• ミャンマー・ラカイン州から逃れてきたロヒンギャの人々

  • 概要
  • 活動情報 2017年10月06日 更新

ロヒンギャの人々から叫び声があがっています ミャンマー国境で何が起きているのでしょう?

「私の夫は村で撃たれました」
泥まみれになった脚でキャンプにたどりついたディアラは訴えます。
「村から逃げだして3日間、ぬれた山では滑り落ち、時に身を隠しながら歩き続けました。」
ミャンマーのラカイン州北部で起きた暴力行為により、隣国バングラデシュに逃れるロヒンギャ(ミャンマーのイスラム系少数民族)の人々が急増しています。その数は8月25日から通算27万人*にのぼり、その大半が徒歩でジャングルに隠れながら山や川、海を渡り、飢えや体調を崩し弱り切った身体で国境を越えています。(* 2017年9月8日現在)

隣国バングラディシュに逃れるロヒンギャの人々のため、より多くの避難所が必要です

すでに3万人以上の難民がバングラデシュにあるクトゥパロンやナヤパラ・キャンプに避難しましたが、何百人単位で押し寄せる難民の数にキャンプはすでに限界にきています。

UNHCR報道官ヴィヴィアン・タンは語ります。
「この状況は、私が難民支援に従事してきた15年の中で、最も絶望的で、悲惨なものです。まるで1980年代のベトナムのボートピープルを思わせます。でも、あれからもう30年もたっているのです。いったいなぜ、今こんなことが再び起こっているのでしょうか?」

陸路のみならず海を越えて避難する人々もいます。漁船でのベンガル湾の航海は、5時間もかかることがあります

UNHCRは現地の協力機関とともに、着の身着のままで逃げ出さざるをえなかった人々のため、服や寝るためのマットなどとり急ぎ必要な物資の供給を行っていますが、難民を受け入れる場所も、物資も足りなくなっています。
私たちの住むアジアの一角で、今まさにこの悲劇が起きています。
ロヒンギャの人々を救うためぜひご支援をお願いいたします。

暴力行為から逃れるロヒンギャの人々へ、緊急の支援が必要です

ロヒンギャ危機における状況

私たちの難民援助活動は、日本をはじめ世界中の人々によって支えられています

2016年、国連UNHCR協会にお寄せいただいたご寄付は、総額28億4603万2789円に達しました。そのうち実に87%は、個人の皆さまからのご寄付です。

国連UNHCR協会 活動・会計報告

2017年2月、バングラデシュ仮設居住地の様子。ロヒンギャの人々に飲料水を提供するため、掘り抜き井戸が建設されました

UNHCRは、2017年5月、サイクロン(熱帯低気圧)「モラ」が発生した際も、ロヒンギャ難民とその受入コミュニティーに緊急援助物資を届けるため、バングラデシュ当局、そしてパートナー団体とともに、現地にて活動を行っています。

人々に早急な援助を届けられるよう、これからもどうぞ温かいお力添えをお願いいたします。

国連UNHCR協会では、難民問題解決のための署名活動も行っております。「#WithRefugees #難民とともに」キャンペーンにぜひ参加してください。

寄付金の使いみち

皆様からのご寄付は、UNHCR本部(スイス・ジュネーブ)へ送金され、世界各国で実施される難民援助活動に役立てられます。
皆様からお寄せいただいたご支援は、難民が我が家を追われた日から始まる長い避難生活の間、水・食糧の支給から住居、医療そして教育にいたるまで、すべてにわたり彼らを支えます。

参考:国連UNHCR協会・皆様のご寄付でできること