寄付受付開始日:2017/07/04
更新日:2019/06/18
第二次世界大戦より長期化しているシリアの紛争は未だ終結の見通しはたたず、今も多くの市民の命が奪われ、人々の避難生活も長期化しています。
難民危機は長期化に伴い国際社会の関心が急速に薄れ、資金が著しく不足することが珍しくありません。現在シリアの危機に対応するための資金は危機的な状況で、UNHCRは常に、活動の削減や中止と隣り合わせです。
UNHCRは、過酷な避難生活を送るシリアの人々が再び安心して暮らせる日まで、助けを必要とする人々のもとへ駆けつけ、食糧や医薬品、安全に暮らせるための避難場所、その他必要とされる支援を届けられるよう、尽力しています。
【UNHCRが実施する援助支援】
1. 避難生活に必要な物資の提供
水、テント、マットレス、毛布、調理器具、ソーラーランタンなどの配布
2. 住居の修復支援
家の修復に必要な資材・道具の提供
3. 弱い立場にある人々の保護
保護者のいない子どもや高齢者、病気や障がいを抱える人へのケア
4. 教育の整備
学校の修復 / 建設、補習授業の実施 など
UNHCRは日々シリアの人々の命と生活再建を支えていますが、未だ戦闘状態にある地域もあり、状況は常に予断を許しません。
UNHCRはいつでも緊急事態に対応できるよう、県境に緊急援助物資を配備し、何か起こった際には即座に緊急対応を開始するため、万全の態勢をとっています。
今現在もシリア紛争の終わりが見えない。
それは、この苦しみの物語も終わらないということです。大切な故郷を破壊され、愛する家族を失い、すべてを奪われながらも立ち上がろうとするシリアの人々のもとへ、ぜひここ日本から力強い支援を届けてください。
シリア危機における状況はこちらからもご覧いただけます。
皆様からのご寄付は、UNHCR本部(スイス・ジュネーブ)へ送金され、世界各国で実施される難民援助活動に役立てられます。
皆様からお寄せいただいたご支援は、難民が我が家を追われた日から始まる長い避難生活の間、水・食糧の支給から住居、医療そして教育にいたるまで、すべてにわたり彼らを支えます。
参考:国連UNHCR協会・皆様のご寄付でできること
更新日:2019/06/18
毎冬、氷点下にもおよぶ日々が続くシリアとその周辺国。
多くの難民や国内避難民が避難生活を送るシリアとその周辺国では、2018-2019年の冬も極寒の日々が続きました。
また、シリアやレバノンでは地域的に豪雨や洪水に見舞われシェルター(仮設住居)に被害がおよぶなど、多くの人が例年以上に厳しい冬の日々を送りました。
UNHCRは、予定していた防寒支援をシリアとその周辺国で避難生活を送る人々に届けるだけでなく、豪雨や洪水などの不測の事態で被害を受けた人たちにも迅速に対応。パートナー団体とともに緊急援助物資やシェルターの支援を行うなど、すぐに必要とされている支援を届けました。
【豪雨と洪水に見舞われたシリア北部で7万5,000人を支援】
トルコのカジアンテップから国境を越えて支援物資を届け、被災した人たちがすぐに必要とする物資を届けました。
【この冬2度嵐が到来し、積雪や豪雨、洪水、強風にさいなまれたレバノン】
4県の4万2,130人に緊急支援物資、3,802人に防水シェルターキット、1万6,000人にシェルターキットを届けました。
【ヨルダンやイラクで避難生活を送る人々への支援】
・ヨルダン:5万3,424世帯に現金給付を実施
キャンプの外で避難生活を送る難民の家族がそれぞれ冬季の生活をつなぐために必要なものを手にできるよう、冬季の現金の給付支援を実施。
・イラク:15万4,950世帯に現金給付と援助物資の支援
イラクで避難生活を送る国内避難民、故郷に帰還した人々、シリア難民に現金の給付支援や冬季の生活に不可欠な物資を届けました。
皆様のご支援があったからこそ、大雪や豪雨などの不測の事態下で、より過酷な避難生活を強いられた人々のニーズにも対応することができました。本当にありがとうございます。
今後とも温かいご支援を、どうぞよろしくお願いいたします。
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国連UNHCR協会は、国連の難民支援機関であるUNHCRユーエヌエイチシーアール(国連難民高等弁務官事務所)の活動を支える日本の公式支援窓口です。
UNHCRは、世界中で家を追われた難民・国内避難民への水や食糧・毛布などの物資の配布や、難民キャンプなど避難場所の提供、保護者を失った子どもの保護や心のケアなど、最前線で難民支援に尽力しています。1991年から10年間、緒方貞子さんが国連難民高等弁務官を務めました。
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