成長する機会を増やすために、学用品や教材が入った110キットを寄贈しました。
Amirul Mumeenの子どもたちは、家族のシェルター内で遊び、笑っています。バングラデシュ、テクナフ、ナヤパラ・キャンプ(キャンプ26とも呼ばれる)。
進行中のロヒンギャの緊急事態は、私たちの時代の最大かつ最も差し迫った危機の1つです。2017年8月下旬、想像を絶する暴力のさなか、数十万人のロヒンギャがミャンマーのラカイン州の家を離れ、バングラデシュに向けて旅を始めました。
推定915,000人のロヒンギャが、バングラデシュのコックスバザール地域の難民キャンプに住んでいます。難民の半分(約55%)は18歳未満の子供です。
2022年5月31日の時点で、UNHCRカクマは7,855人の新たに到着した難民、亡命希望者、および2,606人の新生児を登録し、さらに5,597人が未登録でした。
新たに到着した人のほとんどは、南スーダン、ブルンジ、コンゴ民主共和国、ソマリアから来ました。
2015年以降、イエメンでは430万人以上が家を追われ、世界で4番目に大きな国内避難危機となっています。
約160万人がイエメン全土の2,350を超える避難民受け入れサイトに住んでおり、アルフデイダ、ハッジャ、マリブの行政区域は、受け入れサイトに住む国内避難民の最大の人口を受け入れています。
ルーマニアのブカレスト。ウクライナから逃れてきた子どもたちが通う、学習センターです。
このセンターは、飲料・食品メーカーのペプシコ・ルーマニアが、ウクライナから避難してきた従業員と子どもたちを支援するために開設しました。さまざまな設備があり、私立学校連合と連携して、3歳から17歳の150人ほどの子どもたちに教育サービスを提供し、心のケアも行っています。
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国連UNHCR協会は、国連の難民支援機関であるUNHCRユーエヌエイチシーアール(国連難民高等弁務官事務所)の活動を支える日本の公式支援窓口です。
UNHCRは、世界中で家を追われた難民・国内避難民への水や食糧・毛布などの物資の配布や、難民キャンプなど避難場所の提供、保護者を失った子どもの保護や心のケアなど、最前線で難民支援に尽力しています。1991年から10年間、緒方貞子さんが国連難民高等弁務官を務めました。
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