ロヒンギャ難民危機
緊急募金のお願い(国連UNHCR協会)

寄付受付開始日:2017/09/19

  • 領収書なし
[ロヒンギャ難民危機 緊急募金のお願い(国連UNHCR協会)]の画像
ミャンマー・ラカイン州から逃れてきたロヒンギャの人々

特定非営利活動法人国連UNHCR協会

プロジェクト概要

更新日:2021/03/29

2017年に発生したロヒンギャ難民危機では、何が起こったのか?
2020年新型コロナウイルス感染症、2021年3月火災発生により、状況はより深刻に。

「私の夫は村で撃たれました」泥まみれになった脚でキャンプにたどりついたディアラは訴えます。「村から逃げだして3日間、濡れた山では滑り落ち、時に身を隠しながら歩き続けました」
ミャンマーのラカイン州北部で起きた暴力行為により、隣国バングラデシュに逃れるロヒンギャ(ミャンマーのイスラム系少数民族)の人々が急増しています。その数は2017年8月25日から約67万人*にのぼっています。その大半が徒歩でジャングルに隠れながら山や川、海を渡り、人々は水も食糧もなく、体調を崩し弱り切った身体で国境を越えています。(* 2021年2月現在)

隣国バングラデシュに逃れるロヒンギャの人々のため、より多くの避難所が必要です

2020年、新型コロナウイルス感染症拡大により、過密状態にあるロヒンギャ難民キャンプは、さらなる対応を強いられています。難民キャンプでは、三密を避けることは不可能ですが、UNHCRは治療・隔離施設を建設し、病院に必要な医療機器を備えるなどの対策を行ってきました。

しかしながら、感染者のさらなる増加が予測されており、予断を許さない状況が続いています。当地域は、雨季のモンスーンによる豪雨で洪水が多く発生します。今後も新型コロナウイルス感染症だけでなく、衛生環境の悪化による、ジフテリアなど感染症の発生も懸念されています。

ロヒンギャ難民キャンプでの新型コロナウイルス感染症対策を実施している様子

そのような中、2021年3月22日、バングラデシュのコックスバザールにあるロヒンギャ難民キャンプで大規模な火災が発生。3月23日現在、15人の難民の命が奪われたことが確認され、560人以上が負傷しています。400人以上が行方不明のままで、約4万5,000人が生活の場であったシェルターを失い、厳しい状況での避難を強いられています。

2021年3月22日ロヒンギャ難民キャンプで発生した火災により、倒壊した避難所。

ロヒンギャ危機における状況はこちらでもご覧いただけます。

火災に関する状況はこちら

2021年3月22日 ロヒンギャ難民キャンプ火災 緊急募金のお願い

寄付金の使いみち

皆様からのご寄付は、UNHCR本部(スイス・ジュネーブ)へ送金され、世界各国で実施される難民援助活動に役立てられます。
皆様からお寄せいただいたご支援は、難民が我が家を追われた日から始まる長い避難生活の間、水・食糧の支給から住居、医療そして教育にいたるまで、すべてにわたり彼らを支えます。

参考:国連UNHCR協会・皆様のご寄付でできること

#ロヒンギャ難民支援

活動情報

更新日:2021/03/29

私たちの難民援助活動は、日本をはじめ世界中の人々によって支えられています

ミャンマー国内における暴力行為の発生直後、UNHCRは迅速に救援物資の空輸を開始。
身一つで逃れてきたロヒンギャの難民に必要不可欠な物資などを届けるために、計20回以上の空輸を実施し、下記のような支援を届けました。

・5万世帯以上に家族用テントを配布
・毛布、マットなどの物資を約6万1,000人に配布
・水飲み場や掘り抜き井戸(950基)を作り、清潔な水を提供
・パートナー団体と協力し、約4,700基のトイレを建設
・保護者と離別した子ども1,700人を保護
・168カ所の一時学習センターを設置

援助物資を受け取り笑顔を見せるロヒンギャ難民の子ども

UNHCRは100名以上の職員を動員し、キャンプ内の各家庭を訪問。
それぞれの置かれた状況を把握し、ニーズに寄り添った支援につなげている他、避難してきた人々の半数以上を占める18歳未満の子どもへのサポートを進めるなど、幅広い保護、援助活動を行っています。

保護者と離ればなれになった子どもたちへ聞き取りを行うUNHCR職員

また、2021年3月22日の火災発生を受け、UNHCRはパートナー団体、地元当局などと連携し、シェルターも所持品も失った約4万5,000人へ救援活動を実施。毛布3,000枚、ソーラーランタン1万4,500個、調理器具1万400セット、蚊帳1万1,500枚を配布しました。

必要額が調達額をはるかに上回る状況が続くなか、UNHCRの活動にとって大きな意味を持つのは、皆様からのご支援です。

■国連UNHCR協会 活動・会計報告

人々に早急な援助を届けられるよう、これからもどうぞ温かいお力添えをお願いいたします。

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プロジェクトオーナー

特定非営利活動法人国連UNHCR協会

国連UNHCR協会は、国連の難民支援機関であるUNHCRユーエヌエイチシーアール(国連難民高等弁務官事務所)の活動を支える日本の公式支援窓口です。

UNHCRは、世界中で家を追われた難民・国内避難民への水や食糧・毛布などの物資の配布や、難民キャンプなど避難場所の提供、保護者を失った子どもの保護や心のケアなど、最前線で難民支援に尽力しています。1991年から10年間、緒方貞子さんが国連難民高等弁務官を務めました。

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